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お正月飾りはいつまで?子供と考える日本の季節行事

お正月は毎年やってきます。「は~…寒い寒い」と重い腰をあげながらお正月の飾りつけをしているパパの姿が今年もあちこちで見られるでしょうね(笑)

ところでパパ達はお正月のことを詳しく知っていますか?

お正月飾りをいつからいつまで飾るか、そもそもお正月飾りとは何を指すのかご存知ですか?なんとなくは知っているけど…と自信のないパパもいるでしょう。私はよくわかりません(笑)

子供に聞かれたときに自信を持って答えられるように今回はお正月飾りについてご紹介します。

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お正月飾りには何がある?

12月に入るとスーパーにはお正月に向けた商品が数多く並べられます。

「これ何につかうの?どこに使うの?」とよくわからないものもあるのでは?

お正月飾りの種類にはいろいろあります。門松、しめ縄、鏡餅、玉飾り、破魔矢、羽子板などがお正月飾りとしてよく目にするものかと思います。

しかし、現代は昔ほど熱心にお正月飾りをする家庭は少なくなってきているように感じます。

そんな現代でも門松、しめ縄、鏡餅はスーパーでたくさん売られているのを見かけませんか?色濃く受け継がれているお正月飾りということでしょうか。

それぞれどのような目的で飾るのかその意味を調べてみました。

1、門松

お正月になると初日の出と共に歳神様(としがみさま=読み方わかりませんよね(笑))が地上へいらっしゃると言われています。

歳神様がいらっしゃることで豊作や幸せをもたらしてくださると考えられています。

その歳神様が道に迷わないように「この家は歳神様を迎える準備がちゃんと整っていますよ」という目印の役割をするのが門松です。門松は玄関の外や門に飾ります。

 

2、しめ縄

しめ縄は神様を祀るのに神聖な場所を示す役割があります。現世を隔てる結界のようなものです。しめ縄は玄関ドアの正面、神棚などに吊るします。

 

3、鏡餅

昔から鏡は三種の神器と言って大切に扱われていきました。

鏡には神様が宿ると言い伝えられていたからです。昔の鏡は現代のものとは違い青銅でできており鏡餅のような形をしていました。

お正月にいらっしゃる歳神様はこの鏡餅に宿ってお正月を過ごされると考えられています。鏡餅は床の間、リビング、トイレ、台所など家のいろいろな場所に置くことができます。

数や大きさに決まりはありません。

しかし、見下ろすような低い場所やテレビの上など騒がしい場所は置かないようにしましょう。神様ですからね、失礼にならないように気をつけたいところです。

 

お正月飾りはいつから飾る?

お正月飾りは一体いつから準備すればよいのでしょう?

ちょっと早いかと感じるかもしれませんが、12月13日を正月事始めと言ってお正月の準備を始めても良い日とされています。

しかし、実際は12月といえばクリスマスという超人気行事がありますから12月13日からお正月準備を始める家庭は少ないでしょう。

多くの家庭ではクリスマスが終わってからお正月の準備を始めているのでは?

中でも12月28日は「八」という漢字が末広がりで縁起が良いとされこの日を選ぶ家庭が多いようです。

 

また、12月29日は「苦」が付くとして避けられ、31日は一夜飾りとなり縁起が悪いとして避けられています。

30日は旧暦で晦日を指し、晦日は月末という意味から31日と同様だと考えられ避けられているようなのでこちらも気を付けたいですね。

いろんな言われがあるのですね。しかし、これほど制限されていると動きにくいですよね。

できる時にできることから始め、お正月までに準備を全て終えておきましょう。

 

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いつまで飾る?

松の内という言葉を聞いたことはありますか?

私は今回調べるまで耳にしたことはありませんでした。松の内とはお正月に歳神様が宿っている期間のことです。

この松の内の期間は門松を飾っておいて「この家には神様が宿っていらっしゃる」というサインを出します。つまり、松の内の期間は歳神様が家にいらっしゃる期間であり、門松を飾っておく期間でもあるのです。

この松の内は全国どこでも同じわけではありません。

地域によってその期間は違います。もともとは全国どこでも元旦から1月15日までを松の内とし、鏡開きは1月20日としていました。

 

松の内は歳神様が宿っている期間なので鏡餅を割ることは松の内が終わってからとされています。

しかし1651年4月20日に徳川家光将軍が亡くなり、毎月20日は月命日とされました。月命日に鏡開きなんてめでたいことはしませんよね?

そこで幕府は1662年に「1月11日を鏡開き、1月7日をお正月の飾り納めとする」という通達を出したのです。

将軍の力でこれまで続いていた伝統の日付まで変えられるなんて驚きですね。江戸にはその通達により松の内は1月7日までとされているのですが、関西方面にはしっかりと伝わらなかったようで松の内を1月15日までとされているそうです。

江戸幕府の通達により地域で日程に違いがあるのですね。

 

・松の内が1月7日の地域

門松、しめ縄は1月7日に下げ、鏡餅は1月11日の鏡開きの時に下げるという家庭が多いようです。

 

・松の内が1月15日の地域

門松、しめ縄は1月15日に下げ、鏡開きは1月20日に行われるそうです。

仏滅だったら?

お正月飾りをする日や鏡開きの日などめでたい日が「仏滅」だったらどうしますか?

めでたいことだし、できれば「大安」にしたいななんて思う人はいませんか?

大丈夫です。仏滅でも関係ないそうです。

大安や仏滅などは六曜といって中国の思想が日本に入ってきたものなので、お正月など日本に古くからある行事とは関係ないそうです。

もし、鏡開きの日が仏滅でも気にせず行っちゃってください。色んな国の思想があると混乱しちゃいますよね。

 

まとめ

お正月飾りについてご理解いただけたでしょうか?

よくわからず毎年お正月を過ごしていたけれど、1年で最初に訪れる季節行事の意味を知ることでお正月に向けた心構えも変わってきませんか?

お年玉のことで頭がいっぱいな子供に今年はお正月の意味について教えてあげてください。インテリなパパに子供やママのパパを見る目も変わるかもしれません(笑)

 

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yazzoo: