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    Categories: しつけ

“子供が物に当たる”将来的なDV・虐待を回避する為に知っておくべき親の対処法

子供は成長するにつれて様々な感情が芽生えてきます。

喜び、悲しみ、そして怒りです。

今回のテーマは「怒り」ですが、あなたのお子さんはどういった怒りの表現をしますか?

泣いて怒る、寝転んで怒る、大声を出して怒るなどその子その子で個性があるかと思いますが、その中でも物に当たって怒る場合にはママもパパも不安が尽きませんよね。

なぜ物に当たってしまうのか?原因や対処法についてまとめてみました。

 

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物に当たる2歳児

我が家にも物に当たる2歳の息子がいます。

何か気に入らないことがあったり、自分の思い通りにならない時には、怒りの表現方法として近くにある物を投げたり蹴飛ばしたりすることがあります。

まだまだ小さいからと捉えることも出来ますが、この怒りの表現方法は決して許せるものではありませんので、その都度厳しく叱っています。

しかし、それでも繰り返すことも多々あります。

正直、もしもこのまま大人になってしまったら?と将来が不安になる気持ちもあります。

なぜ物に当たるのか?効果的な対処法はないのか?親子共々模索中です。

【関連記事】 物を大切にしない子供、大切にする子供の違いと父親の取るべき行動

物に当たる子供の気持ち

物に当たる子供は、怒りのコントロールが出来ていない状態です。

怒りを言葉で上手く表現出来ない、怒りを自分の中で解消する術を身につけていないのです。

ですから、怒りを爆発させる手段として近くにある物に八つ当たりをして表現しています。

子供が物に当たる原因は?

①身近な人が物に当たっている

両親や兄弟など、身近な人のなかで物に当たっている人がいる場合、それが正しい怒り方なのだと間違ったまま思い込んでしまうことがあります。

子供はすべての物事を親の姿から学んでいきます。

物に当たること以外でも親の行動は、子供への影響力がとても強いのです。

 

②反抗期

反抗期を迎えた子供と親との関係は非常に複雑です。

そして、心の成長時期でもある反抗期は、とても繊細かつ感情のコントロールが難しい時期でもあります。

怒りの行き場をなくして物に当たってしまうこともあるでしょう。

 

③親とのコミュニケーション不足

親子とのコミュニケーション不足も、子供が物に当たる原因です。

自分の話をもっと聞いてほしい、スキンシップを取りたいなど欲求が満たされていないことも考えられます。

 

④自分で問題を解決する能力が発達していない

大人でも上手くいかないと人のせいにする人がいます。

これは、子供の頃に上手くいかなかったときに親が手助けをしていた人に多いということです。

上手くいかなかったことに対して変わりにやってくれる人がいる。放っておいても物事が進む。こんな経験をして、自分で試行錯誤する経験を沢山していないと、潜在的に誰かがやってくれる(子供の頃親や周りの人がやってくれていたように)と思っているので、上手くいかないことに苛立ちを覚えて人のせいにしてしまう。責任を擦り付けるような言動をするようになります。

一人っ子や甘やかされて育った子に多いといわれています。

上手く言ったら人のおかげ、上手くいかないのは自分のせい。このように自分に原因があると考えて試行錯誤するようになれば、ほとんどの問題は乗り越えられると思います。こんな子に育ってもらいたいですね。

【関連記事】 物を大切にしない子供、大切にする子供の違いと父親の取るべき行動

 

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物に当たる行為が改善出来ないとどうなる?

物に当たる行為が子供の時期に改善出来ないままでいると、DVや虐待など人を傷つける行為に発展しかねません。

このような行為をしている人の場合、症状が完全になくまるまで改善するにはかなりの時間と覚悟が必要です。

子供の頃にいかに物に当たる行為が間違ったことなのかをしっかりと理解することが大切です。

 

【関連記事】 二十歳で反抗期は困る!反抗期はいつまで?反抗期の年齢や時期は親の接し方次第だ

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子供が物に当たる時の対処法

①なぜ物に当たることがいけないのか理解させる

怒りを感じた時には、自分の心の中で整理をして言葉に出して解決しなくてはいけません。

物に当たると人や自分にケガをさせてしまう可能性もあるためです。

物に当たることはいけないことだと何度でも話し合う必要があります。

 

②子供の気持ちをしっかりと聞いてあげる

子供が物に当たるという状態は、心がモヤモヤしていたり、怒りを感じている時です。

何に対して不満を抱えているのか子供の気持ちにしっかりと耳を傾けてあげましょう。

子供に限らず、人は聞いてもらうことで安心します。イライラして怒っている場合は、自分のことをわかってもらえないから。理解してもらえないことに対してフラストレーションがたまります。シッカリ話を聞いて同意してあげると物に当たるどころか怒りが静まり心を開いて自分の思いをドンドン話してくれるようになります。

理解してあげることを心がけています。

時間がないときはじっくりなんて聞けませんが・・・・。

 

③叱る時は厳しく短く

何をしても物に当たる行為が治らない時には、叱ることも必要です。

子供に対して効果的な叱り方は、「厳しく短時間で」が効果的です。

厳しすぎるかなと感じる程でも構いません、本気で怒っているということを子供に伝えましょう。

子供が理解しているような様子になった際には、しっかりとフォローもしてあげてくださいね。

優しい言葉をかけてあげたり、抱きしめてあげるのも良いですね。

 

最後に

子供であれば、感情のコントロールが出来ずに物に当たるという行為をする時期が必ず訪れます。

しかし、心の未熟な時期だから仕方ないと諦めるのではなく時間をかけて子供と向き合うことが重要です。

なぜ物に当たることがいけないのか、周囲の人が見たらどう思うのか、何度も話し合いを重ねてしっかりと伝えてあげましょう。

いつかは子供の心に響いてくれる日がくるはずですよ!

 

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