お正月料理といえばおせち料理。
私のイメージは、「手間がかかる料理。」です。
正月前には、ママは忙しそうにバタバタ時にイライラしています。お正月におせち料理を作るとなるとママは朝から晩まで調理に追われることとなります。
だからそう思っていました。
でも、調べて作ってみると、手間がかかって敬遠したいものももちろんありますが、パパ&子供チームで十分作れるものもあります。なので、昨年からですが作っています。ママにも好評です。子供が作ったというだけで、感激してくれています。
大掃除や買い物もしなければならないママに代わり、今年はパパが子供と一緒に簡単なおせち料理を作ってみませんか?
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おせちは難しい?
おせち料理を全て手作りするとなると、どんなに器用で手際のよい人でも一日で全部作るのは難しいです。
だったら今年は買おうと考えている人もいるかもしれませんが、おせちを購入するには手間がかからないというメリットの他に2つのデメリットがあります。
1、お金がかかる
「うわっ、たかっ!」とカタログを見て思うかもしれません。
パパはおせちがいくらするかご存知ですか?
価格はピンキリなのですが、3~4人前で1万円~2万円、4~6人前だと1万5千円~3万円くらいの価格帯のものが多いかと思います。百貨店やホテルのおせちには驚くほど高価なものもあります。
買うとなると結構な出費ですね。お年玉の用意なども考えると、ある程度抑えたいところですね。
2、種類や量を調節できない
「栗きんとんは子供が好きだからたくさん欲しい」「昆布巻きはうちの家族は誰も食べないからいらない」など種類や量を調節できません。
美味しい物は争奪戦、不人気な物はいつまで経っても減らないということになりそうですね。よくありがちです。
こんなこともあったり、正月文化を伝えるという意味でも、ママはきっと今年も頑張っておせちを作っているのではないでしょうか?
パパが代わりに子供と作る。とはいっても、おせちを作るのは難しいのでは…と二の足を踏んでしまいそうですよね。
毎日料理をしているママであっても時間がかかってしまうのですから、料理初心者のパパや子供が作るのであれば何日かかるのか…と不安にもなるかもしれません。
「やっぱりおせちは難しいからママに任せよう」と思っているパパ!おせちは難しいものばかりではありません!簡単な物もあるので安心してください。
以下の5つはおせち料理の定番であって簡単に作ることができます。簡単にできるレシピと共にご紹介しましょう。子供と御節作りにトライしてみてください。
お正月料理の定番「おせち」(の一部)を簡単に作る
1、紅白なます
大根と人参を千切りにし、酢と砂糖を混ぜた調味料にあえるだけ。
我が家では隠し味に顆粒本だしを少々入れているそうです。酢と砂糖の分量の調節が難しいかもしれませんが、面倒に思う人は市販品の調味料を使えば簡単です。
ミツカンに「カンタン酢」という既に味がついている酢が発売されているため、味つけに自信のないパパはこれを活用しましょう。
これは千切りさえ上手くいけば問題ないです。小さい子供に包丁を持たせるのは危ないのでパパが切ってください。小学生くらいの子供であっても子供一人に千切りを任せるのはまだ不安が残りますので必ずパパが側でみていてあげましょう。
子供はすぐに他のことに興味が移りがちですからね。「左手は猫の手!猫の手!!」と何度か叫びました(笑)
子供と一緒に包丁を持つ場合はゆっくりと慎重に切りましょう。簡単に出来るのですが、残念ながら酢が苦手なうちの子には「うえ~!」と不評でした(笑)
ただ、この一緒に作るという作業は、子供は大喜び。イベントごととして一緒に楽しめるはずです。
2、田作り
ごまめというカタクチイワシの幼魚を乾燥させたものをタレにからめたものが田作りです。
- ごまめをフライパンにのせて乾煎り(油をひかず炒めること)します。
- ごまめを曲げるとポキッと折れるまで煎ります。
- 一度お皿に乗せて、フライパンをキッチンペーパーでさっとふき取ります。
- 砂糖、醤油、みりん(割合としては1:1:1ですが、ご家庭によって好み味付けにしてください)を混ぜて味見し好みのタレをつくります。
- フライパンに合わせた調味料入れて火をつけます。
- 調味料がとろりと煮詰まってきたら煎ったごまめを戻して調味料とからめて出来上がりです。
パパ用に唐辛子を振ってピリ辛にするのも良いですね。
お酒が進みそうです。子供にはピーナッツを加えるとおやつ感覚で食べることができます。
3、栗きんとん
さつまいも、栗の瓶に入った甘露煮、砂糖だけで出来ます。
- さつまいもをひびが入るまで湯がいて潰し、
- 栗の甘露煮の汁を入れて混ぜます。
- 味見をして甘さが足りないと感じた場合は砂糖を少しずつ加えてください。
- 栗の甘露煮を3~4個飾り用に取って置き、残りをさつまいもと和えます。
- お皿に盛りつけて出来上がりです。
おせち料理の中なら子供には人気ナンバーワンの料理でしょう。
たくさん作って取り合いにならないように準備しておきましょう。
作っているそばから「もうちょっと味見させて!」と子供からせがまれますので大目に作っておくことをお勧めします。
我が家でも、栗きんとんはすいーつ的な感覚なのか子供にも人気ですぐになくなります。減りますじゃなくてなくなります(笑)なので、多めに作ることと、腹いっぱい食べるものではないと事前に教えておきましょう。
4、ぶりの照り焼き
- ぶりの切り身を焼く前に網に乗せて熱湯をさっとかけます。こうすることで生臭さを取ることができるそうです。
- キッチンペーパーで水気をふき取りフライパンで両面焼きます。
- 醤油、酒、みりん、砂糖(1:1:1:1その家庭の好みにより味付けを変更する)を混ぜて味を見てフライパンで煮立たせます。
- ぶりを戻して1~2分からめて出来上がりです。
照り焼きも好きですが、個人的には塩焼きも好きです。
塩焼きなら魚焼きグリルにぶりを乗せて塩を振って焼けば出来るのでより簡単です。
こんなシンプルなぶりもいいかもしれませんね。
5、たたきごぼう
- ゴボウはたわしでよく洗い、3~5センチに切ります。
- ゴボウの太さによっては縦半分または縦4等分にします。
- ビニール袋に入れて綿棒で軽く叩いたら、軽く水洗いし水気を切ります。
- 耐熱容器に醤油、みりん、酢、砂糖(2:1:1:1)を混ぜ合わせ味見します。
- そこにゴボウを入れてふんわりとラップをかけて火が通るまでレンジで加熱します。
- 全体に白いすりごまを振って和えたら出来上がりです。
うちの子は酢が苦手なので酢を入れずに作ってみましたが、美味しく出来ました。
しかし、出来上がってすぐに食べたら味の染みこみがイマイチに感じたので、味を染みこませるには数時間置いた方が良いかもしれません。
まとめ
いかがですか?
思っていたより簡単に作れそうだと感じませんか?
「おせち料理づくり」漠然と考えると、とても作ることが出来ない未知の物。そんなイメージのおせち料理も、一つ一つの作り方を見てみると、自炊したことがあるパパにとっては何てことないものですね。ここでは5つの簡単料理をご紹介しましたが、定番なので子供にとっても”やった感”はあります。
今年のおせちは家族で協力して作ってみてはいかがでしょうか。簡単とはいえ子供と料理するのは気も使うし疲れますよね。「は~終わった。」と作るだけ作って、後片付けはママに任せるなんてことをしないように。
キッチンがぐちゃぐちゃに散乱していたら「もう作らないで!」とキッチン出入り禁止になってしまうかもしれません。ここがままが一番嫌うところなので(笑)
後片付けまでが料理なので子供と一緒に最後までやり遂げましょう。一年の初め(年末に用意ですが)に、ママに感謝の気持ちと、御節作りで節約できる時間をプレゼントしてあげてみてください。
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