毎日一生懸命ご飯を作っても「あれ嫌い」「これまずい」といってご飯を残す子供にイライラしているママ。ホント困りますね。せっかく時間をかけて作ったにもかかわらず一口も食べてくれない。家ならまだしも、よそに招かれても好き嫌いをしているようだと悪い印象をもたれることも・・・。
好き嫌いは、多くの食材を食べないことでの健康面での不安も出てきますが、他の人から見た印象も悪くなります。早く直したいものです。親御さんのちょっとした工夫でお子さんの好き嫌いが解消できるアイディアをご紹介します。
子供の好き嫌いをなくし、家族団欒の楽しい食卓を作っていき子供の心を食事でも満たして行きたいものですね。
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好き嫌いが多い人はこんな印象を持たれている
子供だけでなく大人も好き嫌いが多い人はいます。パパはどうでしょうか?「たかが食事の好き嫌い」と思うようなことでも、この食事一つで、こういった行動はすべてに当てはまると「その人物」を判断されてしまいます。好き嫌いをしている人がどんな印象をもたれているのかをみてみましょう。
好き嫌いの多い人はこのような印象を持たれているそうです。
- 子供っぽい
- 親に甘やかされて育った
- 我が儘
- 人に対する好き嫌いも多い
- 性格に癖があって面倒くさい
全く良いイメージはないですね。子供が好き嫌いが多くて悩んでいるパパやママは、子供を通じて親にも責任があると周囲の人に捉えられているようですね。確かに、子供がお友達のお宅でご飯をご馳走になったとして、嫌いなものが多くてほとんど食べなかったら印象悪いかもしれません。子供だからしょうがないと思われる反面「○○君のお父さんお母さんは何も言わないんだ。」と思われることでしょう。そして子供がそのまま成長して、上記のような印象を持たれてしまう…なんとかしてあげたいですね!
子供の箸が進む!魔法の一言
「これを食べたら特別にお菓子をあげよう。」「これを食べないとアイスはないよ!」などといったアメとムチを使ってなんとか毎日子供にご飯を食べさせようと奮闘しているママは多いです。もちろん我が家もそうですよ。一口でも多く食べてほしくてあの手この手で仕掛けてはいるのですが、なかなか難しいです。しかし、これではママも疲れてピリピリしますし、子供もママのピリピリオーラを感じてしまい、食事を楽しめないでしょう。そんな家庭に救いの一言、魔法の言葉を4つご紹介しましょう。
1、「味見してみる?」
子供は嫌いな食べ物でも「味見」と言われると「ちょっと食べてみようかな」という気持ちになります。
よくスーパーの試食コーナーで試食して「美味しい!買って!」と言うから買ったにもかかわらず、家で作ったら全然食べないなんてことありませんか?
あれはあの「食卓でない特別な空間で少量味見している」から美味しいのでしょう。だから、作っている時に味見という形で少しずつ食べさせてはどうでしょうか。
「味見」「試食」「テイスティング」「スペシャルなんとか」とか、特別感を出しつつ、好奇心を持つような演出を試してみる。などどうでしょうか。
特に味がどうしてもいやだというものでなく、食わず嫌いのものなどは、好奇心を刺激することで解消するケースは多いようです。
2、「今日は自分の分を自分でよそってみる?」
自分の食べたい物を食べたい分だけ好きなように盛り付けできることは子供にとっても嬉しいことだと言えます。親が取り分けた物を食べるより、食べる意欲が沸くはずです。
3、「どうしたらもっと美味しくなると思う?」
子供に正直に聞いてみましょう。すると「お野菜にマヨネーズをかける」とか「おかずとご飯を別々のお皿にのせる」とか意見を言ってくれることがあります。不思議なことに、子供の言った通りにするだけで全く手をつけなかった物を食べてくれるようになることもあるのです。
4、「○○(いつ)までご飯食べられないけど、もうご馳走様する?」
ほとんど食べていないのに「もうお腹いっぱい」と言う子供は少なくないですね。
そのような時は「食べなさい!」と頭ごなしに言っても効果は薄いでしょう。次に食べられるタイミングはいつなのかきちんと伝えて念押ししてみてください。
小さな子供はまだ時間の概念がわからないので「公園から帰ってくるまで」「お兄ちゃんが幼稚園から帰ってくるまで」と子供が理解しやすい言葉を使うと良いでしょう。
不規則に食べ物を与えたりせず、食事やおやつのタイミングは親が決めたほうが良いです。次に食べられるのはいつなのかきちんと伝え、それまでは食べられないと約束することを心掛けてみてください。
可愛い子供に「お腹すいた~。パパ~お菓子食べたい~お願い!」なんて言われてもグッと堪えましょう!全ては子供のためなのです!
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食事の環境が大事なこんな理由
- テレビや音楽はついていない?
- 玩具は散乱していない?
- テーブルの高さと椅子の高さは合っている?
- ママやパパはイライラしていない?
子供は好奇心の塊です。一番興味のあるものに目が行くとそっちに集中してしまいますから、食事時は気を散らさない工夫が必要。
ご飯の時間に子供がふざけて、なかなかご飯が進まなくてイライラするパパやママは多いでしょう。
でも、イライラして「早く食べなさい」「残さず食べなさい」ばっかり言われれば子供でなくとも食事の時間自体が苦痛にもなってしまいます。
そうならないためにも、テレビ、音楽、玩具などに気を取られないようあらかじめ、目の前からなくしておく。最初は嫌がるかもしれませんが、すぐに慣れるものです。食事の時間は食事する環境が整っているかがとても大切なのです。
それでも好き嫌いが激しい子はもしかしてスーパーテイスターの持ち主?
スーパーテイスターなんて聞き慣れない言葉ですよね。でもなんだか特殊能力みたいでカッコイイ感じがしませんか。私だったら、同じ「好き嫌いが多い人」でも「スーパーテイスター」とか言われちゃったら嫌な気がしません。単純ですかね(笑)
人間は食べ物を食べた時、その食べ物に含まれる化学物質の一部を舌にある味蕾(みらい)という器官で感知しているらしいのです。味蕾は舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官であり、人間の舌には約一万個の味蕾があると言われています。味蕾の数が通常より多く、味を強く感じるため、食べ物の好き嫌いが激しい傾向にあるのがスーパーテイスターらしいのです。スーパーテイスターは普通の人よりも3倍強く味覚を感じると言われているようです。
食べてみなきゃもったいない
子供の頃は苦手だった食べ物も、大人になってから食べてみたら「あれ?美味しい」と感じれるようになっていることも。大人になると味覚も変わってきます。いつまでも「嫌いだから」と過ごしていると自分の味覚の変化に気づくことができなくて、なんだか損をしているように思いませんか?匂い、味、見た目など嫌いな食べ物の理由はさまざまでしょうが、思い切ってエイッと食べてみることも大事なのです。
まとめ
ちょっと時間を遡ってもらって、ママと付き合いたての頃を思い出してもらうと、パパのために一生懸命作ってくれたママの手料理、絶対残さないですよね(笑)
少々苦手なものだったとしても。嫌いなものと言っても絶対食べれないくらいのものはそれほど多くなく、それを食べる意味付けというか目的というか。それがはっきりしていれば、食べるモチベーションになるはずですよね。
子供も一緒です。「●●を食べると、こんなすごい△△△になるんだよ」という、親の一言でも変わる可能性もあります。子供にいつも気を留めて、つぶさに観察して、どうするのがこの子にいいのか?そんな心遣いで何とか乗り切ってみましょう。
それと、好き嫌いが多いことの大人になってからのデメリットもその子に合った説明で進めてみてください。小さい子供のようでも、しっかりと伝えると理解できることは多いものです。
パパが少し無理してでも食べようと思ったくらいのモチベーションと関連付けられれば、嫌いなものも食べれるはずです。パパが食べていたように(笑)
嫌いな物でも今日は食べられるかもしれないと思い切って食べてみたらそれほど嫌いな味ではない物もあるかもしれないです。
子供は集中力もないし、嫌いな物が出ると食事に飽きてしまう可能性があるけれど、味見として少し食べさせてみたり、自分で食べたい分だけよそわせてみたり、少しずつ子供が食べてくれるよう声掛けしていく事で突破口がみつかるかもしれません。
もちろん食事の前はテレビを消して玩具を片付けて環境づくりをして談笑しながら食事を楽しみましょう。
それでも好き嫌いが多い子は、普通の人より味覚を強く感じてしまう体質なのかもしれません。
「味が濃い」や「苦味が強い」など料理の感想があるかもしれませんから聞いてみて味のアレンジで解決するレベルかもしれませんし。
好き嫌いが多い大人はあまり良い印象を持たれません。
苦手なものを克服する、頂くものに感謝、嫌いな部分に目を向けるのではなく、良い部分(栄養価、体にとってどれだけいいものなのか?)に目を向ける習慣づけ、好き嫌いをなくすための工夫は子供の将来、人生においての生き方にも関わってくる大切な教育です。
苦手なものからは逃げて向き合わない姿勢を肯定しないようにしましょう。子供のうちに好き嫌いを克服できるのが望ましいですね。
すぐに好き嫌いを無くすことはできないと思いますが、長い目でみてあげて、少しずつ食べる機会を与えてみてはどうでしょうか。
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