子供が甘えることは大切なことですし、自分に甘えてくれると嬉しくもありますよね。精神的に余裕がある時であればですが(笑)しかし、甘えてばかりくると、「子供が我が儘に育ってしまうのでは…」と不安になりませんか?
子供の甘えは親への愛情確認なので、甘えに応えてあげることがとても大切なのです。
愛情不足な子供にしてしまう方が将来心配になります。子供が愛情確認をする時や愛情不足だと感じる時にはサインを出します。そのサインとは…?
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愛情確認のサイン
子供は親の反応をとても気にしています。「パパ(ママ)は私(僕)のことを見ていてくれているかな?」「パパ(ママ)は私(僕)のことを大切に思ってくれているかな?」そのような不安や寂しさが甘えという名の愛情確認をさせるのです。愛情確認の5つのサインをご紹介します。
1、「パパ見て!」「こっちに来て!」
これは褒めてもらいたい合図です。子供は褒めてもらうことが大好きです。上手に絵を描けたと感じたら「見て!見て!」と興奮しながらやって来ます。「ふ~ん」「(スマホを見ながら)すごいね~。」と言葉だけ発しているような冷たい対応をしていませんか?
2、「~して!」
これは相手をしてほしい合図です。「お馬さんして!」「肩車して!」と体力が必要なこともありますが、肩車できる時期なんて今だけだと思い頑張りましょう。何十年後には子供に「車出してくれ~。」と頼む立場になるかもしれませんから、今頑張らないと(笑)
3、「これなに?」「なんで?」
子供は好奇心旺盛で知りたいことがたくさんあります。しかし、知らない大人に聞くようなことはしません。大好きなパパだから聞くのです。子供の興味に応えてあげましょう。
4、「パパの好きな○○だよ!」
「あ!パパの好きなやつだ~!」と人目もはばからず大きな声で言われて恥ずかしい思いをしたことはありませんか?これは、パパの笑顔が見たい、パパの「好き」を共感したいという意味があるそうです。
5、叩く、駄々をこねる、我が儘を言う
自分を受け入れてもらいたいという甘えのサインです。
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愛情をかけて子供の甘えに応えよう
愛情とは無条件で愛することです。
しかし、子供に愛情をかける=子供を甘やかすことではありません。
子供の欲しいものを全て与える、または子供の言いなりになることは愛情をかけているとは言えません。
時には叱ったり気丈な態度で接することも必要でしょう。子供の良い部分だけでなく、悪い部分も受け止めてあげることが愛情をかけるということです。
悪い部分を受け入れるといっても、何でも許してあげてはいけません。反対に子供が我が儘にならないように厳しく躾すぎることもいけません。
バランスがとても大切なのです。大人はいつでも子供の都合よく動いてくれるわけではありません。
子供に「これをしてほしい!」と言われても、無理な時は「今はできないから、少し待ってね。」と伝える必要があります。
子供の甘えに「あとでね」「今度ね」「今は無理」とずっと応えないままにしてしまうと子供は愛情不足だと感じてしまうかもしれません。
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愛情不足だと感じる子供が取る行動
1、我が儘、悪さ、イタズラ
パパやママを困らせることで自分の存在を示す、またはパパやママの注意を引こうとしています。
2、爪噛み、指しゃぶり
ストレスや不安の表れです。
3、表情が出なくなった
深刻な愛情不足だと考えられます。個性として昔から表情があまり表に出ないという子供もいます。そうではなく、以前は笑顔も出ていたのに、最近ほとんど笑わなくなった子供は要注意です。
4、甘えの対象を変える
本当はパパやママに甘えたいのに甘えさせてもらえないと感じると、パパやママの代わりに他の大人に甘えるようになります。甘えを受け入れてもらうことで自分が受け入れてもらえていると確認したいのでしょう。
5、おねしょや夜泣き
今までしなかったのにおねしょや夜泣きをするようになったのであれば、寂しさを感じているのかもしれません。叱るのではなく、優しく抱きしめてあげましょう。パパやママの愛情を感じられれば安心し、おねしょや夜泣きが治まることもあります。
6、黒い絵を描く
たくさん色があるのに黒い色ばかり使った絵を描く場合は、不安な気持ちやストレスの表れかもしれません。
7、自尊心がない
自分に自信が持てず、自分が価値のある人間だと思えなくなります。
8、全て自分でしようとする
パパやママに甘えを受け入れてもらえないと、どのように甘えれば良いのか分からなくなり、甘えること自体苦手となってしまいます。自分で全てできることであれば良いのでしょう。しかし将来子供が社会人になった時に、仕事で他人に頼み事ができず自分がいっぱいいっぱいになってしまう可能性もあります。
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子供の甘えにはこう応えよう!
1、愛情をきちんと言葉にする
「言わなくても分かるだろう」ではだめです。言わないと伝わりません。「大好きだよ」「大切だよ」「生まれてきてくれてありがとう」など愛情をしっかり伝えてあげましょう。これは子供だけでなくママにも当てはまることですよ(笑)自分はパパに愛されていると実感することができます。
2、褒める
「おっ!ピーマン食べれたじゃないか!すごいな!」「上手に絵を描けているぞ!」「「ありがとう」がすぐ言えて偉いな!」など子供の言動をたくさん褒めてあげましょう。パパが褒めてくれることで子供は自信を持てるようになります。
3、スキンシップ
抱っこやハグといったスキンシップはとても大切です。パパのぬくもりを感じることができ安心感を与えます。子供が大きくなればなるほど「抱っこしてほしい」とは言わないでしょう。しかし、言わないだけで本当は抱っこしてほしいのです。特に兄弟がいる上の子は弟や妹が見ていると思うと恥ずかしくて「抱っこして」とは言えません。「パパが久しぶりに抱っこしたいと思ったから、抱っこさせてくれ!」と言ってたくさん抱っこしてあげましょう。
またママに甘えている…たまにはパパにも甘えてくれ!
甘えん坊の子供はパパやママへの依存が強いです。特にママに対する依存が強く出ます。
ママから離れるたびに大泣きする子供は多いのではないでしょうか。パパの抱っこでギャーギャー泣いている子供がママに代わった瞬間ピタっと泣き止むという経験はありませんか?
「何が違うのだろう。」「あれだけ泣いていたのにどうして?」とパパもママに多少なりとも嫉妬してしまいますよね。子供はママの傍にいるのが一番安心するのです。ママから離れると大泣きするのは恐怖心や不安が原因だと考えられます。
パパが怖いというわけではないのですが、ママとパパを比べるとママのほうが安心できるのでしょうね。「子供に嫌われているかも…。」としょんぼりしないでくださいね(笑)
子供が甘えん坊でママにべったりだと「幼稚園や保育園に預けることができるのか。」と心配になりますよね。
大丈夫です。もう少し成長してパパやママ以外の人も安全だと分かれば自然とパパやママの傍から離れることができます。ただ、すぐにパパやママがいない環境に馴染める子供と時間がかかる子供がいます。
甘えん坊の子供は何をするにも慎重になってしまうタイプの子供が多いので時間がかかると言えるでしょう。子供の甘えに応えながら焦らずに見守っていくことが大切です。
まとめ
子供が甘えん坊だと「このまま甘えさせて良いのか?」と不安になることもあるでしょう。
子供がパパやママに甘えることは愛情確認のサインだと言えます。愛情確認のサインには「見て!こっちに来て!」、「○○して!」、「これなに?なんで?」、「パパの好きな○○だ!」、我が儘を言ったり駄々をこねるなどの言動があらわれます。子供の甘えには愛情を持って応える必要があります。時には子供を叱ることもあるでしょうし子供の要望に応えられないこともあります。
それで良いのです。
大人は子供の都合のいい存在ではないと教えてあげなければなりません。子供の甘えに応えないままでいると、子供は愛情不足だと感じてしまうかもしれません。愛情不足が原因で我が儘を言う、悪さやイタズラをする、爪噛みや指しゃぶり、表情がでない、甘えの対象を変える、おねしょや夜泣きをする、黒い絵を描く、自尊心がない、全て自分でしようとするという行動があらわれます。子供に日頃から愛情を言葉にして伝える、子供をたくさん褒める、スキンシップを行うことを心掛けましょう。子供はパパの愛情を感じることで安心感や自信を持つことができます。そうして少しずつ甘えん坊を卒業していくのです。
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