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子どもの前での夫婦喧嘩

「子どもの前では喧嘩しない」と決めていても、疲れているときの一言から、つい言い合いになってしまう。子育て中の夫婦には、よくあることです。

あとから「子どもに悪い影響が出たらどうしよう」と心配になるパパやママも多いのではないでしょうか。

この記事では、子どもの前での夫婦喧嘩について、次の3つをまとめます。

  • 子どもに見せないほうがいい喧嘩の特徴
  • やってしまったあとの、子どもへのフォロー
  • 喧嘩を長引かせないための「聞き方」と仲直りのコツ

結論:大事なのは「喧嘩のあと」

夫婦が意見をぶつけ合うこと自体は、めずらしいことではありません。気をつけたいのは、子どもを不安なままにしておくことです。

  • 子どもの前では、相手を罵る・怒鳴り合う喧嘩を避ける
  • してしまったら、子どもに「あなたのせいじゃない」と伝えて、パパとママがそろって謝る
  • 仲直りしたところを子どもに見せる

この3つを押さえておけば、喧嘩のあとの家の空気をずっと立て直しやすくなります。

子どもに見せないほうがいい3つの喧嘩

1. 相手を罵る・怒鳴り合う

大きな声や怖い表情は、見ている人を緊張させます。他人の喧嘩でも落ち着かないものです。大好きなパパとママが言い争う姿は、子どもにとってとても怖いものです。

2. いつも同じほうが言い負かされる

勝ち負けがいつも一方的だと、子どもは「パパ(ママ)がかわいそう」と感じたり、どちらかの味方をしなければと思ったりします。

3. 子どものことが原因になっている

しつけや成績、友だち関係など、子どものことが原因の喧嘩は、子どもが「自分のせいでパパとママが喧嘩している」と受け取りやすくなります。子どもの前では話題にせず、子どもが寝たあとなどに話し合うのがおすすめです。

泣かずに黙って見ている子は、とくに気にかけて

小さな子どもは、夫婦喧嘩を見ると泣いてしまうことがよくあります。喧嘩が続くと、泣かずにじっと見ているようになる子もいます。

「慣れたんだろう」と思いがちですが、平気なふりをして気持ちをしまい込んでいることもあります。そういう子ほど、あとでしっかり声をかけてあげましょう。

赤ちゃんも、言葉はわからなくても、家の中の空気の変化は感じ取ります。「赤ちゃんだから大丈夫」と考えず、抱っこしたり、やさしく話しかけたりしてあげてください。

子どもの様子でいつもと違うところが続いて気になるときは、ひとりで抱え込まず、かかりつけの医師や自治体の子育て相談に相談してみましょう。

やってしまったあとの3つのフォロー

1. 子どもに当たらない

イライラしていると、つい弱い立場の人にきつく当たってしまいがちです。喧嘩の勢いのまま子どもを叱らないように気をつけましょう。気持ちが落ち着かないときは、少し外の空気を吸いに出るなど、ひと息つく時間をとるのも一つの方法です。

パパの体験から
うちのママはよく機嫌が悪いとピリピリオーラを出すんです。子供もビクビクしていて、これダメだな~と思っているんですよ。本人も分かっているらしいんですけど、どうしようもないみたいで突然「ちょっと出てくる!」って言い残して数時間家出されたこともありますよ(笑)帰ってきたらケロっとしていましたがね。リセットタイムも必要かもですね。

2. パパとママがそろって謝る

「パパとママが喧嘩して怖かったね。ごめんね。あなたが悪いんじゃないよ」と、子どもに伝えましょう。どちらか一方ではなく、ふたりそろって謝ると、子どもは「もう大丈夫なんだ」と安心できます。抱きしめてあげるのもいいですね。

3. 子どもの気持ちを聞く

「どう思った?」「怖かった?」と、子どもの気持ちを聞いてあげましょう。話したことをそのまま受け止めてもらえると、子どもは安心します。ふだんから、言いたいことを言いやすい関係をつくっておくことも大切です。

子どもにとって「学び」になる喧嘩もある

意見がぶつかったときに、相手の話を聞き、歩み寄って解決する。その姿は、子どもにとって「困ったときは話し合えばいいんだ」と学ぶ機会にもなります。

項目 見せないほうがいい喧嘩 学びになる話し合い
話し方 怒鳴る・罵る 落ち着いて意見を伝える
目的 相手を言い負かす 問題を解決する
終わり方 何日も口をきかない 仲直りしたところを見せる

「何のために話しているのか」を意識すると、感情のぶつけ合いになりにくくなります。たとえば「〇〇はやめて」だけで終わらせず、「朝の準備をラクにしたいから、こうしてほしい」のように、目的を添えて伝えてみましょう。

喧嘩を長引かせない「聞き方」のコツ

仲直りの近道は、まず相手の話を最後まで聞くことです。人は「わかってもらえた」と感じると、気持ちが落ち着いてきます。

まず「ごめん」と言う

どちらが悪いかは、いったん置いておきます。「感情的になってごめん」と先に言うと、相手も本音を話しやすくなります。

反論せずに、最後まで聞く

言い返したくなっても、ひと呼吸おいて飲み込みます。「うん」「なるほど」「確かにそうだね」と相づちを打ち、真剣に聞いていることを伝えましょう。

話を引き出す3つの言葉

不満を出し切ってもらうには、次の言葉が役立ちます。

  • 「たとえば?」
  • 「他には?」
  • 「具体的に言うと?」

文句の奥にある「本当はこうしてほしい」が見えてくれば、パパにもできることがはっきりします。

沈黙を怖がらない・意見は許可をとってから

相手が言葉に詰まっても、先回りして話をまとめないようにしましょう。自分の意見を言いたいときは、「〇〇について、ひとこと言ってもいいかな?」と一言断ってから話すと、ぶつかりにくくなります。

パパの体験から
私は仕事上コーチングというスキルをよく使います。
でも慣れるまでは、「ググッと」こらえるのがしんどいこともあるのも事実。仕事だと冷静に使っている私でも、家のことだと正直ママや子供にもイライラすることもありますが(汗

仲直りしやすくする夫婦のルール

喧嘩をしても「寝る前におやすみを言う」「朝は『いってらっしゃい』『いってきます』を言う」など、ふたりで決めたルールがあると、仲直りのきっかけになります。ルールは、ママの意見を聞きながら一緒に決めると続きやすくなります。

言葉にしにくいときは、ちょっとしたお菓子や短い手紙を添えて「いつもありがとう」と伝えるのも一つの方法です。

仲直りした家族

まとめ

  • 子どもの前では、罵り合い・一方的な言い負かし・子どもが原因の喧嘩を避ける
  • 泣かずに黙って見ている子や、赤ちゃんにも、喧嘩のあとにしっかり声をかける
  • してしまったら、子どもに当たらず、ふたりそろって謝り、子どもの気持ちを聞く
  • 仲直りの近道は「ごめん」と「最後まで聞く」こと

喧嘩をしない夫婦はいません。大切なのは、喧嘩のあとに家族が安心できる形に戻すことです。できるところから一つずつ試してみてください。

この記事を書いた人:やっさん

元K-1ファイターで、東京・杉並でキックボクシングジムを運営しています。スポーツトレーナーの妻が遠征で家を空けることが多く、「逆ワンオペ」で3人の子どもを育ててきたパパです。

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