夫婦喧嘩!子供の前でしてしまった場合に子供の心を守るこんなフォロー

夫婦喧嘩!子供の前でしてしまった場合に子供の心を守るこんなフォロー

 

fight11 夫婦喧嘩!子供の前でしてしまった場合に子供の心を守るこんなフォロー
夫婦喧嘩を子供の前でしたときの影響は・・・

以前のブログでこのような記事を載せています。「夫婦喧嘩が子供に与える良い影響、悪い影響!喧嘩の仕方で変わる子供の脳」(http://子育てパパ.com/communication/fight-for-kids)今回はその続編と言ったところです。夫婦喧嘩は犬も食わぬと言いますが、きっかけは良く考えたら些細なことなんですよね。

でも引くに引けなくなって、いつの間にか大喧嘩に…。

いや、そもそもママが喧嘩腰の口調で突っかかってくるから。俺は怒らせるようなことを言ったつもりはないんだけどな~。育児を手伝えば「そうじゃない」と小言を言われ、休日にちょっと起きる時間が遅くなっただけで「あなたはゆっくり寝ていられて良いわね~」なんて嫌味を言われ…その気持ちよく分かります。あなただけじゃないですよ。うちもですよ。子育て中のパパあるあるです。「じゃあどうしたらいいんだよ!」「こっちだって昼寝せず毎日働いて疲れてんだよ!」なんて売り言葉に買い言葉で、夫婦喧嘩に発展してしまうことってありますよね。パパとママだけの喧嘩なら別に良いのですが、子供の前だと子供への影響が心配になります。今日は、子供の前での夫婦喧嘩が子供に与える影響を紹介しますが、コレを読んだら子供の前で夫婦喧嘩できなくなると思います。
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 こんな夫婦喧嘩をしていませんか?子供に見せちゃダメ!3つのNG夫婦喧嘩

1、ヒステリックにお互いを罵り合う

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子供の前では夫婦喧嘩は避けたいものですね。

言い争いや怒鳴り合う様子を見ることは人を緊張させ恐怖感を与えます。他人の喧嘩ですらそう感じるのですから、大好きなパパとママが醜く罵り合う子供への影響力は尋常ではないです。パパやママの大きな声、荒げた口調、怖い表情を覚え、心理的に抑圧された状態がトラウマとなりPTSD(心的外傷後ストレス)を引き起こす可能性があります。

 

2、いつも勝ち負けが一方的

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いつもママが勝ち。言い負かされる

「パパ(ママ)が可哀想!」と子供が思うこともありますし、「いつも言われっぱなしで情けない。」と思われることもあります。将来子供が大きくなったら、こんな風に思われてしまうのでしょうか(涙)。パパの面子が…

 

3、子供に関することが原因

 

夫婦喧嘩の原因が小さいことならまだ良いでしょう。エアコンの温度設定の違いとかパパが洗濯機に靴下を丸めたまま入れてしまったこととか(笑)。そうではなくて、子供の躾、成績、友人関係などが原因だとすると、大切な我が子のことですから、パパもママも引っ込みがつかなくなりますよね。でも子供は「自分が原因」だと感じてしまい、「自己肯定感=自分は大切な存在なのだと思える心の状態」が育たなくなってしまいます。

 

子供への危険な影響

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心を閉ざした子供にならないように配慮が必要

両親の喧嘩をいつも見て育った子供の場合、自分の感情をコントロールできないことがあります。いつ喧嘩するか分からない状況は子供を不安定にします。不安定な子供はちょっとしたことでキレやすい、他人を傷つける、勉強に手がつかないという傾向にあるようです。また、心を閉ざしてしまう、アダルトチルドレンになってしまう可能性があります。暴力的な喧嘩を見て育った子供は他人の感情を読み取る能力が乏しく、激しい口論をする喧嘩を見て育った子供は他人の感情を読みすぎてしまう傾向があると言われています。「感情を読み取れるなら良い影響じゃん」と思ってませんか?

親に仲良くなってもらいたいと、人の顔色ばかり伺うようなオドオドした子になってしまうんですよ。子供は普通にしているようで「今日は大丈夫だろうか」と気が気ではないのです。

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 こんな反応は要注意!

子供は普通夫婦喧嘩を見たら泣いてしまいます。夫婦喧嘩が日常化してくると、子供は泣かずに黙って見ている状態になります。「もう慣れたんだろう」と安易に思わないでください。平気なふりをして我慢する子供はかえって不安を心の奥底に抱え込んでしまうのです。そういう子供にこそしっかりとフォローすることが大切なのです。一番良いのは子供の前で夫婦喧嘩をするのではなく、子供のいない時間、子供が寝た後など時間を選んですることです。みせないのが一番ですが、実際は時間は選べないですよね(笑)

 やってしまった!子供をフォローする3つの注意点

子供が遊びに行っている時に夫婦喧嘩になったが、喧嘩の途中で子供が帰ってきた!ダメだと分かっているがなかなか止められない!などというケースもあるでしょう。子供の前では普通に接しているつもりでも「わざとらしい」とばれてしまうこともあります。やってしまったらもうしょうがないじゃないですか。大切なのはその後です。

1、子供に当たらない

人はイライラしたり余裕がなくなると、そのはけ口を自分よりも弱い立場の人に持って行ってしまいがち。パパの職場にもそういう人いませんか?上司に言われて部下に当たる人。見苦しいですよね~(笑)

当たられたこっちはたまったものじゃありません。うちのママはよく機嫌が悪いとピリピリオーラを出すんです。子供もビクビクしていて、これダメだな~と思っているんですよ。本人も分かっているらしいんですけど、どうしようもないみたいで突然「ちょっと出てくる!」って言い残して数時間家出されたこともありますよ(笑)帰ってきたらケロっとしていましたがね。リセットタイムも必要かもですね。

 

2、謝る

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子供が悪いんじゃないよと必ず謝るようにしましょう

ちゃんと子供の前で謝って仲直りすることが大切ですね。パパとママが仲直りしたら子供は安心します。自分から謝ると負けたみたいな感じになるでしょうが、「負けるが勝ち」とも言いますし、ママからも「子供の前で夫婦喧嘩をして子供を不安にさせてしまったこと」に対して謝罪してもらえば、どちらか一方的に勝つということもありません。「パパとママが喧嘩して怖かったね。ごめんね。」と優しく慰めてあげましょう。

 

3、子供の気持ちを確かめる

子供がいつでも言いたいことが言えるような関係を常日頃から心がけましょう。夫婦喧嘩の後はパパママ共に子供に謝り、子供の気持ちを聞きましょう。本音を全部話して聞いてもらえて、それを全部受け止めてもらえた子供には夫婦喧嘩の悪影響などありません。逆に良い影響になって、自分が喧嘩した時や友達同士の喧嘩の時に役立つでしょう。

 

まとめ

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結果的にハッピーになるケンカなら子供の成長に役立つ

夫婦喧嘩は子供の前では行わないほうが良いことは明らかです。ヒステリックに罵り合う、勝ち負けがいつも一方的、子供が原因の喧嘩は極力避けましょう。小さな子供は緊張や不安からPTSDを引き起こしてしまう可能性があるからです。

自分が原因だと勘違いして自分なんていらない人間だと思い込んでしまっては大変です。他にも心を閉ざすアダルトチルドレン、他人の感情に鈍感、人の顔色を伺う気を遣いすぎる子とさまざまな影響を与えると考えられています。

夫婦喧嘩が日常化し、泣かずにじっと夫婦喧嘩の様子を見ている子供は要注意です。不安を心の奥底に抱え込んでいる可能性があります。しっかりフォローしていきましょう。

しかし、気をつけてはいたものの子供の前で夫婦喧嘩をしてしまうこともあります。そのような時も喧嘩の後が大切なのです。間違っても子どもに八つ当たりすることのないように!夫婦揃って子供に謝罪し、子供の気持ちを聞いてあげましょう。

夫婦喧嘩は悪いもののように思えますが、「喧嘩するほど仲が良い」とも言います。喧嘩の後のフォローができていれば、子供に良い影響を与えることもあるのです。夫婦は時には意見が衝突するものです。夫婦喧嘩から学べることは多く、一見悪いと思える出来事にも必ず良い面もあるということを学ぶことができます。パパが悪い、ママが悪いのではなく、パパママ双方にそれぞれの言い分や考えがあるのです。その気持ちをしっかり出し合い歩み寄ることで問題解決へと向かっていくのです。そのようなパパとママの姿を見た子供は、きっと自分自身が友達と喧嘩をしてしまった時にも問題解決方法として役立てることができるのではないでしょうか。そのためにはパパもママも冷静に相手の言い分を聞いてあげましょうね。

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