勉強を自分から進んでやる。そんな姿が理想です。
しかし、現実は・・・・・。
自発的に勉強できる子っていますよね。うちの子もこうならいいのにな~なんて思ってしまいます。
まだ子供の年齢が幼いと実感が湧きませんが、自分が子供の頃はよく親に「勉強しなさい!」と言われていました。中間テストや学期末テストが近いと勉強しなきゃという思うのですがなかなかやる気が起こらないんですよね。
超一流の学校に行く為の勉強でもなければ、学校のテストなんかも、勉強をやるかやらないかだけの違いだけではないか?と思っています。
子供の勉強とやる気の関係についてまとめてみました。
子供のやる気を引き出す方法にはどのようなものがあるのか紹介していきます。
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勉強する環境を整えよ!
やる気がない…という子には勉強する環境が整っていないと考えられます。
机に向かってもスマホが気になる、読みかけの漫画がある、弟や妹の声がうるさいなど勉強できる環境ではないのかもしれません。
以下の点に気を付けて環境を整えてみましょう。
1、勉強場所を選ぶ!
勉強がはかどる環境は人それぞれです。
- 図書館など静かな場所がいいと感じる子、
- リビングなど家族の会話を聞きながらの方が集中できる子、
- カフェなど他人の出入りが多い場所が良いと感じる子、
- 自分の部屋が落ち着いて勉強できると感じる子
など様々です。
子供がいつもやる気がないと感じるのであれば勉強場所を変えてみてはいかがでしょうか。
2、音対策を忘れずに!
図書館や学習室など静かな場所なら良いのですが、自宅のリビングやカフェなど他の人の出入りがある場所では周りの音が気になってしまうかもしれません。
子供は集中しているつもりでも、周りの声って思った以上に耳に残ります。
そんな時に限って自分の好きなアイドルの話題や見たい映画の話題など興味のあることを話している声が耳に入ってくるものです。
目の前にある勉強より周りの話声のほうに集中してしまい、やる気がなくなってしまったなんてこともあるかもしれません。
そんな時はイヤホンや耳栓を活用しましょう。イヤホンで好きな音楽を聞きながら勉強しても良いですが、好きな音楽を口ずさんでしまい勉強に集中できないようではいけませんよ(笑)
3、自室での勉強は誘惑物の引っ越しを!
図書館やカフェなど勉強するためにわざわざ外に行くなんて面倒ですよね。
出掛ける準備時間や移動時間を考えたら自分の部屋で勉強するほうが時間を有効に活用できますしね。しかし子供部屋には誘惑がたくさんあります。
すぐ横になれるベッド、好きな漫画に雑誌、スマホにタブレット、ゲーム、お菓子などなど。まずはそれらの誘惑物を全て部屋から出しましょう。
さすがにベッドを出すことはできませんから、そこは「寝ないぞ!」という強い心を持ってもらいましょう(笑)
4、ご飯後すぐの勉強は避ける!
ご飯を食べた後など満腹の状態で勉強するのは危険です。
必ずといってよいほど睡魔に襲われますから。私も高校時代はよくやってしまいました。
昼食後の古文や世界史の授業が私の子守唄と言っても過言ではないです(笑)
5、室温は低めに設定!
誰でもそうですが温かいと眠くなります。目を覚ますためにも室温は低めに設定しましょう。脳が働きやすい最適な温度は23度だそうです。やや低めに感じますが、衣服で調整してこの温度を保つと脳が冴えます。
勉強のしかたや考え方を変える
1、まずは机に向かう
やる気がなくてもまずは机に向かいましょう。
最初は10分間だけでも良いです。簡単な問題から始めても良いです。どのレベルのことをするかではなく、まずは机に向かうという事を習慣化させることが、長期的な「学習に向かう姿勢」を作る基礎になります。
やる気は勉強する前から起こるものではなく、勉強が楽しいと感じるようになって来たら起こるもの。
勉強が楽しいと感じるには、成功体験をたくさんすることです。
- 簡単な問題が解けた、
- 以前解けなかった問題が解けるようになった、
- テストで目標点数を取ることができた、
- 目標の高校や大学が合格圏内の判定をもらえた
など、小さな成功体験を積み重ねることで大きな目標を現実にすることができます。
まずはやってみることです。
2、目標を掲げる
机に向かう習慣がついてきたら目標を設定しましょう。
しかし「今日は1時間勉強する」と時間を目標にしてしまうと、ダラダラやっても時間は過ぎるので目標達成してしまいますよね。
それでは意味がありません。「今日は一時間勉強する」ではなく「今日は問題集10ページやる!」と勉強量を目標としてあげると良いでしょう。
また、毎日の目標だけでなく「次の模試ではB判定を目指す!」「○○高校合格!」など将来の具体的な目標を掲げるとやる気を上げることができます。
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3、軽い運動でリフレッシュ
眠い、考えが行き詰るなどどうしてもやる気が起きない時ってありますよね。
そういう時は体を動かしましょう。ストレッチ、筋トレ、ジョギング、縄跳びなど5分程度でも良いので軽く体を動かすことで頭が冴えてくるでしょう。
4、解らない所を特定する
間違えた問題の何がわかっていないのかが解らないなんてことも子供にはあるあるです。
考えても解らないとイライラして勉強が嫌になってしまいます。
パパやママが解る問題であれば解き方をみてあげて子供の解らない所を特定してあげましょう。
これはとても大切で、解らないことが解った時に子供は勉強の楽しさや面白さを感じることができます。
勉強が楽しいと感じると子供のやる気はどんどん上がります。
そしてそれは子供の自信へと繋がります。
5、教科書や参考書だけが勉強ツールではない
勉強はなにも教科書や参考書だけがツールではありません。
現代は便利な世の中で、スマホ、パソコン、タブレットを用いて有名講師の授業を聞くことができたり、分かりやすい勉強アプリがあります。
さらに大河ドラマや歴史漫画などで日本史を勉強できます。
洋画は英語のリスニングの勉強になります。教科書や参考書だけでなくこのようなツールを用いてみてはいかがでしょうか?
まとめ
親から「勉強しなさい」と言われて素直に聞く子供は数少ないでしょう。
うるさく言われると子供は反動で勉強しなくなることもありますし、難しいですね。勉強する環境を変えると子供の勉強に対する向き合い方も変わってくるかもしれません。
学校や自室だけが勉強する場所ではありません。
子供によってはリビングで家族の声を聞きながら勉強するほうが良いという場合もあります。
また、現代はスマホアプリなどさまざまな勉強ツールがあります。
子供に合う環境や勉強ツールを上手く活用して子供のやる気を引き出してあげたいですね。
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