「ただいま~」
…ん?そのままおやつを食べていないか?…ん?おやつを食べてベタベタな手であちこち触っていないか?…ん?トイレから出ても手を洗っていないのか?
外から元気よく帰ってきたものの洗面台で手を洗う様子がない。そんなことはよくありました。
最近ではなくなりましたが、なかなか手を洗おうとしない、うっかり忘れている子供にはどのように接するべきなのでしょうか。
手洗いの大切さを再確認させ「子供に手洗いをさせることができる頼りになるパパ」になるためには、どの様に習慣化させられるのか?がポイントですね。その辺をまとめてみました。
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なぜ手洗いは必要?子供の「なんで?」への説明を整理してみましょう
「外から帰ったら手洗いうがい」ですよね。子供の頃小学校に手の洗い方ポスターなどが壁に貼られていませんでしたか?
手洗いうがいは幼い頃から推奨されている社会の取り組みと言えます。
ではなぜ手洗いをするのでしょうか?こどもは、「なんで?」と知りたがりますが、子供に分かる説明をしないと納得しません(汗)その時の答えがまとまっているでしょうか?
汚いものを触っていなければ手を洗う必要はないのでは?パパだって「手を洗うの面倒だな~。」と思ったことありますよね?指先だけチョチョッと洗っておしまいにする時もありますよね。
冬の寒い時期なんて手を洗いたくないですよね。うんうん。その気持ちはわかります。そしてママに「ちゃんと手洗った?」って聞かれちゃうんですよね~。
子供を持つとママの視線が次第に厳しくなっていきますから手洗いの重要性を再確認して子供に教えられるようにしておきましょう。
手洗いは何のためにするのでしょうか?当たり前だと思うかもしれませんが、考えられる理由を3つ上げておきます。
1、汚れを落とすため
食べ物、飲み物、土、動物、植物、クレヨンやペンなど子供はさまざまなもので手を汚します。汚れた手を綺麗にしないと汚れが他の物に付いてしまいます。
2、細菌やウイルスを落とすため
目には見えなくても空気中にはたくさんの細菌やウイルスが漂っています。汚れが付いていないように見えても手にはたくさんの細菌やウイルスが付いています。学校の教室で誰かが風邪を引いていてくしゃみをしたらそのウイルスは数メートル飛び散ると言われています。
満員電車の中でインフルエンザにかかった人が咳をしたらそのウイルスが浮遊した空気を吸うことになります。
手を洗うのもうがいもそういう目には見えない菌を洗い流すために必要なことです。
3、気分をスッキリさせるため
手がベタベタする、動物を触った、トイレ掃除を素手で行ったなどそのままでは気持ち悪い、または手を洗った方が良いかなという思いをしたことはありませんか?
石鹸でしっかり洗うことで気持ちがスッキリして安心して次の行動をとれるようになります。
手を洗うべきタイミングは? 手洗いを促すタイミングは?
手洗いは大切ですが手を洗いすぎてしまっては困りものです。
頻繁に入念に手洗いをすると常在菌まで洗い流してしまって逆に風邪を引きやすくなってしまうということも考えられます。
また、手を洗いすぎると必要な皮脂が洗い流されてしまいガサガサな手となり手荒れに悩まされてしまうかもしれません。
洗いすぎには注意が必要ですが以下の時には必ず手を洗うようにしましょう。
1、帰宅時
外でついた菌を家の中へ持ち込まないためにも手洗いをしましょう。電車や学校など人混みにはいろいろな菌があります。
風邪を引いている人、強い感染力がある病気の人、汚れている人などさまざまです。そういう人と知らぬうちに接触している可能性がありますので手洗いをして感染しないよう予防しましょう。
体調不良の原因は外から持ち込むのものがほとんど。この帰宅したらスグの手洗いうがいが重要になってきます。
私は、風邪を引きません。20数年くらいまともに風邪を引いてないかもしれません。その前に引いたときでも寝込むようなことは無いですね。
仕事上体調を崩せないので、自分のコンディションはかなり気にしています。といっても、やっていることはそれほど特別なことではなく、いつも同じペースでの生活。概ね同じくらいの時間に起きて寝てトレーニングをして・・・。といった感じです。忙しくないわけではなくむしろ他の人にしたらハードかも。睡眠時間も短いし、体力も使っています。でも、同じペースだからいいのかも。
そして、子供の頃から、家に帰ったらスグの手洗いうがいをやることが癖になっています。これが結構効いていると思っています。
2、トイレから出た後
一見綺麗なトイレでもどんな人が使用したかはわかりません。前に使用した人がノロウイルスである可能性もあるのです。
トイレのドアノブやレバーにウイルスが付いている可能性もあるのでトイレから出た後は必ず手を洗いましょう。
3、咳やくしゃみを手で押さえた後
咳やくしゃみをする際のエチケットとして口元を押さえることがあります。
周囲に菌が飛び散らないためですが、口元を押さえた後手を洗わず誰かに触れてしまっては口元を押さえた意味がありません。
4、食事の前
食事の前には手を洗いましょうというのはよく聞く言葉ではないでしょうか。
食事に菌が付いてしまうと口から体の中に入ってしまうからです。ご飯だけでなくおやつの時も手を洗いましょう。
5、調理前
これはパパとママが該当するかもしれません。調理の前には必ず手を洗いましょう。
「調理は火を使うから手を洗わなくても大丈夫だろう」と思っていませんか?菌の中には加熱調理してもなかなか消滅しないものもあります。
まずは食品に菌をつけないよう気をつけなければなりません。
6、掃除の後
掃除の後は埃や塵が体中についています。子供に「玄関の掃除をお願い」とお手伝いを頼んだ時には掃除の後に手を洗うよう伝えましょう。
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子供に手洗いをさせるための4つの方法
子供が手を洗わないと「ちゃんと洗いなさい!」「そんな汚い手のままでいるならおやつは食べちゃダメだ!」などと言ってしまうことはありませんか?
子供を叱っても一時的に手を洗うかもしれませんが翌日にはまた元通りになってしまいます。子供が手を洗いたくなるようにさせるためにはどうしたら良いのでしょうか。
1、理由を教える
子供の年齢に応じた説明をしてあげましょう。2~3歳の子供に「菌が…ウイルスが…」と言っても通じるわけがありません。
「あ!○○くんの手にバイキンマンがいっぱいついている!わわわ!どんどん増えてる!今洗わないとお口の中にも入っちゃいそうだよ!」など簡単に説明しましょう。
逆に小学校高学年になっても手洗いを嫌がっていたら「菌やウイルスは爪、指の間、手首にまで潜んでいるんだよ。菌を放っておいたら病気になるぞ。菌やウイルスの種類や人の体質によっていつ病気になるか変わってくるんだ。だから病気にならないために今から予防することが大切なんだ。もうすぐ遠足だろう?病気になって遠足に行けなくなったら悔しくないか?今手を洗って予防しよう!」と手洗いをしないとどうなるか詳しく説明してみましょう。
2、ハンドソープを子供仕様に
好きなキャラクターのシールを貼る、子供が好きな匂いのハンドソープを選ぶ、手拭きタオルは子供が好きなキャラクターの物にするなど子供が手洗いが楽しくなる環境づくりをしましょう。
3、パパと一緒に楽しく
子供は大人の真似をしたがります。「こんなことできるか?」と言ってシャボン玉を作ったり石鹸をたくさん泡立ててみたり子供の興味を引きましょう。
水遊びも泡遊びも子供は大好きですのできっとパパの真似をするでしょう。
4、子供の意見を尊重してあげる
2~3歳の時期は何でも自分でやりたがります。パパに抱っこしてもらって手を洗うことは嫌がっても自分でなら手を洗うかもしれません。
踏み台を用意する、子供でも洗いやすいよう泡ハンドソープにする、子供が手の届く位置にタオルを用意するなど子供だけで手洗いできるよう準備しておきましょう。
しかし年齢が幼いのでしっかりと洗うことはできません。口出ししたくなるでしょうがまずはグッと堪えましょう。
自分でできたという自信を持たせてあげると次回からも進んで手を洗いに行ってくれるでしょう。洗い残しは「パパにチェックさせてね」とチェックできるようであれば良いですが、それすら嫌がったらおしぼりでふき取るなどしましょう。
それでも嫌がるなら…
何をしても嫌がる、一時的に手洗いしてくれたがまた嫌がるように…と一筋縄ではいかないのが子育てです。
また、ピクニックなど手を洗う場所が近くにない場合もあるでしょう。
そのような時は除菌ジェルやお手拭きで対処しましょう。除菌ジェルには小型タイプの物もありますので一つ持っていると助かるのではないでしょうか。
しかし、皮膚が弱くて除菌ジェルを使うと手が荒れてしまう子もいますので注意が必要です。
まとめ
子供は外で元気に遊んでほしい、しかし手洗いはしっかりしてほしい。そんな思いを抱いているパパやママは少なくないはずです。
細菌やウイルスは外だけでなく家の中にも漂っているのですが、できるだけ子供が病気にならないよう予防してあげたいですよね。
パパの声掛けと工夫が子供に手洗いをさせる一番の近道です。パパも子供と一緒にしっかり手洗いをして風邪知らずの毎日を送りましょう。
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