赤ちゃんの人見知りの原因と解消するこんな対策

赤ちゃんの人見知りの原因と解消するこんな対策

crying-baby2-600x400 赤ちゃんの人見知りの原因と解消するこんな対策

赤ちゃんが生まれて数か月経った頃に始まる現象の一つに人見知りがあります。

パパなのに我が子を抱っこしたら号泣される…正直へこみます。ママが抱っこしていたらニコニコなのにパパが抱っこした瞬間にこの世の終わりかのように泣かれます。ホントがっかりします(涙

「何が違うんだ?ママ特有の匂いがあるのか?」とママのパーカーを着てみたものの結果は同じでした。なぜでしょうか?

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人見知りの原因

人見知りは脳と心の成長の証しだそうです。

赤ちゃんは生後6か月頃になるといつもお世話をしてくれる人を認識できるようになります。

パパが専属的にお世話をしている家庭ではパパにべったりになりますが、正直そのような家庭は少数派でしょう。

ママが赤ちゃんのお世話をしている家庭が多いため赤ちゃんはママを「安心できる存在」だと認識します。そのためママ以外の人へは微笑まない、怖がる、泣くなどの反応を示すようになります。

「パパなのに~」とへこむパパの気持ちもわかりますが、仕事で帰りが遅いとどうしても赤ちゃんと接する機会が少なくなってしまいがちです。

赤ちゃんにとってパパは「ママ以外の人」となってしまうのでしょう。また、赤ちゃんの人見知りは他人に近づきたいという好奇心と他人を怖いと感じる気持ちの葛藤からくるものだと考えられています。

つまり好奇心旺盛だが怖がりである性格の赤ちゃんは人見知りが強く出てしまう可能性があります。逆にそうではない赤ちゃんはそれほど人見知りをしないかもしれません。

その性格が将来的に社交的や慎重というその子個人の性格に繋がっていくのかもしれません。「人見知りだからこの子は人付き合いが苦手だ」というわけではありません。

時間をかけて少しずつ人との関わりに慣れていくことで付き合い方を知っていきます。また兄弟が多い、大家族、自営業など人の出入りが多い環境で育つ赤ちゃんは人見知りの程度も軽いかもしれません。

このように赤ちゃんの人見知りは赤ちゃんの性格や育つ環境により程度や期間が変わります。

 

人見知りはいつからいつまで?

人見知りの期間や程度には個人差があります。一般的に6か月から1歳頃まで続くケースが多いそうです。

しかし5か月頃から始まる子もいれば1歳過ぎてから始まる子もいます。8か月頃に一度治まったものの2歳頃から再び人見知りが始まったというケースもあります。

先ほども少し述べましたが、人見知りは赤ちゃんの性格にも大きく関係していて、性格が内気で恥ずかしがりな場合人見知りの期間も長くなるそうです。小学校に入ってもママの側を離れたがらない子供っていますよね。

人見知りは解消できる?パパができる5つの対策

人見知りは一日や二日で解消できるものではありません。赤ちゃんの性格を見ながら少しずつ他人に慣れさせる必要があります。パパは以下の点に気を付けて接してみてください。

1、笑顔と優しい声を忘れずに!

赤ちゃんに近づいても号泣されてしまうと困ってしまいますよね。パパのへこむ気持ちもわかります。

しかし、困った顔やへこんだ顔をすると余計に赤ちゃんにパパの緊張が伝わってしまいます。不安や緊張が赤ちゃんに伝わらないように笑顔と優しい声を心掛けましょう。

 

2、ママと仲良く

赤ちゃんにとってママの存在は大きいです。全てと言っても過言ではないかもしれません。

ママがパパといてイライラする喧嘩ばかりしているようでは赤ちゃんはパパのことを「大切なママを困らせる敵」だと認識してしまうかもしれません。

ママがパパと仲良くしていると赤ちゃんは「パパも安心できる人」だと認識してくれるでしょう。

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3、スキンシップ

赤ちゃんに近づいても泣かれてしまうと、しばらく赤ちゃんに近づかないようにしようと考えるパパがたくさんいます。

それは逆効果です。時間はかかるかもしれませんが、赤ちゃんとのスキンシップの時間をたくさんとって、パパは安全なんだと覚えさせましょう。

 

4、赤ちゃんとの距離感

スキンシップは大切ですが、人見知り中の赤ちゃんにグイグイ近づいてはいけません。

大人でもいますよね~グイグイ来る人…赤ちゃんだって同じです。人見知りが強い赤ちゃんには少し距離をおいて接するようにすると良いでしょう。最初はママを介して接すると良いのではないでしょうか。

人見知り中の赤ちゃんはじっと目を見つめると泣いてしまうことがありますので、人形など赤ちゃんのお気に入りの玩具を使って目を合わさないようにしてみましょう。

 

5、外の世界に触れさせる

赤ちゃんが泣いてしまうことを恐れて、外出しない、スキンシップを控えてしまっては赤ちゃんの成長を阻害してしまいます。

赤ちゃんが泣こうが気にせず積極的に外の世界に触れさせましょう。

公園に散歩に行ったり同じ月齢の赤ちゃんと触れさせたりといろいろな所へ出かけいろいろな人と接する機会を与えることで赤ちゃんの人見知りは自然と治っていきます。

まとめ

赤ちゃんの人見知りは成長の証しです。「パパの抱っこじゃダメなのか…」とへこむ必要はありません。

赤ちゃんが人見知りするからと育児に消極的になってしまうと、赤ちゃんの人見知りはなかなか解消されません。

早く解消させたいのであれば、泣かれても気にせず少しずつ赤ちゃんとの距離を縮めていくことです。

積極的に子育てに参加することが赤ちゃんの人見知りを解消する近道だということですね。

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