baby-crying 赤ちゃんの便秘を薬や綿棒以外で改善!プロ整体師が教える自宅ケア
赤ちゃんの便秘はとても辛そうで切なくなる

赤ちゃんの便秘はとにかく可愛そう。

苦しそうにしている赤ちゃん。早く何とかしてあげたいですよね。私もそんな経験をしていました。自分で苦しさを表現できないし・・・。こちらも何で苦しんでいるのか最初は分からないし。

慣れてくると、そして、過ぎてしまえば何とも無かったりするんですが、最初はとにかく「切ない」の一言でした。

赤ちゃんの便秘真っ只中のパパ、ママに我が家で行っていたケア方法をお伝えします。私は、プロの整体師でもあります。といってもボキボキ整体師ではありません。私が行うのは優しいソフトな整体ですので赤ちゃん、子供さんも安心のものです。安心して赤ちゃんの便秘の改善法として試してください。

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便秘で考えられる原因

赤ちゃんが便秘になりやすいのは、母乳やミルクがメインの時はほとんど起こらない便秘も生後5ヶ月くらいから離乳食に変わるとなりやすいといわれています。

食生活の変化、腸内環境の変化、成長の過程での体の変化が重なり起こっているといわれています。大体の赤ちゃんはなりますが、ならない赤ちゃんもいますから、これらが原因だと一概にも言えませんが。概この辺への対策を一般的にはしていくことになります。

便秘と判断する基準と症状

どこからが便秘でどこからが便秘ではないというのも、個人差があり一概には言えません。

  • 2~3日うんちがでていない。
  • 食欲がない
  • 機嫌が悪い
  • 泣き止まない
  • 吐くことがある
  • うんちがカチカチに硬くなっている

こんなことも、判断の基準になりますが、2~3日うんちが出ないのも、これが「正常なペース」という赤ちゃんもいるので、定期的にこのペースででていれば普通なのでしょう。最終的には、苦しそうにしているか?で私達の場合は判断していました。

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苦しそうにしているかどうか。これを判断にしていました。排便のペースをつかむのはなかなか難しい。

一般的な対処法

食事量・水分量

大人と一緒で、食事の量が少なければうんちも出ませんし、食事の量が多ければウンチもどっさり出ます。水分の摂取が少なければ硬くなりやすいし水分が多ければゆるくなります。

あたり前なんですが、当たり前を当たり前に見直しながら、便が出ない。硬くて排便が苦しそうな状態が変わらないならば、それからは、対応策になります。

夏場に便秘になりやすい場合は特に水分に気をつける

ウチの子は(というか赤ちゃんはみんなでしょうか)汗かきで、少し動いただけでもシャワーを浴びたかのようなビシャビシャの頭になります(笑)

普段から水分はとらせるようにはしていても、夏場は特に汗の量が多いため、体内(腸内)の水分が減る傾向にありますから、特に多めに飲ませるようにしているといいようでした。

ただ、一度に多くの水分は取れませんし、とりたがりません。ですから、こまめに飲ませ一日でのトータルでの量を増やすように意識していました。

繊維質の物を多く食べさせる

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水分ど同様に食物繊維も大切
  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • 海藻
  • 豆類
  • きのこ
  • ごぼう
  • きなこ
  • バナナ

我が家ではこの辺を多く食べさせるようにしていました。

 

綿棒浣腸

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手っ取り早く出すならこれ

手っ取り早く出すならこれ。

用意するもの

  • 綿棒
  • ワセリン
  • ベビーオイルなどもあれば
  • 新聞紙などオムツの下に敷くもの

赤ちゃんのお尻の下に新聞紙などを広げます。便秘の時の綿棒浣腸をすると、肛門付近の硬くなったうんちが出た後、線を抜いた炭酸飲料のようにブワーッと飛ぶことがあります(苦笑)念のため新聞などを敷いて起きましょう。

  1. 赤ちゃんの足を持ち上げる。(二人で出来れば持ち上げる係、と浣腸係に分かれます。)
  2. 綿棒にワセリンなどをたっぷり塗ります。
  3. 肛門に綿棒を入れる。肛門の中に実際に入れるのは数センチです。暴れなければ痛みを伴うものではありません。ただ、ウンチが硬くなって出にくくて痛みを伴う感覚があるようです。
  4. 肛門の内壁をなでるように円を描きながら刺激する。

綿棒浣腸の手順はこんな感じです。部屋が汚れるのが嫌な場合は、お風呂場でするのもいいかもしれません。

おなかのマッサージ

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おなかを優しくマッサージするのも有効

 

おなかのマッサージも定番ですね。

後ほど、便秘の治療法はお伝えしますが、ココでは一般的なおなかのマッサージを紹介します。赤ちゃんは小さいので、人差し指から薬指くらいまでの指のはらでやさしく円を描く、ひらがなの「の」の字を書くように、軽くさするようにマッサージする。

この時に腸をイメージしたほうがいいです。大腸は、上はおへその横ライン、下は腰骨(骨盤の前側の出っ張り)の内側くらいにあります。このアタリをイメージしてマッサージしてみましょう。

整腸剤などの薬

私自身あまり薬は好きではありません。一年に数回飲むか飲まないか。というか、ほとんど不調になることが無いので、余計に薬には抵抗ありますね。子供にも同じですが、出ないときは仕方なく飲ませることもあります。その中でも、副作用を心配しなくて、出やすいのが酸化マグネシウム。

赤ちゃんの便秘におススメの酸化マグネシウム

酸化マグネシウムは、普通の食品にも含まれているミネラルなので、副作用を心配せずに飲ませられるものです。酸化マグネシウムの働きは、水分を腸内に集めて便の水分量を増やすというもの。

カッチカチのウンチがしっとりしてスムーズに排泄されやすくなります。スムーズにでるということでママが、ちゃっかり子供のを拝借していることもありました。

 

薬や綿棒浣腸に頼らない手当て療法

自律神経を整える専門の整体

私は普段、腰痛、頭痛、自律神経失調、不眠などの整体治療を行っています。整体治療というと、ボキビキする整体をイメージする人もいるかもしれませんが、私の行う整体は優しいタッチで行うものです。

整体といってもスタイルは何百種類もあります。私が自律神経を調整する整体治療として行っているのはクラニオセイクラルセラピー(頭蓋骨調整=頭蓋骨のズレを整えて脳のストレスを開放する)というものと、内臓マニピュレーション(内蔵の調整=骨格のゆがみと筋肉の緊張をとり内臓の働きをスムーズにする)というものです。

赤ちゃんの便秘ケアでは、この治療法の中の内臓マニピュレーションの一部を使います。

とてもカンタンですが、非常に効果が高いものです。赤ちゃんも気持ちよく、やってるママもリラックス。やってみると、「これでいいの?」と驚くくらいシンプルですが、あっけなくうんちが出るようになります。

※どんなものか気になる人は、下の説明も読んでみてください。そんなに気にせずとりあえずやってみるという方はスグに進めてください。

内臓マニピュレーション

体の臓器は、膜で覆われています。「くも膜下出血」という言葉を聴いたこともあるかもしれません。腹膜炎。硬膜下血腫。など、膜に包まれてつながっています。

とり胸肉を思い出してください。表面がうっすーい膜で覆われていますね?あれも膜です。脳から下まで体の臓器は膜でつながっていて、その中を液体が伝わって脳からの命令を各臓器に伝えています。

脳からの信号が正確に伝わっていれば体の不調はありません。この脳からの信号がうまく伝わっていない。伝わっていても、臓器が誤作動をしている。そうすると体の不調が起こります。

この脳からの信号を伝える役目が、自律神経です。自律神経が不調になっている(調子を失う=失調症)から、原因がハッキリしないけど体の不調がある。そういう状態になってしまいます。

病院にいって検査をしても「異常はないですね」と医者に言われる。でも不調がある。こんな場合は、自律神経失調症という病気ではないにしても、自律神経の不調から来るということは間違いがありません。

便秘も腸だけの問題ではなく、脳からの信号が正しく伝わっていない。伝わっていても成長の過程で伝わり方がうまくいくまで育っていないため誤作動をしている。そんな状態ととらえていいでしょう。

ウチの子も便秘でした。

「自分で治せないのか?」といわれそうですが(笑)

 

自分でも忘れていました。(笑)

赤ちゃんは別物というか、赤ちゃんの便秘を目の当たりにするとあたふたしていました。

ある時、「待てよ。いつも治療でやってんじゃん」と気付き、ウチの子にやってみると案の定スムーズな排便。

最初からやっておけばよかった(笑)

 

次は具体的な手順をお伝えします。

 

赤ちゃんの便秘を解消する手当て

皮膚には、感覚受容器というセンサーがあります。皮膚に触れた感覚や熱い冷たい痛いなどの感覚を皮膚表面のセンサーが感知して脳へ信号を送ります。それに対してどう対応しているのか?という命令を脳からセンサーが感知した部分へ送ります。たておばこれは肩こりに当てはめた考えた場合。肩こりも自律神経が原因。硬くなっている筋肉は脳の緊張から来るとも考えられます。

肩へ軽く手を当てることで、優しい刺激を感知したセンサーが脳へ信号を送る。そして脳から「リラックスしていいんだよ」という信号が方へ送られることで肩のコリが緩んでいく。

こんな手当ての療法があります。

同様に腸へもこのようにアプローチすることで便秘を改善することが出来ます。

具体的な手順

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まず左腰骨の位置を確認。左腰骨の内側からへそ辺りが大腸のポイントです。
  1. 左腰骨の内側に手を当てます。このイチが大腸のポイントです。
  2. 掌と赤ちゃんのおなかの皮膚を密着させる。
  3. 掌に意識を集中します。
  4. 触れている掌に脈打つ感じを感じ取ることが出来るまで待ちます。
  5. 触れている部分の内側(赤ちゃんのおなかの中)循環がよくなっているイメージを持ちながら心を落ち着かせる
  6. 10分から15分行う。
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心を落ちつかせ、掌に意識を集中する。

この時両者がリラックスしていることがポイントです。これだけですが、上記に紹介してる方法よりも効果が高いと私は感じていますし、カラダに負担のない自然なものです。

試してみてください。

 

まとめ

赤ちゃんの便秘は、上記にまとめた原因のほかに、ママのストレスを感じてということも原因としては考えられますので、こういったスキンシップをリラックスして行う機会を設けることも大切ではないかと思っています。

腸の成長過程での便秘も多いので、今の時期が特に出にくいということはあっても、成長と共にひどくはなくなってくるのが一般的です。とはいえ心配は尽きませんよね。

これらの方法を試しながら、規則正しい生活、食生活そして、赤ちゃんいあったケアを早く見つけて少しでも安心を与えてあげてください。

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