先日、「子供のやる気を引き出すコーチング。これを使えば子供が心を開く。」 という記事で、子供のやる気を引き出すコーチングのテクニックを紹介しました。
コーチングは、ティーチング(先生が生徒に指導するような与える形)と違い、やる気を引き出すもっとも有効な手段だと思っています。
その、やり方なども解説しました。
今日は、そのコーチングのテクニックだけでは部分に関してお伝えします。
この、本質的な部分を分かっていないと、せっかくのコミュニケーションの時間が無駄になってしまう。逆にこの部分を知っていれば、小手先のテクニックを使わなくても、相手は心を開いてくれる。
そんな内容を書いていきます。シッカリ読んで、子育てに生かしてください。
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コーチングのテクニックを生かすことで得られる効果
コーチングは、能力(考え方)を引き出すスキルです。
目標達成のサポートに最適なスキルだと思っています。人は、自分のことを分かっていません。コーチ(コーチングを施す存在という意味のコーチ)がサポートすることで、アイディアをひきだし、頭の中の情報を整理し、目標をクリアするスピードが間違いなくアップします。
- 目標を設定する
- 行動
- 振り返り
- 目標の再設定
このサイクルを自分で自分を自己評価しながら繰り返し行っていく習慣が、やる気を育んで主体性を身につけていくものだと思っています。このサイクルを第三者(コーチが)客観的にサポートしていくのがコーチングです。コーチは、質問を投げかけながら、アイディアを引き出し、自分で何をすべきかどういう方向へ向かっていけばいいのか?など、ゴール設定からそのゴールを達成するための方法も自分で考えさせるものです。自分の内面から出てくるアイディアなので、理想論で終わらず、実現可能な実践的なアイディアが出てきますし。ゴールまでの道のりが明確になることで、より実践しやすくなります。だから、ゴールまで最短で到達することが出来るんです。
ティーチングとコーチングの違い
- ティーチング=上位者のアイディアによる指導で、行動を進めていく。
- コーチング=クライアントの頭の中のアイディアに従い、目標達成のためにコーチと共に歩んでいく。
ティーチングとコーチングは、簡単に言うとこのような違いです。
コーチングをすることが、子供を伸ばすこんな理由
スポーツであっても、勉強であってもコーチングを行った場合と、ティーチングを行った場合では、やる気に差は出てくると思います。
与えられる場合(ティーチング)は、極端に言えば自分で策を考えなくてもよいわけです。ですから、極端に言えば思考停止状態で、行動の方向は人任せです。
自分の内面からアイディアを引き出すコーチングでは、自分の内面にある欲求を引き出し、やりたいと思って取り組んでいるから、エネルギーが枯れることがありません。だから、目標達成までの近道と言われます。
子供に限らず、人は好きなことはいつまででもやっていますよね?あの状態にやりたいことと行動を結び付けていくというと分かりやすいでしょうか。
コーチングのテクニック
先日書いた、「子供のやる気を引き出すコーチング。これを使えば子供が心を開く。」 の記事に、我々が子育てて行うべき、「コレだけ知ってれば、子育てコーチングはOK」というような、簡単なやり方だけをまとめました。
このやり方だけでも、相当使えるものになっています。でも、人はテクニックを使われると、キレます。「バカにしてんのか?」となる人もいます。小手先のテクニックでは、伝わってしまうんですね。真剣度の高い人ほど。
それであっても、コーチングのやり方を知らない人には、テクニックも必要です。いわゆる「型」みたいなものですから、何をすればいいのかというフレームができていない時に、自由にやって良いといわれてもできないものです。ですから、こういった型でまず、コーチングの使い方になれる。
そして、使い方に慣れてきたら、どんどん精度を上げていく。こんな流れがいいと思います。まずは使ってみる。
これは、目を通しておくといいと思います。
※ 「子供のやる気を引き出すコーチング。これを使えば子供が心を開く。」
心を開く、やる気を引き出す聞き方で最も大事な事。
コーチングのスキルは大事です。やり方がわからないとまず何もでいません。ただ、テクニックだけではうまくいきません。
コーチングは聞くことです。その聞くときに最も大切なこと。
それは、相手を思って「わかろうと思って聞く」ことです。
コレが相手の考え、能力を引き出し、問題を解決する力になります。「わかろうと思って聞く」事ができれば、相手を安心させてあげることが出来ます。
まとめ
■■子供のやる気を引き出すコーチング。これを使えば子供が心を開く。」 ■■で書いた、技術は、知っておくと便利ですが、一番は心をもって接すること。わかろうと思って聞くこと。コレがもっとも大事なこと。言われるとわかりますが、少し勉強して、慣れて、そこそこ使えたりすると面白がってテクニックに走りがちになります。そんな場合も、この「わかろうと思って聞く」ことを思い出して、相手のためを思って接していくようにしてください。
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