自由研究と言えば夏休みのイメージが強いかもしれませんが、先生や学校の指導方針によっては冬休みに自由研究の宿題が出る学校もあります。
「自由研究って何をすればいいの?」「去年もこんなのやったような気が…」と自由研究の宿題に悩む子供も多くいます。
そんな時こそパパの出番です。自由研究は、社会に出て仕事をする予行演習みたいなもの。子供の主体的な行動を引き出す絶好のチャンス!子供が楽しく自由研究を行うことができるようパパがサポートしてあげましょう。
Sponsered Link
p>
子供の自由研究ってどんなものがあるの?
自由研究と一言で言ってもテーマは膨大です。
まずはジャンルを決めましょう。自由研究のジャンルは大きくわけて4つあります。以下にジャンルと自由研究例を紹介します。
1、作る
- 時期的にクリスマスやお正月に関連した物を作る人が多いようです。たとえば、スノードーム、クリスマスオーナメント、クリスマスリース、来年のカレンダー、コマ、凧など。
- 動画サイトなどを参考に段ボールで自動販売機やガチャガチャを作るなど。
2、調べる
- お正月におじいちゃんおばあちゃんに話を聞いて「昔の人の暮らし」「昔の遊び」などを調べてまとめる。
- パパとママの実家が離れている場合はお雑煮やおせちに違いがあるのか、他の県ではお雑煮やおせちに違いはあるのかなどを調べる。
- 家や学校の周りに危険な道や場所がないか調べてまとめたハザードマップを作る。
3、観察する
- 天体観測に出掛ける。観察場所、日時、雲の状態などをメモしどのようにみえたか絵日記にする。図鑑などでこの時期にみえる星座などを事前に調べていくと良いでしょう。
- 冬眠中の虫の観察。どこでどのような虫がどのような状態で冬眠しているか観察しまとめてみる。
- 人参、大根、ネギなどの調理後に出た根の部分を植えて育て観察日記をつけるなど。
4、実験する
- 丸や三角や四角などいろいろな形のコマを作りコマの回り方や持続時間に変化があるのかを実験する。
- 玉ねぎ、かぼちゃ、ジャガイモなどいろいろな野菜が水に浮くか沈むか実験する。水に浮く野菜、沈む野菜には何か共通点があるのか考えまとめるなど。
Sponsered Link
p>
パパがいてくれて良かったと思われるサポート
子供のサポートといってもパパがメインで自由研究を進めてしまってはいけません。
これは子供の冬休みの宿題なのですから、パパはサポートに徹してください。「そんなことわかってるよ。」と言う声が聞こえてきそうですが、実際にどのようなサポートが必要かピンと来ないパパもいるかもしれません。
サポートしないのもダメですが、手を貸し過ぎるのもダメ。失敗するチャンスを奪ってしまっては、成長の機会損失です。程よい居r間でサポートしてください。
パパが以下のようなサポートをしてくれたら子供もママも助かるはずです。
1、テーマ決め
子供は「何をすべきだろう?」と悩みがちです。
子供は幼さから自分の得意分野がまだよくわからないこともあります。そんな時パパが「最近世界地図が好きみたいだから世界の国旗について調べてみたらどう?」「この前行った動物園を紙粘土で作ってみないか?」などと子供が好きそうなテーマを提案してみてください。
手を貸すのは最小限としても経験値が低い子供の場合は、頭の中のアイディアが少ない。
だから、まずは「こんなのやこんなのやこんなのもあるけど、他にはどんなのあるかな?」と考え方、どんな方向に考えを向けるとアイディアを出せるのかという方向付けをしてあげるとよいでしょう。
そして少しアイディアも出してあげて、選択肢の幅を広げてあげるといいと思います。その上での、選択をさせる。
テーマ決めではそんなスタンスが良いと思います。
2、材料集め
自由研究用のキットが販売されていることもありますが、材料を一から自分で集める場合は材料がたくさん必要だったり、どこで手に入れたら良いかわからない物が必要だったりと子供だけで必要物を揃えることが難しい場合もあります。
そんな時は一緒に材料集めを手伝ってあげてください。しかし、店員さんに「どこにありますか?」と聞いたり、購入した物を持つなど子供ができることは子供にさせましょう。
3、危険な作業
自由研究にはあぶりだしのように火を使ったり、果物から電気を起こすなど子供だけで行うには危険な作業があります。
そのような時にはパパが代わりに行ってあげてください。
4、子供の意欲を引き出させる
実験や制作活動など時には上手くいかず「もう嫌だ」とやる気をなくしてしまう子供もいます。
「ちょっと休憩してもう一度チャレンジしてみよう!」「これができたらきっとママは驚くぞ!」と最後までやり遂げるよう声掛けしてみましょう。
声掛けで子供のやる気ははっきりと変わります。やる気になったり、やる気がなくなったり。
■■勉強嫌いな子が自分で克服するようになる!やる気を引き出すこんなステップ■■
このページ↑の後半で、勉強の仕方を例に、子供のやる気の引き出し方を解説しています。
※「勉強嫌いな子供にパパができる6つのこと」 この章の以下の部分です。
1、勉強は苦痛ではないと教える
2、できることから始めさせる
3、短時間から始める
6、具体的に褒める
参考にしてください。
まとめ
自由研究は子供一人だけで行うと悩みがちです。
しかし、パパがサポートしてくれることで子供の考えが明確になります。また、「これでいいんだ」という自信にもなります。
自由研究を最後までやり遂げると達成感を得ることができます。失敗も経験ですから、失敗しても手を出し過ぎず、それをクリアした小さな達成感を積み重ねていく経験をさせましょう。
自由研究は子供の冬休みの課題かもしれませんが、子供一人だけでさせず、パパと二人三脚で、うまくやる気を引き出してあげて下さい。楽しく行えるといいですね。
Sponsered Link
p>