子供が歯磨きをしないこんな理由と動機付けのポイント

子供が歯磨きをしないこんな理由と動機付けのポイント
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子供の虫歯は親の責任。しっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。

子供が眠るまではママはドタバタです。休みの日はパパもドタバタです。

夕食を終え、お風呂も入った。はあ~やっと今日も一日が終わる…と思いたくても思えない理由、それは一日の締めくくりに子供の歯磨きが待っているからです。

まぁ、言うことを聞かない(笑)

あなたは歯磨きに手こずっていませんか?

口を開けるのも嫌がり、横になることすら拒否され、ホントにイライラです。たった数分歯を磨くだけなのに、毎日のことなのに、なぜこんなに嫌がるんだ?と思いますよね。

でも、実は子供には子供の理由があるんです。この理由を知れば子供に歯磨きをさせる近道になりますから、この理由を知ってしっかり対処法を考えてくださいね。きっと明日からの歯磨きに役立つことになるはずです。

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歯磨きの重要性

乳幼児の頃は歯が生えてきても、食事は母乳、ミルク、離乳食しか摂取していないためそれほど懸命に磨くことはなかったでしょう。1~2歳で離乳食が完了すると味付けも大人と同じものとなり、おやつをあげる機会も増えてくるのではないですか?そうなってくると糖分をたくさん摂取することから虫歯になる機会も増えてくると考えられます。乳歯は永久歯と比べて歯が薄いため虫歯になりやすいのです。きちんと歯磨きをして歯石や糖分を落としていれば問題ないでしょう。しかし、子供が歯磨きを嫌がるからと仕上げ磨きをせずに放っておくと虫歯はどんどん進行してしまう恐れがあります。どれだけ綺麗な洋服を着せてもどれだけ可愛い子でもニコッと笑った笑顔が虫歯だらけでは可愛さが半減してしまいますよね。子供自身も虫歯で痛い思いをしたくないはずです。歯磨きで虫歯を予防してあげましょう。

 

子供が抱える歯磨きをしないこんな理由

子供が歯磨きをしない理由には以下のような4つの理由が考えられます。もちろんこの他にもさまざまな理由が存在しますが、多くの子供はこのような理由を抱えていると考えられます。

1、口の中が不快

食べ物以外で口の中に物を入れられることは子供にとって嫌なことです。自分が望んで歯ブラシを口に入れているのではない上に、ゴシゴシ歯を磨かれては不快でしかありません。子供の口は小さいのでゴシゴシ磨く時に歯ブラシが歯茎に当たっているのかもしれません。また、パパは力が強いので、優しく磨いているつもりでも子供にとっては痛く感じているのかもしれません。

 

2、ずっと口を開けていたくない

ずっと口を開けていると唾液が溜まってくるし顎が痛くなります。大人であってもそうではありませんか?パパもママに膝枕して歯磨きしてもらってください。大人はなかなか横になって歯を磨いてもらうことはないので気づいていないかもしれませんが、唾液が溜まってくる感じは気持ち悪いですし、ずっと口を開けていることは想像以上に顎が疲れてしまいます。歯医者に行くと治療中に何度か口をすすぐ休憩時間がありますよね?それと同じように歯磨きをして唾液が溜まってきたら一度吐き出しに行かせてはどうでしょうか?

 

3、歯磨きが楽しくない

「歯磨きが終われば自由時間だ!」と考えてしまうとパパとしては早く歯磨きを終えたいですよね。それなのに子供はなかなか歯を磨いてくれない…イライラしていませんか?パパの表情や声から子供はいろいろなことを読み取ります。歯磨きタイム=パパが怒る時間だと子供は捉えているかもしれません。大好きな優しいパパが歯磨きの時間になると険しい顔になっているようでは子供が歯磨きをしたがらないのも納得ですよね。

 

4、歯磨きのタイミングが悪い

多くのパパやママは夜の歯磨きに力を入れているはずです。就寝前の歯磨きはとても大切ですし、よく分かります。しかし、夜は子供も眠くなっているはずです。一日の疲れを感じる時間帯でもあるので日中よりぐずって嫌がっているのかもしれません。

 

何かいい方法は…子供に歯磨きをさせるための対策~小さい子供編~

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歯磨きは楽しいものという動機づけがポイント

1~3歳の子供はイヤイヤ期もあってなかなか歯磨きをさせてくれませんね。口を開けてと言っても閉ざしたまま、歯ブラシをガシガシ噛んで磨かせてくれないなど本当に手がかかります。小さい子供に「歯磨きをしないと~…」と言ってもちゃんと聞いてくれないですよね。そんな時はこれです!小さい子供に効果的な対策を4つご紹介しましょう。

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1、歯磨き粉&好きなキャラクター歯ブラシパワーを使う

子供用歯磨き粉にはイチゴ味やブドウ味など子供が好きな味がたくさんあります。何種類か購入しておいて「今日はどの味にする?」と聞いてみましょう。また、歯ブラシは好きなキャラクターのものを選ばせましょう。自分で選ぶと早くその歯ブラシを使いたいと思うようになります。

 

2、歯磨きができたら大袈裟に褒める

「すごいな~!」「偉いぞ!」と言葉にして褒めることもとても効果的です。それに加えて、歯ブラシをきちんとできたら歯ブラシカードに子供の好きなシールを貼るなど目に見える褒め方をすると子供のモチベーションアップにもなるでしょう。

 

3、動画や絵本を活用する

絵本や動画で歯磨きを推奨するものはたくさんあります。「動画を見せている間だけは口をしっかり開けて歯ブラシをする」などルールを決めておくと良いかもしれません。

 

3、歯磨きをする時は常にスマイル

歯磨きをする時のパパの顔が険しい、声が怒っている、力が強くて歯を磨かれると痛いなどでは子供はいつまでたっても歯磨きを嫌がります。子供に歯磨きをさせるにはまずはパパが笑顔で優しい声になりましょう。また、子供の歯を磨く時は弱い力で磨くよう意識してください。

 

歯磨き対策~大きい子供編~

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大きい子供は理解度も高いので、必要性、虫歯になった怖さなども教える方がいい

小学校高学年くらいになってくると大袈裟に褒めても喜ばない、子供向け動画など目にもくれないなどなかなか一筋縄ではいきません。この年齢になったらパパが仕上げ磨きをすることはほとんどないでしょう。それ故にパパやママの歯磨きの声掛けが小さい子供以上に大切になってきます。大きい子供に歯磨きをさせるにはどのような対策が効果的でしょうか?

1、虫歯になったらこうなるという画像や動画を見せる

歯を磨かないと歯が黒くなる、歯が溶けてしまうなど具体的な画像を見せると子供の意識が変わるかもしれません。

 

2、歯医者さんに歯を磨くよう言ってもらう

パパやママが何度言ってもしっかり歯磨きをしないようであれば、歯医者さんに定期健診へ行った際に歯科医の先生から伝えてもらいましょう。予約の段階で「なかなか歯磨きをしてくれないので、先生から一言言ってもらえないでしょうか?」とお願いしておくと良いかもしれません。小学校高学年以上になると反抗期も始まるのでなかなか親の言うことを聞かない子供が多いです。しかし、お医者さんや先生など他人であれば言うことを聞く場合があります。

 

3、歯磨きはエチケットだと伝える

歯磨きをしなければ虫歯になりますが、同時に口臭もきつくなります。成長すればするほど友達関係が重要になりますので、友達に口臭がきついと不快に思われたくないから気になるはずです。「ちょっと口臭がきつくなったんじゃないか?」と言うと子供にはかなり響くでしょう。「なんでそんなこと言うの!」「うるさい!」などと子供を怒らせてしまう可能性が高いですが、子供はきっと歯磨きをしっかりするでしょう。後のフォローはママに任せるつもりでパパが悪役になりましょう(涙)

 

このように大きな子供へは親以外からのアプローチが効果的です。

 

まとめ

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小さいうちから「歯磨きは嫌なもの」ととらえない意識づけが大事。

子供の歯を守るのは親の役目です。特に小さい子供の場合、しっかり歯磨きを習慣化させておかないと虫歯になりやすく虫歯の進行も早いです。子供が歯磨きを嫌がるには理由があります。口の中が不快、ずっと口を開けていたくない、歯磨きが楽しくない、歯磨きのタイミングが悪いなどがあります。

小さい子供に歯磨きをさせるためには、歯磨き粉を何種類か用意し子供の好きな歯ブラシを選ばせる、歯磨きができたら大袈裟に褒める、動画や絵本を活用する、歯磨きをする時は常にスマイルという方法をとりましょう。子供に歯磨きは楽しい時間だと思わせることが大切です。

子供が小学生以上の場合は虫歯になったらどうなるか具体的に教える、歯医者さんに歯を磨くよう言ってもらう、歯磨きはエチケットだと伝えるという方法があります。

反抗期から親の言うことをなかなか聞いてくれない時期は他人から言ってもらう、または歯を磨かないと他の人が不快な思いをして嫌われてしまうということを伝えると効果的でしょう。

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