子育てでイライラしているママを穏やかにする裏技を公開します。
「いつまで時間かかってんのよ!!」
「いい加減に早く終わらせなさいよ!!」と最近、朝のママの怒声が凄い。
長男(6歳)がちょっとかわいそうに。何とかしなければとフォローしようと思うが、こっちが怒鳴られかねない勢い。
でも、しょうがないと言えばしょうがないですね。子供三人(6歳4歳2歳)が毎朝ガチャガチャ騒いでいて、その子達にご飯を食べさせ、歯磨きをチェックし、保育園の準備、毎朝の学習。
スムーズにいくわけがないからイライラも募ります。
そんなママが、今朝は穏やかに子供達と戯れている。昨晩の作戦が効いたようです。
その技をご紹介します。
Sponsered Link
p>
子育てのイライラの原因も二種類ある。
イライラの原因も、
- 自分でコントロールできない原因
- 自分でコントロールできる原因
の二種類あります。
1、自分でコントロールできないイライラの原因
子供達が、
- 片付けが出来ない、
- 着替えが遅い、
- ご飯をこぼす、
- 保育園の荷物をまとめるのが遅い、
- 歯磨きをしない
これらは、子供の成長次第で自分では今直ぐ何ができるわけでもありません。ここを変えようと思っても変えることが出来ず余計にイライラしてしまいますね。
2、自分でコントロールできるイライラの原因
私が昨晩ママに行ったのはこの部分のコントロールでした。
ママの最近の状態は、
- 最近というか、常に疲れている
- 寝不足
- 肩こり
- 下の子の抱っこでぎっくり腰寸前
- 常に時間に追われていて焦っている
これでは、何が起こってもイライラしてしまいますね。っていうか、ブチ切れてしまいます。
私も早くケアしていればよかったんですが、身体の疲れはこの年末でさらにピークに。
珍しく、昨晩「チョット肩甲骨の間を押してくれない?」と要求。
いつも、私が遅く帰ると気を使って辛くても頼むことはないんですがよほどつらかったんでしょう。
しかも、聞けば腰もぎっくり腰寸前だと言います。
いつも、我慢しているんだな・・・。としみじみ、母親の大変が伝わりました。
ところが、今朝は、毎朝のルーティンから帰るとイライラが減っていた
ママは。毎朝4時起きで、ジムにランニングに行きます。
1時間程、子供達から離れ一人の時間を楽しむのが唯一のリフレッシュタイムだそうです。
「最近、走るのツラいんだよね。やっぱ年かな・・・」と先日行っていたばかりでしたが
今朝は「今日はどこまででも走れる感じ。昨日のでこんなに変わるなんてびっくり!」と言っていました。
子育てでイライラしていたママに私がしたことは
肩が辛いと言っていて、腰もギックリ寸前だというので、一通り全身を治療してほぐしてあげました。
「あ~、ラクになった」と喜んでくれましたが、まさか翌朝のランニングでもっと実感し、さらに、子供達への接し方まで変わるとは。
疲れってホント、人をマイナスにしますね。
子育てで、心に余裕がないのは身体に余裕がないから
治療家である私の持論は、「心に余裕がないのは身体に余裕がないから」です。
イライラしているのは、余裕がないのは、心だけが疲れているからではない。
体が疲れていて、いっぱいいっぱいだから、気持ちに余裕がなくてイライラする、キレやすい。そうなってしまいます。
常にこのように思っていて、仕事でも患者さんにそういっています。
イライラした不愛想な患者さんが、治療後・・・
「五十肩で腕が上がらないんです。3ヵ月も・・・」
物凄い怖い顔で治療院に入ってきた50代女性がいました。
問診しても、イライラが伝わってきます。聞いたことにもはっきり答えない。
”いいから早く治してよ”と言わんばかり。
こちらのやる気も減りそうになりますが、そこは落ち着いて治療に当たります。
ほどなくして、腕が上がりだし痛みも軽減してくると、笑顔が出てきました。
「余程ツラかったんだな」と感じました。
こんな患者さんは多くいます。
体が本調子でないと気持ちに余裕が出ないんでしょう。
こんな事は当たり前にわかっているのに、家にいると目の前のばたばたで、ママをフォロー出来ないでいたことに反省。
数十分の身体のケアで、心が整うならやった方が良いですね。
ということで、年末年始は毎日ケアをしようと思います。
「あんたは、仕事でやってるから出来るだろうけど・・・」と思う方もいるでしょう。確かにそうなんですが、うまく手慣れたほぐし方が出来なくても、ポイントを知ってそこだけ押せば、やったことない方でも結構疲れはとれるものです。
Sponsered Link
p>
子育てのイライラは背中の疲れを取ればなくなる
子育てのイライラは、背中の疲れを取ればなくなる(やっぱり、減るにしておきます・・・)そんなポイントをお教えします。マッサージの事はよくわからなくても絵の場所を押してみれば何となく硬い所が分かります。そこを押せば、素人が押しても子供が押しても大体気持ちが良くて楽になるというポイントを下に用意しました。
ココだけ押せばとりあえずOKという3つ(左右で6)のポイント。
ココだけ押せば背中全体がラクになるポイント3(3対=6ポイント)
- 首から肩にかけて指を滑らせて行った言った時の真ん中くらいの位置。
- 肩甲骨(けんこうこつ)の内側。高さで言うと真ん中くらい。凝りが分かりにくいときは、受け手が捲き肩のような状態にして肩甲骨を開くと分かりやすい
- 腰にサッと自然に手を置いた時に親指が当たる部分。ここを深く押す。
押し方
- コリの場所を確認する
- 3秒かけてゆっくり深く押していく
- 3秒かけてゆっくり押した指の力を抜いていく
まとめ
パパはこのくらいは、押してあげましょう。簡単なツボ押しです。素人だったとしても、スグに慣れてできるようになります。
体が疲れているから元気が出ない。体が疲れているから余裕がない。イライラする。子育てにイライラはつきもの。子供はコントロールできるものではありません。自分で体調をコントロールして、子供への接し方をコントロールしていきたいものですね。
Sponsered Link
p>