子供が幼稚園くらいになると「ゲームしたい!買って!」なんてお願いされることもありますよね。小学生になるとゲームを持っている友達が多くなってきて「皆持っていて自分だけ持っていないからゲーム買って!」と言われてしまいどうしようか悩んでしまうパパも多いのではないでしょうか。そうしたら家族会議で、ゲームをいつから買うか、買うのであれば制限時間を設けるべきか、様々なことを決めなければなりません。
もしゲームを買い与えたとしても、悪い影響を最小限に、良い影響を与えるために決めるべきこと、そんなルール作りの基準をまとめてみました。
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ゲームをしている子供はパパの目にはどう見えますか?
街中に目をやってみてください。公園や家の前などで小学生くらいの子供が何人か集まって一生懸命ゲームをしている姿を見たことはありませんか?
私はその光景を見て「自分の子供にそのようになってほしくない。」と思いました。しかし、子供の世界ではゲームは立派なコミュニケーションツールの一つだと最近分かってきました。もちろん公園では思いっきり身体を動かして遊んでほしいという思いはあります。
しかし、現代の子供にとってゲームは持っていて当たり前と言えるくらいメジャーなものなのかもしれません。パパは「ゲーム=悪」だと思いますか?ゲームをする時間を外遊びや勉強など他の事に費やしてほしいという願いもあるでしょう。確かにゲームを長時間していると視力、体力、学力などが低下してしまうという恐れがあります。子供はゲームに夢中になると親が何を言っても言葉が右から左へ抜けていくようです。しかし、ゲームも使い道によっては子供に良い影響を与えるのです。
ゲームが与える良い影響
1、子供に満足感を与える
考えてみてください。「ゲームが欲しい」とねだる子供に「ゲームはまだ早い!」と我慢させ、子供のゲームをしたいという欲求を押さえつけることは子供にとって大きなストレスではありませんか?
もちろん子供の健康面や学力への影響を考えてのことですが、押さえつけすぎるとその反動が怖いです。例えば親の言う通りゲーム解禁の年齢になりゲームを与えたら、今までできなかった思いから子供がゲーム三昧な日々になってしまう可能性があります。また、「ゲームを買わない=ゲームをしていない」ということにはなりません。
その理由は「ゲームを持っている友達の家に遊びに行く」という手段が子供にはあるからです。ゲームを持っている友達の親からしたら「毎日家にゲームをしに来られても困る」と思われるかもしれません。子供がどうしてもゲームが欲しいと言う場合、時間を決めて与えるのも一つではないでしょうか。そうすれば子供も満足するのではないでしょうか。
2、コミュニケーションツールとなる
冒頭で少し触れましたが現代は多くの子供がゲームを持っています。小学生の子供で特に男の子はゲームの話題が多いと言えるのではないでしょうか。友達と集まってもゲームの攻略方法の話題になってしまってはゲームを持っていない子供はついて行けません。「ゲームを持っていない子と遊べばいいじゃないか。」と言うパパがいるでしょうが、子供にとって友達は誰でも良いわけではありません。気が合う、憧れている、一緒にいて楽しいなど子供は自分の性格に合った子と友達になりたいと思うに決まっています。
3、親子で共通の趣味にできる
何もゲームを買っても子供専用にする必要はありません。パパも一緒にすれば良いのです。そうすることで親子共通の趣味となり、会話も増えるはずです。もしかしたらパパの方が子供よりハマってしまう事も少なくないようです(笑)
4、教育を目的としたゲームであれば学力向上
ゲームを与える上でソフト選びは重要です。教育を目的としたゲームソフトもあります。そのようなソフトを通じ子供は楽しみながら勉強できます。
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ゲームが与える悪影響
良い影響もあれば悪い影響もあります。こちらはもうご存知かもしれませんが以下にゲームを長時間することで考えられる悪影響をまとめておきます。
1、健康面に影響を与える
体力や視力が低下する。睡眠不足になり疲れやすくなる。
2、夢中になると話が耳に入ってこない
「宿題はもう終わったのか?」「ご飯の時間だぞ!」「もう終わる時間だよ!」などパパやママの声が耳に入ってこなくなります。何度も注意しているとパパやママもイライラして「もうゲームはしばらくお預けだ!」ということになるかもしれません。
3、約束がおろそかになる
ゲームをさせるなら制限時間を決めるべきですが、ゲームに夢中になっていると時間をオーバーしてしまうこともあるでしょう。
最初は数分のオーバーでも少しずつ「これをクリアするまで待って!」「セーブするまで待って!」と数分が数十分のオーバーになってしまうことも。
4、ゲーム依存
ご飯を食べる時もゲームのことを考えている、
- 家族の会話に入ってこない、
- 注意散漫、
- ゲームができないとイライラする、
- 暴力的になる
と危険です。ゲーム依存になっているかもしれません。
ゲームを買うならルール作りを!特に制限時間は設けるべき!
子供にゲームを買い与えるならルールを作らなければなりません。ルールを作る上で以下6つのポイントを押さえておきましょう。
1、ルール作りは子供と一緒に行う
親が勝手に決めてしまっては子供には「なんで勝手に決めるの?」という疑問が残ります。子供に説明し理解させながらルール作りをしましょう。
2、制限時間を設ける
長時間ゲームをすると悪影響を受けてしまう恐れがあります。一日一時間以内だと学校の宿題や翌日の準備に支障なくゲームができそうです。健康面の影響も一時間以内であれば大きな影響はないと考えられています。しかし、具体的な時間を決めず「夕飯の準備をするまでならゲームをしてもいい」「やるべきことを先にしたらお風呂までの時間はゲームをしてもいい」「ゲームをした分、ゲームと同じ時間本を読む」というルールにしても良いかもしれません。
3、ゲームを子供の部屋に置かない
部屋に持って行くことを許すと子供は寝る前にゲームをしてしまう可能性があります。そうなると睡眠不足になりますので健康面に影響が出てきます。
4、ゲームをしない日を作る
ゲームから離れる日を週に一日以上作ると良いでしょう。そうすることで他の遊びに目を向けゲーム依存を予防できます。
5、他の遊びや活動を促す
習い事をなどゲーム以外で熱中できることがあるとゲーム依存となる生活にならずに済みます。また、他の活動で他者とのコミュニケーションが生まれます。
6、親も一緒に遊ぶ
パパやママもゲームをする、弟や妹がやりたがったら貸してあげることでゲームは自分だけのものではないということを教えてあげましょう。自分の物だと考えると一人で長時間ゲームをしてしまう恐れがあります。
子供にゲームはいつから与えるべき?
小学生で持つ子供が多いようです。兄姉がいる子供はもっと早い時期からゲームに触れているようです。ゲームの低年齢化が謳われている現代、幼いころからゲームを与えるのであればルールを徹底させる必要があります。
なぜなら幼少期は比較的に親の言うことを素直に聞いてくれるからです。ルールが守れるようであれば小学生未満でもゲームを与えてもいいでしょう。時期より子供がルールを守れるかどうかが見極め時期かと思います。ルールを守れないのに「欲しいから買って」という子供の言いなりになってしまってはいけません。そうなると後で「与えるのが早すぎたのでは?」と後悔してしまうかもしれません。
まとめ
ゲームを買ってほしいと言われ買うべきか悩んでいませんか?
ゲームには良い影響と悪い影響があります。良い影響は子供に満足感を与える、コミュニケーションツールとなる、親子で共通の趣味にできる、教育を目的としたゲームであれば学力向上が考えられます。
悪影響には健康面に影響を与える、夢中になると話が耳に入ってこない、約束がおろそかになる、ゲーム依存が考えられます。ゲームを与えるならルールを作りましょう。
ルールを作るのであれば子供と一緒にルール作りをする、制限時間を設ける、ゲームを子供の部屋に置かない、ゲームをしない日を作る、他の遊びや活動を促す、親も一緒に遊ぶようにしましょう。
子供にゲームを与える時期は年齢で考えるより子供がルールを理解し守ることができるかに焦点を当てましょう。
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