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育児中のパパが感じる「孤独」——誰にも言えないその気持ち、実は僕も経験していた

「俺だけ取り残されている気がする」——育児パパの孤独感、あなただけじゃない

子供が生まれて、毎日子育てに関わっているのに、なぜかひとりぼっちな感じがする。そんな経験、ありませんか?

妻は育児の情報をどんどん集めて、ママ友のネットワークもできていく。一方で自分は職場では「パパになったんだね」と言われるだけで、育児の話をじっくりできる相手がいない。「孤独」という言葉、育児中のパパにこそ当てはまることがあると、僕は実感しています。

育児パパが孤独を感じやすい3つの理由

なぜパパは育児の中で孤独を感じやすいのでしょうか。自分自身の経験を振り返ると、いくつかの構造的な理由が見えてきます。

  • 情報もコミュニティも「ママ向け」が多い:育児書も支援センターも、どこかママが主役。パパが自然に溶け込める場所が少なく、「自分は部外者なのかな」と感じやすい。
  • 職場では育児の話ができない:仕事中に「昨夜子供が夜泣きで…」と打ち明けられる雰囲気がないことも多い。育児の苦労を共有できる相手が身近にいない。
  • パパ同士のつながりが生まれにくい:ママ友のように自然とネットワークができるわけではなく、同じ立場のパパと出会う機会自体が少ない。

こうした環境が重なると、「育児に関わっているのに、自分だけ浮いている」という感覚が積み重なっていきます。

ワンオペを経験して気づいた「孤独の正体」

うちの妻は仕事柄、出張が多い時期がありました。子供たちがまだ小さかった頃、3人をひとりで見なければならない日が続いたことがあります。

朝起こして、ご飯を作って、学校へ送り出して、帰ってきたら宿題を見て、お風呂に入れて、寝かしつけて——文字にすると当たり前のことの連続ですが、実際にやってみると頭も体も休まる隙がない。

そのとき一番しんどかったのは、体の疲れよりも「この大変さを分かってくれる人がいない」という感覚でした。職場に戻れば「育児してるパパ」として見られるけれど、実際に何がどう大変かを話せる相手がいない。あの孤独感は、今でもはっきりと覚えています。

「知っている」と「やってみる」は全然違う——そのことを体で知ってから、妻が毎日どれだけのことをこなしてきたかが、ようやく腑に落ちました。

パパの孤独感を和らげるために、できること

孤独を感じているパパに向けて、僕なりに「これは助けになった」と思えることをまとめてみます。

  • SNSで「育児パパ」を検索してみる:同じような状況を発信しているパパは意外と多い。コメントしなくても「自分だけじゃない」と思えるだけで気持ちが楽になる。
  • パパ向けの育児イベントに一度顔を出してみる:自治体や地域の子育て支援センターでパパ限定のワークショップが開催されていることも。ハードルは高く感じるが、行ってみると同じ悩みを持つ人と出会えることがある。
  • パートナーに「孤独に感じることがある」と素直に話してみる:言わないと伝わらない。「弱音を吐くのは格好悪い」と思わず、まず言葉にしてみることが大切。
  • 自分の親や義親との会話を育児の話題にしてみる:案外、父親世代の苦労話や体験談が聞けて、孤独感が薄れることがある。

完璧な解決策はないかもしれませんが、「孤独を感じている自分はおかしい」と思わないことが第一歩だと思います。

今だから言える——あの孤独があったから、気づけたこと

子供たちは今、小学6年生と中学生になりました。ワンオペで必死だったあの頃と比べると、手はかからなくなった部分も増えました。でも、大変さの種類が変わっただけで、育児に「楽になった」と言い切れる瞬間はまだありません。

振り返ってみると、あの孤独感の中で必死にやっていた時間が、子供たちとの確かな信頼関係を作ってくれたと感じています。そして、妻が普段どれほどのことをひとりで回してきたか——その重さを想像できるようになったのも、自分がやってみたからこそです。

僕の母親も、僕が子供の頃に似たような状況で家を支えてくれていました。当時は当たり前だと思っていたけれど、今なら分かる。本当に、ありがとうという気持ちしかありません。

育児中の孤独感は、決して「育児から逃げたい」という気持ちではないと思います。むしろ、ちゃんと向き合っているからこそ生まれる感覚。そう思うと、その孤独は少しだけ誇らしいものにも見えてきます。

同じように感じているパパがいたら、ぜひコメント欄やSNSで教えてください。あなたの言葉が、誰かの「自分だけじゃない」につながるかもしれません。

――子育てパパ.com編集部

Photo by Szilvia Basso on Unsplash

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