photo-1609220136736-443140cffec6?crop=entropy&cs=tinysrgb&fit=max&fm=jpg&ixid=M3wxMDAyMTU4fDB8MXxzZWFyY2h8MXx8ZmF0aGVyJTIwZmFtaWx5JTIwZ3JhdGl0dWRlJTIwaG9tZXxlbnwwfDB8fHwxNzg4MzE0OTg5fDA&ixlib=rb-4.1 妻への感謝 育児|「やってみて初めて分かった」パパが気づいた本当のすごさ

「感謝してる」と言いながら、本当は分かっていなかった

妻に「いつもありがとう」と言っていた。でも正直に言うと、その言葉の重さを、ちゃんと理解していたかどうか怪しい。育児の大変さを「知っている」つもりで、実は何も分かっていなかった——そう気づいたのは、妻が仕事の出張で家を空けた、あの最初のワンオペの夜だった。

子供3人を前に、夕食の準備をしながら洗濯物を片付け、宿題を見て、お風呂に入れて、寝かしつける。「普段、妻はこれを毎日やっていたのか」と、頭が真っ白になったのを今でも覚えている。

ワンオペで気づいた「名もなき育児」の量

出張がちな妻の代わりに、子供たちの世話をひととおり担当するようになって気づいたのが、「名もなき育児」の多さだ。誰かに頼まれるわけでも、感謝されるわけでもなく、ただ当たり前のように回っていた無数の小さなタスク。

  • 翌日の学校の準備チェック
  • 着替えや体操服の洗濯・補充
  • 冷蔵庫の中身を把握して買い物リストを作る
  • 子供が「お腹すいた」と言う30分前に食事の準備を始める
  • 体調の微妙な変化に気づいて先手を打つ

こういった「気づいて動く」仕事は、リストにも記録にも残らない。でも誰かがやらないと、家は確実に回らない。妻はそれを、当たり前のようにこなしていた。

「大変だよね」と「大変さを体感する」は全然違う

育児に参加しているパパなら、「育児が大変なのは知ってる」と思っているはずだ。でも、「知っている」と「体感している」の間には、想像以上の差がある。

僕の場合、子供たちがまだ小さかった頃、妻の出張中に初めて丸一日のワンオペを経験した。その日の夜、子供を3人寝かしつけてソファに倒れ込んだとき、「これを毎日やっていたのか」と、言葉が出なかった。疲労感もそうだが、それ以上に「気が抜けない感覚」が一日中続いていたことに驚いた。

誰かがケガをしないか、体調が悪くならないか、ケンカが起きていないか——常に頭の片隅で子供たちのことを考え続けている状態。あれは体力的な疲れとはまた別の消耗だった。

子供が成長した今も、感謝の気持ちは変わらない

現在、子供たちは小学6年生と中学生兄弟になった。当時に比べれば手はかからなくなったし、自分でできることも増えた。でも「大変さがなくなった」わけじゃない、とはっきり感じている。

子供が大きくなると、今度は別の悩みが出てくる。

  • 思春期の子供との距離感の難しさ
  • 進路や勉強のことで頭を抱える夜
  • 「もっとこうしてやれたのでは」という後悔と向き合うこと

妻はそういった「目に見えにくい育児の悩み」にも、ずっと向き合い続けてきた。そのことを、子供たちが大きくなったからこそ、改めて実感している。

妻への感謝を「言葉にする」ことの大切さ

育児に参加して気づいたことの一つが、「感謝は伝えないと伝わらない」というシンプルな事実だ。妻も、毎日の積み重ねの中で「誰かに気づいてもらえている」という感覚は、思った以上に大切だと話していた。

難しいことじゃなくていい。「今日もありがとう」「ごはん美味しかった」「子供のこと、いつも気にかけてくれてるね」——そんな一言が、積み重なっていく。自分でやってみて初めて分かる「その一言の重さ」を、ぜひ届けてほしいと思う。

そして、自分の母親のことも思い出した

ワンオペを経験してから、ふと自分の母親のことも頭に浮かぶようになった。専業主婦だった母は、毎日当たり前のように家を回し、僕たちを育ててくれた。子供のころは「それが普通」だと思っていたけれど、今となっては「どれだけ大変だったんだろう」と、胸が詰まる。

育児の大変さを体感して初めて、母への感謝の気持ちも、ずっとリアルなものになった。「知っている」と「分かっている」は、やっぱり違う。

まとめ:育児参加は「感謝の解像度」を上げてくれる

妻への感謝を育児を通じて深めてきた経験から言うと、パパが育児に参加することの一番の価値は、「家族の大変さが本当に分かるようになること」だと思っている。

家事も育児も、やってみるまで分からないことだらけだ。でも、やってみた先に「本当の感謝」がある。その感謝が言葉になって伝わるとき、夫婦の関係も、家族の空気も、少しずつ変わっていく気がしている。

子供たちの成長は本当にあっという間で、あの頃の大変な夜さえも、今となっては宝物のような時間だったと感じる。大変だったからこそ、妻と一緒に乗り越えてきた実感がある。そしてその真ん中に、いつも子供たちがいた。

子育てパパ.com編集部

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