photo-1758687126227-48c2fa04b653?crop=entropy&cs=tinysrgb&fit=max&fm=jpg&ixid=M3wxMDAyMTU4fDB8MXxzZWFyY2h8MXx8ZmF0aGVyJTIwcGxheWluZyUyMGNoaWxkcmVuJTIwaG9tZXxlbnwwfDB8fHwxNzg1MjkwOTg5fDA&ixlib=rb-4.1 パパ育児、やってみて初めて分かった。「手伝う」じゃなく「一緒にやる」が正解だった話

「育児くらいできる」と思っていた、あの頃の自分へ

「パパも育児に参加しよう」——そんな言葉、最近よく耳にしますよね。でも正直なところ、最初は「育児ってそんなに難しいものか?」と思っていたパパも多いんじゃないでしょうか。かつての自分がまさにそうでした。

「ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつければいいんでしょ?」——頭では分かっているつもりでいた。でも実際にやってみると、その認識がいかに甘かったかを思い知らされました。

ワンオペ育児で気づいた「知っている」と「できる」の大きな差

妻が仕事の出張で家を空けることが増えた時期、3人の子供の世話をひとりでこなすことになりました。当時はまだ子供たちも小さく、てんやわんやの毎日でした。

朝起きて、朝食の準備をして、子供たちを学校や保育園に送り出す。帰ってきたら宿題を見て、夕食を作って、お風呂に入れて、寝かしつける。その間に洗濯と掃除も。文字にすると「なんだ、それだけか」と思うかもしれません。でも実際にやってみると、これが本当に終わらない。

一番驚いたのは、「ひとつのことに集中できない」という現実でした。夕食を作りながら子供のけんかを仲裁して、洗濯物を取り込みながら電話に出る——マルチタスクが永遠に続く感覚です。妻はこれを毎日やっていたのか、と思うと言葉が出ませんでした。

パパが育児に参加するメリットは、子供にも自分にも大きい

パパが育児に積極的に関わることで、家族全体にいい影響が生まれると言われています。一般的に知られているメリットをまとめると、こんなことが挙げられます。

  • 子供の情緒の安定や自己肯定感の育ちにつながる
  • パートナーの育児・家事負担が軽減され、心身の余裕が生まれる
  • パパ自身が子供の成長をリアルタイムで感じられる
  • 夫婦のコミュニケーションが増え、関係が深まりやすい
  • 子供との信頼関係が自然と築かれていく

でも個人的に一番大きかったのは、「子供のことを本当の意味で理解できるようになった」という感覚でした。一緒に過ごす時間が増えると、その子の好きなもの、嫌いなもの、機嫌が悪い時のパターンまで分かってくる。それが育児の一番の醍醐味かもしれません。

「手伝う」という意識を捨てるところから始まった

育児に参加し始めた頃、自分の中に「妻を手伝っている」という感覚がありました。でもこれが、じつはよくなかった。「手伝う」というのは、あくまで主役が別にいるということ。つまり無意識のうちに、育児の主担当は妻だと思っていたんです。

ワンオペを経験して、その意識がガラッと変わりました。これは「手伝う」ものじゃなく、「一緒にやる」もの。子供はふたりの子供であって、育てるのもふたりが当たり前——頭では分かっていたつもりでも、体で理解するまでには時間がかかりました。

今では子供たちも中学生・小学生になり、昔ほど手がかかる場面は減りました。でも「一緒にやる」という意識は変わっていません。むしろ子供が大きくなった今の方が、向き合い方や声のかけ方に気を遣うようになった気がします。

まずは「小さな一歩」から始めてみよう

育児に参加したいけど、何から始めればいいか分からない——そう感じているパパへ、最初の一歩として取り組みやすいことをいくつか挙げてみます。

  • 朝食か夕食のどちらか、週に数回だけ担当してみる
  • お風呂の担当を曜日で決めてルーティン化する
  • 子供の保育園・学校の送り迎えを週1回から始める
  • 寝かしつけを交代でやってみる
  • 子供と一緒に買い物や料理をしてみる

「全部やらなきゃ」と思うと続きません。まずはひとつ、自分の担当を決めるだけで、家の空気は変わってきます。そしてそれを続けていくうちに、気づいたら「育児が楽しい」と思っている自分がいるはずです。

育児をやってみて、妻と母への感謝が本物になった

ワンオペを経験してから、妻への見方が変わりました。「大変そうだな」と思っていた気持ちが、「本当にすごい」という心からの敬意に変わった。言葉で「ありがとう」と言えるようになったのも、自分でやってみてからでした。

そしてふと、自分の母親のことも頭に浮かびます。自分が子供の頃、毎日当たり前のようにご飯が出てきて、服が洗われていた。あの日常がどれだけ大変だったか、親になって初めてリアルに想像できた気がします。

子供たちはあっという間に大きくなります。今この瞬間、一緒にいられる時間は、振り返ってみると本当に短い。だからこそ、「いつかやろう」じゃなく、今日から少しだけ、子供の隣に立ってみてほしいなと思います。

子育てパパ.com編集部

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