photo-1581580059958-e797d9235b96?crop=entropy&cs=tinysrgb&fit=max&fm=jpg&ixid=M3wxMDAyMTU4fDB8MXxzZWFyY2h8MXx8ZmF0aGVyJTIwZG9pbmclMjBob3VzZXdvcmslMjB3aXRoJTIwY2hpbGRyZW58ZW58MHwwfHx8MTc4ODc0OTE0Nnww&ixlib=rb-4.1 ワンオペの妻が大変すぎる理由、やってみて初めて分かった話

「大変だよね」と言っていた自分が恥ずかしくなった日

子育てをしている家庭で「ワンオペ育児」という言葉を耳にする機会が増えました。でも正直なところ、以前の自分は「大変そうだな」とは思っていても、その「大変さ」の中身を本当には分かっていなかったと思います。

妻が仕事の出張で家を空けるようになったのは、子供たちがまだ小さかった頃のこと。「数日くらいなんとかなるだろう」と高をくくっていた自分が、どれだけ甘かったか。初日の夜、ご飯を食べさせてお風呂に入れて、寝かしつけようとした瞬間に、じわじわと実感しました。「あ、これ、毎日やってたのか」と。

ワンオペの「大変さ」は、作業量だけじゃない

ワンオペ育児の大変さを「家事と育児を一人でこなすこと」と捉えていると、本質が見えてきません。実際にやってみて気づいたのは、「逃げ場がない」というプレッシャーの重さでした。

誰かに少し任せることも、「ちょっと待って」と一息つくことも、思うようにできない。子供が泣いていても、ご飯が焦げそうでも、洗濯機が終わりを告げても、対応するのは自分一人だけです。これが毎日続くとなると、体力よりも精神的な消耗のほうがきつかった。

具体的に大変だと感じた場面を挙げると、こんな感じです。

  • 朝の支度:自分の準備をしながら子供たちを起こし、朝ごはんを出して、着替えを見届ける
  • 夕飯の準備:疲れて帰ってきた(在宅の日も)子供たちの話を聞きながら、同時に料理を進める
  • お風呂・寝かしつけ:子供が複数いると順番の調整だけでひと仕事
  • 深夜の対応:体調が悪い子が出ると、翌日の仕事への不安も重なって眠れない夜もあった

これらが「一日の中に全部入っている」というのが、ワンオペの日常です。一つひとつは「できなくはない」作業でも、全部が毎日続くとなると話が違います。

「知っている」と「やっている」は、まったく別物だった

育児に参加しているつもりでいた自分でも、いざひとりで全部を回そうとすると、頭の中の「段取り」がまったく追いつきませんでした。洗濯物を取り込んでいる間に子供がけんかを始め、仲裁しているとご飯が冷める。そういう「同時多発的な出来事」への対応力が、普段から鍛えられていないと本当につらい。

妻はそれを毎日やっていた。ニコニコしながら「大丈夫だよ」と言いながら、その裏でどれだけのことを処理していたんだろう、と思うと、申し訳ない気持ちになりました。「手伝う」という感覚でいた自分が、いかに的外れだったかを痛感しました。

子供が成長しても、「ワンオペの大変さ」は形を変えて続く

子供たちも今は小学6年生と中学生になり、当時に比べれば手はかからなくなりました。でも「楽になった」かというと、大変さのかたちが変わっただけで、なくなったわけではありません。

小さい頃は「体が大変」でしたが、この年齢になると「心が大変」になってきます。

  • 学校でのトラブルや人間関係の悩みを聞く
  • 思春期の子供との距離感をどう保つか
  • 進路や将来への不安を一緒に考える
  • 「関わりすぎず、でも放置もしない」バランスを保つ

ワンオペで一人でこれを抱えることの重さは、子供が大きくなっても変わらないんだと、今もしみじみ感じています。

妻だけじゃなく、自分の母親のことも思い出した

ワンオペを経験して気づいたことがもう一つあります。それは、自分が育てられた頃のことを初めてリアルに想像できるようになったということです。自分の母親も、きっとこんな毎日を送っていたんだろうな、と。

「子育ては大変だった」という言葉を聞くたびに、頭では分かっているつもりでいたけれど、実際に自分がその立場に立ってみて初めて、その重さが体に入ってきた気がします。感謝を伝えるのに遅すぎることはないと思いながら、親への見方も少し変わりました。

まとめ:ワンオペの大変さを「知る」ことから始めてほしい

「ワンオペ 妻 大変さ」と検索しているパパさんがいるとしたら、まずその気持ちを大切にしてほしいと思います。「大変そうだな」と思えること、「ちゃんと知りたい」と思えること、それ自体がすごく大事なことだから。

実際にやってみることが一番の近道ですが、まずは一日だけ、半日だけでもワンオペを体験してみると、言葉では伝わらない何かが分かると思います。妻が「疲れた」と言ったとき、その言葉の後ろにある景色が、きっと変わって見えるはずです。

子供たちとの時間は、振り返ってみると本当に短い。その時間を一緒に過ごせたことは、大変だったけれど、間違いなく自分の人生の宝になっています。

子育てパパ.com編集部

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