photo-1542644384-49f9febd8443?crop=entropy&cs=tinysrgb&fit=max&fm=jpg&ixid=M3wxMDAyMTU4fDB8MXxzZWFyY2h8MXx8ZmF0aGVyJTIwbmV3Ym9ybiUyMGJhYnklMjBob21lfGVufDB8MHx8fDE3ODkzNTM5NDB8MA&ixlib=rb-4.1 育休、取ってよかった。パパが実感した「参加して初めて分かること」

「育休なんて自分には関係ない」と思っていたあの頃

育休を取ることを職場に相談したとき、正直かなり迷いました。「自分がいなくて大丈夫か」「周りに迷惑をかけないか」そんな不安が頭をぐるぐると回っていたんです。

でも今振り返ると、あのとき踏み出して本当によかったと心から思っています。育休を取ったことで見えてきた景色は、想像していたものとはまったく違いました。

「知っている」と「やってみる」はまったく別物だった

育休を取る前、育児の大変さは「なんとなく知っている」つもりでした。でも実際に子供のそばにいて、全部自分でやってみると、その「なんとなく」がいかに甘かったかを思い知らされました。

我が家では妻が仕事の都合で出張が多く、私が3人の子供をワンオペで見る時間が長くありました。掃除・洗濯・食事の用意……一つひとつはたいしたことないように見えて、それが毎日積み重なるとものすごい量になる。

育休中はまさにそれを全身で体感しました。「知識として知っている」ことと「毎日自分でこなす」ことの間には、想像を超えた差があります。育休を取ってその差を埋められたことが、今の自分の大きな財産になっています。

育休中に気づいた、育児の「見えない大変さ」

育休を取って初めて気づいたことがたくさんありました。特に印象的だったのは、育児には「終わり」がないということです。

  • 授乳やミルクは昼夜関係なくやってくる
  • 寝かしつけがうまくいっても、夜中に何度も起こされる
  • やっと家事が片付いたと思ったら、また次のタスクが生まれている
  • 自分の食事・休憩・トイレさえ、思い通りのタイミングで取れない

こうして並べると笑えてきますが、渦中にいるときは笑えません。妻はこれを、育休前の私が「手伝う」と思っていた間ずっとひとりでこなしていたわけです。そのことに気づいたとき、素直に頭が下がりました。

育休を取ると、子供との「時間の密度」が変わる

育休中にもう一つ強く感じたのは、子供と過ごす時間の「密度」が変わるということです。仕事をしながら育児に参加していたときは、どこかで「見ている」「関わっている」という感覚でした。

でも育休中は違います。子供の小さな変化、表情、泣き声の違い、成長の瞬間……そういったものを「見逃さずにいられる」時間が確保されます。今、子供たちは小学6年生と中学生兄弟になりましたが、あの頃に積み重ねた時間はかけがえのない記憶として残っています。

当時は必死すぎて気づきませんでしたが、今になってあの時間の大切さをじわじわと実感しています。育休を取らなければ、その時間は永遠に戻ってこなかった。そう思うとゾッとするくらいです。

育休取得を迷っているパパへ、伝えたいこと

育休を取ることに迷っているパパに、一つだけ正直に言わせてください。「育休を取らなくても育児はできる」は本当のことです。でも「育休を取らないと分からないこと」も確実にあります。

育休中に気づけることをまとめると、こんなことが挙げられます。

  • 育児・家事を一人でこなすことの体力的・精神的な消耗
  • パートナーが毎日どれだけのことをやっているかのリアルな実感
  • 子供の成長を「近くで見ている」ことの豊かさ
  • 自分自身が親として成長するための土台づくり

育休は「休み」ではなく「現場に入ること」です。現場に入って初めて分かることが、育児にはたくさんあります。

育休を取ってよかった、その一言に尽きる

育休を取ったことで、妻への見方が変わりました。「大変そうだな」という他人事の感覚から、「これは本当に大変だ」という当事者の感覚に変わったんです。自分の母親のことも改めて尊敬するようになりました。

子供たちは今、あっという間に大きくなってしまいましたが、あの育休中に築いた関係性や記憶は今でも生きています。小さかった彼らがそばにいてくれたあの時間は、何ものにも替えられません。

迷っているパパがいれば、背中を押したい気持ちで一杯です。育休、取ってよかった。本当にそれだけです。

子育てパパ.com編集部

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