子供が被害にあう交通事故が増えている。通学中の列に車が突っ込んでいくような事故の場合は、子供もよけようがない。親にも普段から、車への注意は促されているだろうがこのような場合は注意していても・・・。
事故の概要は以下の通り。
福岡県筑紫野市の通学中の児童に車が突っ込んだ事故の概要
8日午前7時50分ごろ、福岡県筑紫野市阿志岐の県道交差点で、左折しようと停車していた同市の会社員男性(24)の乗用車に、同市のパートの女性(61)が運転する軽自動車が後ろから衝突した。乗用車は弾みで押し出され、横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていた市立阿志岐小学校の児童4人と無職の女性(50)にぶつかった。軽自動車の女性(61)や児童ら計6人が軽傷という。
筑紫野署によると、現場は小学校の近くで、児童らは通学途中。女性(50)は4人とは別の児童の保護者で、通学に付き添っていたという。阿志岐小学校によると、けがをしたのは3年生の女児1人と4年生の女児1人、男児2人の計4人で、事故の後、4人とも歩いて登校したという。
朝日新聞/gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASKC8369HKC8TIPE00C.html
幸い軽傷だったからよいが、車がぶつかる衝撃は子供へ大きなダメージを与える。今回は、停車中の車が追突により押し出された形。追突された車も止まっていたから大事には至らなかった。
追突した車を運転していた女性は61という事だから、高齢者で運転技術や判断に大きな能力不足があったようには思わない。単なるよそ見運転、居眠り運転などが原因だろうか。
普段どれだけ運転に慎重な人間だったとしても、「たまたま」不注意になってしまうタイミングはあるかもしれない。許されることではないが、集中力を欠くような健康状態では運転をしない選択も大切な判断なのだろうと思った一件である。