保育園事情はいまだ改善されていません。保育園の空きは無く、待機児童は年々増えています。自治体の発表では、待機児童はゼロ!などといっているところもありますが、その区に住んでいるウチで一番下の子が保育園に入れなくて、義母に預けて1年待っていました。ドコが待機児童ゼロ?
何をもって言っているのか不思議です。ウチはとりあえず入れましたが、他の父兄に聞くとご近所さんで「まだ決まらない」「1人はココに決まったけどもう一人は自転車で30分の別のところに決まったから毎日大変」そんな親も。
コレはさすがにきついですね。でも、まだ入れるだけいいですよね。ホント仕事に影響でますから。って言うか仕事できなくなりますよね。そんな難関をかいくぐって入ることが出来た人達はラッキー。他の家庭の分まで保育園ライフを楽しみたいところです。ですが、小さい子供たちの世話をしながらのフルタイムでの仕事は大変です。入園式から戦争が始まります。
保育園が決まり「やった!」とパパもママも喜んでいるだけではいられません。保育園が決まったことで一安心せず、その後の予定を確認していきましょう!
保育園の入園式は4月1日だと思い込んではいませんか?4月1日からフルタイムで職場復帰できると思い込んでいませんか?保育園が決まってから確認したいあれこれを一緒にチェックしていきましょう。
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入園式は4月1日?
思い込みって怖いですね。
最初の子の時、私はすっかり4月1日だと思って心の準備をしていました(笑)
保育園の入園式の日程はその地域や保育園によってさまざまです。4月1日に行うというというところもあれば、あえて日程を遅らせて行うところもあります。多くの保育園が4月の第一週のうちに入園式を終わらせているようです。
5月や6月といった途中入園の場合は特別な入園式を開かないことが一般的だそうですが、前年の途中入園の子供の保護者に今年の入園式に参加するかどうか聞いてくれる保育園もあるようです。
また、入園式の日程は周辺の小学校入学式と重ならないよう調整している場合があります。毎年同じではないので注意が必要です。保育園の入園申し込みを済ませたら、忘れずに入園式から1~2ヶ月の参加行事の日程を確認しておきましょう。
入園式がない保育園もある
保育園は「保育に欠ける」ということが入園の条件にあることから、当然ながら保護者が入園式に参加できないことも想定されています。そのため必ずしも入園式が行われると決まっているわけではありません。
保育園は認可保育園と認可外保育園の二種類あります。4月の時点で認可保育園に入所できなかった子供が年度途中に認可外保育園に入所するということも多くあります。入園時期が異なることや朝早く夜遅くまで働いている保護者の都合を考慮して入園式を行わない施設、子供だけで入園お祝い会を行うという施設もあるようです。
パパは入園式に参加すべき?
保育園の入園式は平日であることが多いのでママのみ参加といった家庭が多いようです。しかし、最近は育児に積極的なパパも多いので、入園式に参加するパパも増えてきています。ウチの子が通う保育園でもパパの参加は多かったですね。
入園式は大事な我が子の一大セレモニーですが、保育園に慣れていない子供にとって入園式は不安なイベントです。そんな時にママだけでなく、大好きなパパもいてくれたらきっと安心すると思いますよ。ママにとってもパパがいれば説明や手続きも分担でき、大切な入園式の記念写真も抜かりなく出来るでしょう。
保育園の入園式に適した服装とは?
子供の人生一大イベントである入園式、可愛く着飾ってあげたいですよね。でも、一体何を着せればよいのでしょう?
それはやりすぎでしょ?というくらい派手なのもなんですよね。スーツ?ワンピース?ネクタイはつけるべき?リボンは?悩みますよね。
保育園の入園式では0歳児や1~2歳児がほとんどです。ウチの場合は1人が0歳、後二人が1歳で入園でした。あまりカッチリした服装をさせると窮屈で嫌がります。
普段よりちょっとオシャレを意識するくらいで十分だと思います。キャラクター物よりはシンプルなデザインや色の物を選ぶと良いでしょう。式典ですから。
女の子なら可愛いブラウスとスカート、男の子なら襟付きのシャツにジーンズ以外の短パンを選ぶと無難ですね。
気温によってはカーディガン、ベスト、ジャケットをプラスしましょう。ネクタイやレース、ヘアクリップなどのアイテムを使うこともオシャレで可愛いですが、まだ小さな子供なので締め付けられる物やチクチクした刺激は気になってしまいますから、入園式の最中に集中力が切れて機嫌が悪くなってしまう可能性もあります。入園を記念して入園式の後に記念撮影を行う保育園も多いです。せっかく着飾ったのに、記念写真には涙と鼻水でグシャグシャな顔の我が子と子供の対応にボロボロのパパとママが写っているようでは、ちょっと残念。
写真に残るので、恥ずかしくない服装を心掛け、子供が嫌がらない程度のオシャレをさせると良いのではないでしょうか。
ウチはこのパターンでした。動きやすさも大事ですね。
保育園によっては入園式の後にそのまま「慣らし保育」に入ることもあります。当日の流れを確認することも大切です。動きやすさを重視した洋服を準備してあげると慣らし保育にも安心して参加できるでしょう。また、年齢が低い子供の場合はオムツの着脱が簡単なものを選ぶのもポイントです。
パパはやはりスーツがいいのか?
「スーツ新調しなくちゃいけないな。」というパパ。そこまで気張らなくてもいいかもです。
スーツじゃなくても良いと思いますよ。パパの服装もママ同様あまりかしこまる必要はありません。もちろんビジネススーツをお持ちのパパはそれで充分です。黒よりも紺やグレーのほうがフォーマルすぎず春らしい雰囲気が出て良いのではないでしょうか。スーツを持っていないパパは、「ジャケット+シャツ+チノパン」で入園式に出席すると良いでしょう。シャツは襟付きが良いですが、「ワイシャツは着慣れなくて苦手だ。」というパパもいるかもしれませんが、丸襟のTシャツでもジャケットくらいは着て行きましょう。「ジャケットなんて堅苦しい。」というパパはニットのカーディガンとか。
さすがにジャージやトレーナーはいないでしょうが、ジーンズもカジュアルすぎるため避けたほうがいいですよね。
服装もそうですが、パパの場合、髪型や髭などの身だしなみのほうにも気をつけたいですね。大切な我が子が最大6年間お世話になる保育園です。親も子供も清潔感や、きっちりした印象をもたれるよう気をつけたいものですね。
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入園したものの…転園を考えるパパママの理由
入園式を無事終え、本格的に保育園生活が始まりホッとしているパパとママ。仕事に復帰し、生活が落ち着いてきた頃、「やはり転園させた方がいいのか…」と気づくことがあるかもしれません。入園前は、自分達の仕事もあるので「何とかどこでも入れれば良い」と思いはあったかもしれませんが、入園が決まって普通の生活が始まってみると、やはり便利なほうがいいし、こっちのほうが良かった・・・など出てくるかもしれません。
転園を考えるパパとママの理由には次のようなものがあります。
- 保育園が家から遠い
- パパの転勤、引っ越し
- 兄弟で別の保育園に通っている
- 認可外保育園に通っているが認可保育園に空きが出た
- 幼稚園から保育園に入園させたい、またはその逆
- 保育士が信用できない、園の対応に不満がある
- ママ友トラブル など
理由はさまざまあります。どうしても転園せざるを得ない理由と、転園する前に良く考えるべき理由とあるようです。
転園を決める前に考えよう
転園となると、慣らし保育が必要だったり新たに用意する通園グッズがあったりパパやママも大変です。なにより子供がせっかく保育園生活に慣れてきたにもかかわらず、また最初から新しい保育園生活を始めなければならないストレスを受けなければなりません。どうして転園が必要なのか問題を整理し理由を明確にしましょう。その問題は年中、年長と子供が成長することで解決しないか、転園するのではなく休園して見守ることはできないか、子供の環境を本当に変えても大丈夫か夫婦で話し合いしっかりと考えましょう。一度決まってしまったものを帰るのにはエネルギーが要りますからね。
どうしても転園が必要な場合
パパの急な転勤で引っ越さなければならず転園をしなければならない。この場合はどうしようもありません。引っ越しが転園の理由という家庭は多いでしょう。子供がまだ小さいとパパの助けが必要ですし、パパだけ単身赴任してもらうというわけにはいきませんね。引っ越しに伴う保育園の転園手続きの流れは以下の通りです。
転園手続きのステップ
- STEP1、認可保育園を退園するときは退園する翌月1日までに「退園届」を提出
- STEP2、必ず転居先の保育園の空きと住民票を移す前での申し込みができるか、必要書類を転居先自治体の保育課に確認
- STEP3、認可外保育園を利用する場合、転居先の自治体に「利用者補助」があるか確認
- STEP4、転園先に提出する必要書類は多いので事前に早めに準備する
- STEP5、転園の申込期限は前月の10日頃、発表は前月20日頃
転園したいと一言で言ってもこれだけの行程を踏まなければなりません。こうしてみると「なかなか面倒」です。
ママだけに任す、パパだけに任すとやらなければならないことが多く大変です。チェックリストや分担表を作成してパパとママが協力して転園を進めていくと良いでしょう。
まとめ
保育園は大切な我が子が初めて親から離れて大半の時間を過ごす場所です。入園式がある保育園もあれば、ない保育園もあります。両親が出席できる、ママだけ、パパだけ、誰も出席できないなど状況もさまざまです。
パパが参加できる場合は、積極的に参加してあげましょう。ここから、パパの育児参加意識を上げていかないと、ママの負担は増えるばかり。逆に、パパの積極参加は子供もママも喜びます。
やはり式典なので服装はカジュアルすぎないように気をつけるべきですね。
子供は動きやすさを考慮したお出かけ用の服で普段より少しオシャレを意識すると良いでしょう。入園式だからと力を入れすぎて私も礼服などカッチリした服装で出席しなくて良かったと思います。確実に周りから浮いてしまっていたと思います(笑)
カジュアルすぎもだらしなく見えちゃいますね。
ウチは一般的な都内の保育園ですからこんなものでいいですが、私立の格式あるところではやはり違うんでしょうね。
保育園にどのような服装が多いか確認しておけば間違いないですね。
保育園探しから待機児童問題をくぐり抜け、やっとの思いで入った保育園であっても、入ってみないと分からないことが多々あります。家から遠く通園が大変、急にパパに辞令が出て引っ越しなければならない、さまざまな理由で転園を考えるパパやママも出てくると思います。転園はパパやママの手続きが大変なだけでなく、子供が受けるストレスの大きさも計り知れません。転園を決める前に本当に転園しなくても解決できないのか?
その問題が改善されることは転園以外の方法でもないのか夫婦でよく話し合うことが大切です。保育園入園というイベントをきっかけに、これからの育児に対する意識を上げて行こう。家族がみんなで一つの問題をクリアして行こうという意識に変わりました。
入園応募から入園待機、祖父母に入園後のサポートの要請、パパママだけでなく、周りを巻き込んでの子育て意識は高まる一方でした。保育園に入るということはママも働くということですから、パパはこれまで以上にママのサポートをしないといけないですね。
共働きでも、家ではママがすべてやるというような家庭もまだまだあるようです。
家事育児を分担していく覚悟を今からパパはしていてください。
でないと、ママからの強いプレッシャーが・・・(笑)
「家事なんてできない」というパパは子供の世話係に徹し、とにかく参加表明だけはしておきましょう。子供の世話のほうが家事よりも大変なのですが(笑)
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