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育児ノイローゼが男性にも増加。男性がなる理由と楽にさせる解決策

育児のストレスは多い

育児ノイローゼは女性がなるものだと思っている人も多いかもしれませんが、実は男性にも増えてきています。現代は昔と比べると男性も育児参加するようになりました。それと同時に育児ノイローゼになる男性の数も増えているそうです。

育児は思うように行かないことばかり。だから面白いんですが、ストレスも多い。男性も女性も育児ノイローゼと隣り合わせです。他人事ではいられない育児ノイローゼ、男性だからなりやすい、気をつけるべきポイントがありますので、参考にして育児のスタンスをうまく調整してください。

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育児ノイローゼになりやすい性格

「ノイローゼって気持ちの問題だろ?」「自分の子供の面倒くらいみれなきゃダメだろう。」と自分は育児ノイローゼとは無縁だと思っていませんか?育児は仕事とは全く違います。

どれだけ頑張っても報われないことも数多くあります。

仕事とは違いお給料も出ないですしね。男性だけでなく女性もですが、以下のような性格や環境にいる人は育児ノイローゼになりやすいと考えられます。気をつけて周りの方がフォローできるといいですね。

 

1、完璧主義

良い父良い夫になろうと何事も完璧にこなそうとする人は無理をしがちです。

育児に完璧を求めることはとても難しいです。なにせ子供は失敗しながら成長していくのですから。

自分が完璧に育児をするということは子供に完璧を求めることにも繋がります。それは子供にとって大きなストレスになりかねません。不完全でも良いということを認めることから始めましょう。

 

2、真面目

「ご飯は栄養ある物を与えないと!」「土曜日は俺が休みだから子供を保育園に預けるのは可哀想」などと真面目に取り組みすぎると自分が休む時間を取れなくなってしまいます。

特に初めての子育て中は育児書を参考にしがちです。「不真面目でもいいよ」「適当でいいよ」と書いてある育児書なんてほぼありません。

「息抜きも必要」程度でしょうが、育児書の内容を全て行おうとすると体が一つでは足りません。大変だと思ったら離乳食がベビーフードになってもいいんですよ。

パパやママがしんどい時は一日くらい子供をお風呂に入れなくても大丈夫です。そんなこと育児書には書いていませんよね。

適当でも子は育ちます。適当な人がもっと適当にされても困りますが、気張りすぎないことです。

 

3、マイナス思考

先にも述べましたが子育ては不完全なことの連続です。

子供も親も失敗を経験して徐々に成長していくのです。マイナス思考やその失敗を恐れていると次への挑戦に躊躇してしまいます。「失敗してもいいから、その次どうすればいいか?」という思考を持つようにすると、気が楽だし、物事の取り組むことに躊躇しなくなります。積極的な姿勢を子供に見せるというプラスの効果もあります。

 

4、心配性

新生児や乳児で寝がえりができない時期だと「ちゃんと息しているかな?」と心配になりがちです。

私も第一子が乳児期に心配で、何度も寝ている子供の呼吸確認をしたことがあります。そうなると自分がぐっすり眠れず翌日に疲れが残ってしまいます。こうして疲労が蓄積されていくのです。

 

5、自分の許容範囲がわからない

男性は我慢強いです。正確には我慢強いのではなく「弱さを見せたくない」のだと思います。

そうして、つい無理をしてしまうのです。ママに「大丈夫?」と聞かれたら「大丈夫!」と答えるでしょう。「無理しないでね」と言われたら「無理してないよ。」と答えるでしょう。

また、自分よりはるかに長い時間育児をしてくれているママに遠慮していることもありますよね。

「今日は仕事は休みだけど、育児するのはしんどいからバッティングセンターに行ってちょっと気分転換してくるわ!」なんて勇気のある発言ができるパパなんてほぼいないのでは?

実際ママから「遊んできていいよ」と言われても罪悪感からなのか、なかなかそのようにできないですよね。そうしてつい無理をしてしまいがちに。

 

6、独身生活が長かった

独身生活が長いということは自分の時間があって当たり前の生活が長かったということです。

子育ては仕事のように始業時間や終業時間がありません。子供中心の生活スタイルとなり自分の時間が持てないことにストレスを感じてしまいます。

 

7、共感してくれる人が近くにいない

男性は女性と違い「パパ友」をあまり作りません。

女性はママ友とランチして旦那の愚痴や悪口を言ってストレス発散しますが(笑)パパはそういうストレス発散方法がありません。

パパの学生時代の友人や会社の同僚に相談できるとしても子供の年齢がさまざまなため本当に共感してもらえるということは少ないかもしれません。

「夜泣きくらい可愛いものだよ。うちなんて反抗期で口をきいてくれないんだぞ!抱っこさせてもらえるうちが華だぞ。」なんて言われても嬉しくないですよね。

そのタイミングではないことを言われてもピンと来ないし、また、「そんなの大したこと無いよ、俺のほうがもっと・・・」といわれれば、共感してもらえないばかりか今の自分の頑張りを否定されてしまうようなもの。むしろ相談しなければよかったと思ってしまいます。

 

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育児ノイローゼ?疑わしい兆候とは?

ストレス、育児疲れ、寝不足などが重なると以下のような育児ノイローゼの兆候が出始めます。

  1. 子供といる時間が辛い、子供が可愛いと思えない
  2. 些細なことなのにイライラする
  3. 全てを投げ出してしまいたくなる
  4. 理由もないのに涙が出る
  5. ぐっすり眠れない、寝つきが悪い

他にもさまざまな症状があるでしょう。症状や程度は人それぞれですが、このように情緒不安定、うつ状態のような症状となります。これらの症状が出始めている人は育児ノイローゼを疑いましょう。

パパを楽にさせる解決策

1、一人の時間を作る

育児ノイローゼは子育て中の人に起こるので、まずは子供から遠ざけましょう。パパだけの部屋を作れるのであればしばらくはパパと生活を別にしましょう。必要があればパパだけ実家に帰るという手段を取っても良いのでは?

一人の時間を作ってリセットできれば、気持ちも復活してきます。

2、夫婦でしっかりコミュニケーションをとる

育児をしても家事をしてもママから「そうじゃない!」「なんでこんなこともできないの?」とダメ出しをされることってありますよね。

あれ結構つらいんですよ。だってこっちは必死にやっているのに「これじゃダメ」って一言で片づけられてしまうんですから。

イライラしますし、やる気も失せます。そういうイライラを言えなかったり我慢してしまうことで一歩また一歩と育児ノイローゼに近づいているんです。

何をどうすべきかお互い同じ認識でいれるよう、またお互いの精神状態を知るためにママとしっかりコミュニケーションをとっていきましょう。

男性は辛くても我慢しがちだし、頑張ってるのにダメだしされれば、苦しくても「俺がやってやる」と意地になってしまうこともあります。なので、「なんかパパ変だな」と周りが気づいたころには育児ノイローゼの症状がひどくなっているかもしれません。周りの気遣いで少し楽にしてあげましょう。

 

3、息抜きを「義務」として行う

パパは息抜きをしても良いと言われても我慢しがちです。「大丈夫」「育児は辛くないよ」と本心を隠してしまいます。

息抜きなんてしたらママに悪いと思ってしまうからです。しかし育児ノイローゼになったらママの負担は今の何倍にもなって重くのしかかります。これ大きなポイントですよね。

息抜きは育児ノイローゼ予防のためにやらなければならない「義務」だと考えましょう。「義務」だと考えることでパパの罪悪感は少しは軽くなりませんか?ママに自分の今の状況を正直に話し息抜きを理解してもらいましょう。

 

4、使えるものは使う

現代は便利な世の中です。離乳食を作らなくてもベビーフードがスーパーで買えます。お金を払って託児所に子供を預けることもできます。掃除洗濯料理をする余裕がなくても家事代行をしてくれる業者はいます。そういうサービスを使って家事育児の負担を軽くしていきましょう。

まとめ

思い当たることはありましたか?当然ありますよね(笑)子育て中はみんな経験していますから。パパにも育児ノイローゼがあるというテーマですが、もちろんママもです。ですから、育児や家事の分担、お互いのフォローなど、よく話し合ってお互いの考え方のギャップを減らすように、夫婦間のコミュニケーションが大切なのは言うまでもありません。

子育ては育児書通りにはいきませんし親の思い通りにもいきません。

そんな育児にストレスを感じることは当たり前なのです。適度に力を抜いて育児をしましょう。

全速力でフルマラソンは走れません。長丁場のレースなので、早く自分のスタイルを見つけてペース配分できるようにすると苦しくなくなります。

なんでも頑張って無理をしてイライラしてしまうより、手を抜けるところは抜いてニコニコ笑顔で育児をするほうが子供も嬉しいはずです。夫婦でコミュニケーションをしっかりとり協力し合って大変な育児を乗り越えていきましょう。

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yazzoo: