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子供たちをスポーツで育みたい 東京の保育園が「幼児スポーツ教育プロジェクト」を発足

【子供たちをスポーツで育みたい 東京の保育園が「幼児スポーツ教育プロジェクト」を発足】

今、東京から始まった新しい取り組みで保育の現場が変わるかもしれません。

社会福祉法人「東京児童協会」が、株式会社「CRIACAO(クリアソン)」の協力を得て、保育園向けプログラム「幼児スポーツ教育プロジェクト」というものが発足しました。

「スポーツを通じて子どもたちの可能性を最大化する」をコンセプトに、昨年から始まった異色の試みとのことです。

具体的にどのようなものなのでしょうか??

今回は幼児スポーツ教育プロジェクトについてまとめていきます。

 

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幼児スポーツ教育プロジェクト

日本代表経験者らが年長クラスの子どもに対し、月1回、年12回の指導を行うもので、スポーツを通じて子どもたちの可能性を最大化するという理念に東京児童協会とクリアソンが共鳴し、昨年からスタートしました。

なんとスポーツ界のトップアスリート達が実際に保育園で指導を行うというのですから驚きですね。

こども達にとってどのような影響を与えるのでしょうか??

プロジェクトの企画・運営をサポートするクリアソン代表取締役社長・丸山和大さんが語るには

「僕らとして大事にしたいのが、それぞれのスポーツをなぜやるのか、言語化したいということ。各種目の構造を正しく理解し、誰にでも成功体験を持ってほしい。特に、かけっこはすべてのベースになるもので、正しい動作をすれば絶対に速くなるというのが伊藤さんの考え方。これの何が価値が高いかというと、速くなるのは手段であり、正しいアプローチをすれば何でも成果が出るという自信をつけられること。例えばサッカーなら、脳から一番遠い、足でプレーするのでミスが起こりやすい。そうなると、ミスを誰かのせいにするのではなく、いかに仲間を助け、思いやる力を持つかという発想になる。指導者は怒るのではなくサポートしたことを褒め、子どももミスが悪いのではなく、サポートに感謝することが大事と気づける。それぞれのスポーツの競技特性を正しく理解し、抽出したメッセージが現場で伝わったら嬉しいです」

とのことです。

たしかにスポーツというのは一番成功体験を得やすいのかもしれませんね、得意不得意はあれど正しい努力を積み重ねれば目的が達成できるという何にでも応用できる考え方を身につけることができますね。

結果を求めたがる保護者たち。

少子化が進む中で保育業界も日々、変わってきており、そんな中で現在の保育業界にどんな課題があるのでしょうか??

今の保育園は結果を求めたがる保護者が多いようで、「何かができるようになること」が流行ったりするようです。しかし子供たちにとってまず必要なのは体を動かすことが楽しいという気持ちや、そういうものをやってみたいといった好奇心の部分を育むことも大切です。

何かをやりたいという興味、意欲、関心……。そういうものをしっかり引き出してあげられる保育園の事業者が増えてくれると預ける保護者も安心ですね。

成果を求めてくる時代ですが、子どもたち自身がやりたいと思っていなくて、やらされているだけだったら、絶対にそれは将来やらなくなってしまいますからね…。

もっと本質的な興味、意欲、関心に触れられる保育業界になってほしいですね。

まとめ

  • 幼児スポーツ教育プロジェクトが発足。
  • スポーツ界のトップアスリート達が実際に保育園で指導を行うプロジェクト。

保護者や教育者には結果だけでなくこども達の過程での気持ちに目を向けると、さらによりよい教育現場になっていくかもしれませんね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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