つい先日結婚記念日だった。
7年目の結婚記念日に子供達が絵を描いてくれたり祝ってくれた。
その数日前に、
ママ:「欲しいものがあるんだけど」
私 :「何?アクセサリー?」
ママ:「そんなのいらないよ。中本(激辛ラーメン)の蒙古丼」
私 :「・・・・」
ママ:「モノ要らないから辛いものが食べたい」
「ごめんね。ロマンチックじゃなくて(笑)」
育児の忙しさのあまり、欲もなくなっているらしい。
「他にはないの?」と聞いたら
「ん~、安らぎかな」
確かに。育児中の主婦に息抜きの時間は無い。
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「安らぎ」っていつぶりなんだろうか・・・
そうだよな。
結婚して7年。
子供が、6歳4歳2歳。
全然休まるタイミングは無い。
毎日喧嘩して大騒ぎしている子供達の世話をするのは戦争だ。
何年ゆっくりして無いだろうか・・・
そう思うと頭が下がる。感謝。
子育てにも参加しているが、妻の作業量に比べたら10分の1くらいだろう。
私は仕事の関係で帰りは遅いから、子供達の寝かしつけはすべて妻。保育園の送りはするが迎え、回収した荷物の洗濯。毎日洗濯を2回はする。
以前、たまたま早い時間に家にいて、保育園からの帰り時間に遭遇したことがあった。衝撃だった。
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衝撃の時間
子供達:「おなかすいた~!!!」と帰るや否や子供達が騒ぎ立てている。
ママ :「今やるから待ってて」
と怒鳴りながら、洗濯機に洗濯物を突っ込み料理開始、眠くなっている2歳はまだ赤ちゃんみたいに手がかかる。
朝のうちに夕飯まで仕込みはしているようだが、食卓に出すまでにはいくらか時間がかかる。それさえも子供達は待たない。夕ご飯を口に押し込んで、風呂に入れてガシャガシャ体を洗って、順番に寝かせようとするが子供達の寝るタイミングが違うので思うように寝てくれない。そういっているうちに4歳6歳がケンカをはじめて眠りそうだった2歳が起きる。
寝かしつけ作業が振り出しに・・・・。
「安らぎかな・・・」という意味が良く分かった
これが毎日。7年。
「安らぎかな・・・」
と遠い目をしていっていたママの言葉は重かった。
「大変だよな」と思ってはいても、この戦争を実際に目の当たりにすると・・・・。それからさらに、育児を真剣に考えるようになった。
どのパパにも言いたいのは「パパは、ママの仕事を良く見るべきだな。」ということです。パパがシッカリ稼いで、ママは専業だったとしても、休み無く続くこの安らぎの無い時間はキツ過ぎると思う。ましてや共働きなら・・・。
と7年目の記念日を向かえ再確認しました。
そして、布団からはみ出して床に寝ている3人の子供達の荒々しい寝姿を見ながら、ママの好きなシャンパンとブルーチーズで遅い時間まで「あーでもないこーでもない」と話していた。あと何年も無いかもしれないこの時間が私は好きだ。ママも安らぎとは行かないかもしれないが少し満足気な表情をしていた。と思いたい。
ありがとう。
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