専業主婦が羨ましい?なんていっているのは誰ですか!
「専業主婦が羨ましい?」と思うあなたは、家事育児を体験しなさ過ぎではないでしょうか。女性の社会進出が目覚ましい現代では、産後すぐに社会復帰をしたママも多いです。仕事で重要な役職がある人、金銭的理由から働かなければならない人、子供が保育園に入れたから保育園を利用し続けるために働いている人と同じ兼業ママでもその背景は様々。このサイトの読者はパパが多いかもしれません。専業主婦はパパが思う以上にどれほど大変かをママが何を求めているのかを一緒に考えてみましょう。
スポンサードリンク
兼業主婦が思う専業主婦が羨ましいと思う3つの理由
1、専業主婦は仕事でのストレスを感じる機会が少ないから
仕事では人間関係に悩まされることも多々あります。苦手な上司や取引先の接待など気を遣うケースは山のようにあります。こんなストレスから逃げたいと思う人は、専業主婦を羨ましく思うこともあるかもしれません。
2、専業主婦は時間に余裕があるから
昼間に行動できる、昼寝ができる、趣味に没頭できる、いつも家を綺麗にしていられる、子供やパパが帰ってきたら「おかえり」と迎えてあげられる、心に余裕ができるなどが挙げられます。
3、お金に追われることがないから
金銭的理由から働きに出ているママはシビアです。その人たちの中には「 「自分が稼がなければ」という焦りがないから」という意見を持っている人もいるようです。
これらの理由はパパにも「あ~!分かる!」という理由があるのではないでしょうか?
兼業主婦のママの声はパパにも通じるところがあるかもしれません。
しかし、ここで立ち止まって考えてみてください。上記の理由は本当に専業主婦のママに当てはまるのでしょうか。
「専業主婦ってストレスなさそうでいいね~。毎日昼寝できるなんて最高じゃん。」と専業主婦の方に言ってみましょう。ものすごいバッシングの嵐となる様が目に浮かびます。
スポンサードリンク
専業主婦の本音
1、専業主婦は、365日24時間仕事だと思ったら昼寝でもしなければ体持たないよ!
仕事をしていれば始業時間と終業時間があります。お昼休みは一時間とれる仕事もありますよね。専業主婦は時間が決まっていません。朝から晩まで家事と育児に費やし、夜中は子供の夜泣き対応に励んでいます。赤ちゃんがいるママは夜中も授乳があり、連続して何時間も睡眠をとれる日なんてほとんどないのです。
2、専業主婦に自由な時間やお金なんてない!
子供がいれば子供中心の毎日なので、自由時間なんてありません。トイレに入る時すら子供がママを探して泣き叫んだりします。専業主婦は「夫が一生懸命稼いで来てくれたお金」という思いからなかなか使えない人も多いんですよ。また働き手が夫だけなので自由に使えるお金はほとんどないとも言えます。家庭の事情を一番知っている専業主婦のままだけに、使うお金の感覚は一番シビアといえるのでは?
3、子供の世話やしつけをほとんど一人でこなす大変さ
兼業主婦で子供を保育園に預けることができたママさんは「トイレトレーニング」「お箸の持ち方」「鉛筆の持ち方」「ハサミの使い方」などを子供に教える機会はあまり多くないのではないでしょうか。もちろん休日は対応しているでしょうが、専業主婦は保育園へ子供を預けることができないので、しつけや世話はほとんど一人で行います。大人ができて当たり前のことが子供はできないですし、すぐ飽きて言うことを聞かないため、とても根気が必要です。公園で砂遊びをしているお友達に「スコップ貸して」と言えなくて奪い取ったり、滑り台の順番を抜かしてしまったり、社会のルールもママが一から教えます。新人の教育を任されたことのあるパパで新人の覚えが悪くイライラしたことはありませんか?
あれよりももっとひどい状態(汗
話が通じないし、本能のままに行動するし・・・。話が通じるだけまだまだマシですよ。
ココの理解がないと「専業って楽で良いなぁ・・」なんて勘違いしてしまいかねません。ウチのママは専業は務まらない。と自分で言っています。「いつもよりももっと大きなストレスを受けていて外に出れなかったら死ぬ」(笑
といっています。
4、強すぎる社会からの「取り残された感」
毎日子供と過ごす反面、大人との会話に飢えてしまいます。ママ友がいない専業主婦はパパ以外の大人と全く会話をしない日が何日もあるのです。そうなると社会から取り残されたような疎外感を感じます。数年後に社会復帰なんてできるのだろうかと不安になるのです。
フォローが必要ですね。
専業主婦が思う兼業主婦が羨ましく思う理由
兼業主婦が専業主婦を羨ましいと思うように、専業主婦も兼業主婦のことを羨ましいと思っています。
保育園に子どもを預けることができて羨ましい
最近の保育園は子供を預かるだけでなく、栄養面が考えられた給食がでたり、保育園によっては水泳や英会話など様々な体験をさせてくれたりと手厚いサービスを受けることができます。しかも、地域によっては保育料が二人目以降半額や全額免除の地域もあるので保育園へ預けたいと思うママは多いです。本当は働きたかったけれど保育園に落ちたから働くことができなかったというママの声もたくさんあります。
望んで専業主婦をやっているわけではないママが多いことを考えると「専業主婦はいいね」カンタンにいえません。しかも楽じゃないし。
兼業主婦は金銭的に余裕があって羨ましい
働き手がパパだけだと、何かあった時のために節約して貯蓄しておこうと考えます。たまには外食でもしたいなと思ってもなかなかできないのです。また、夫婦揃って厚生年金や共済年金に加入しているでしょうから将来貰える年金の金額が専業主婦家庭より高く、安心感が違ってきます。
隣の芝生は青く見える
いかがでしょう?
これまで思っていた専業主婦のイメージとは違っていたパパもいるでしょう。
専業主婦の内情を知れば、ママへの感謝が増すのではないでしょうか。専業主婦も兼業主婦も子どもがいればママであることには変わりないので24時間365日子供のことを考えています。パパのことは1割くらいかもしれませんが(笑)。
違いといえば、日中子供を保育園に預けるか否かです。しかし、その違いこそがお互い知らない時間なので「きっとこうなのだろう」と想像の中で羨ましく思えるのかもしれませんね。昔から隣の芝生は青く見えると言います。兼業主婦は仕事を辞めて専業主婦になった時、専業主婦は社会復帰をして仕事を始めた時にお互いの大変さが分かることでしょう。きっと「羨ましい」なんて言えなくなります。
まとめ
専業主婦も自由な時間が欲しいと思っているはずです。そんな時はパパがサポートしてあげてください。月に一日だけ「ママの日」を決めてママが自由に使える時間を与えてあげましょう。「ママの日」にパパが家事育児を頑張れば、きっとパパもママの大変さを本当の意味で知ることができるはずです。ウチでは、子供三人を私が見る時間を作ってリラックスしてもらっています。「普段仕事をして休みの日に子供の面倒を見るなんて大変だよ」と思うパパもいるかもしれませんが、仕事と育児のストレスが少しでも減れば、結果的に自分へのアタリがきつくなくなるので(笑 たまにやっておくといいですよ。
スポンサードリンク