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七五三が近づくと、子どもの着物やママの服装の話はどんどん進むのに、「パパは何を着ればいいの?」だけが後回しになりがちです。スーツでいいのか、ネクタイは必要か、写真館で撮るときはどうするか。直前になって慌てるパパも少なくありません。
この記事では、七五三でのパパの服装について、
- 選ぶときの基本の考え方
- スーツ・和装・カジュアルそれぞれのポイント
- 参拝と写真撮影で変えたほうがいいこと
- 当日までに準備しておくこと
を順番に整理します。服を新しく買うかどうか迷っている人も、まずは手持ちの服で対応できるかを確認してみてください。
結論:基本は「子どもより目立たない、ママと格をそろえたスーツ」
先に結論をまとめると、七五三のパパの服装で迷ったら次の3つを押さえておけば大きく外しません。
- 主役は子ども。子どもの衣装より格上・派手にならない服を選ぶ
- ママと雰囲気(格)をそろえる。片方だけフォーマル、片方だけラフにならないようにする
- 迷ったら紺かグレー系のスーツ。ネクタイを締めておけば、参拝でも写真でも浮きにくい
七五三の服装には、冠婚葬祭のような厳密な決まりがあるわけではありません。ただ、神社での参拝は神様へのごあいさつの場でもあるので、普段着より一段きちんとした服を選ぶ家庭が多いです。
七五三の基本をおさらい
服装の前に、七五三そのものを簡単に確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お祝いする年齢 | 一般に3歳は男女、5歳は男の子、7歳は女の子 |
| 年齢の数え方 | もとは数え年。最近は満年齢で行う家庭が多い |
| 日にち | 11月15日が目安。10月〜12月ごろに家族の都合で行うことも多い |
| 主な行事 | 神社への参拝(お参り・ご祈祷)、記念撮影、家族での食事 |
年齢の数え方やお祝いする年齢には地域差もあります。祖父母と一緒に行う場合は、事前に「どの年でお祝いするか」を確認しておくとスムーズです。
日にちに幅があるということは、参拝と写真撮影を別の日にする家庭も多いということです。パパの服装も「参拝の日」と「撮影の日」で分けて考えると選びやすくなります。
子どもの衣装に合わせて「格」を決める
パパの服装を決めるときに、いちばん大事なのは子どもの衣装です。
一般的に、和装は洋装より格上とされています。そのため、
- 子どもが着物(和装)→ パパはスーツでも和装でもOK
- 子どもが洋服(ワンピースやスーツ)→ パパは洋装(スーツなど)にする
という考え方が基本です。子どもが洋服なのにパパだけ紋付袴、という組み合わせは、主役より格上になってしまうため避けたほうが無難とされています。
| 子どもの衣装 | パパの服装の目安 | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 着物・袴 | ダークスーツ、または和装 | 和装にする場合は家族全体のバランスを見る |
| 洋装(フォーマル) | スーツ | ネクタイを締めるときちんと感が出る |
| 洋装(きれいめカジュアル) | ジャケット+きれいめパンツ | ジーンズやスニーカーは避ける |
次に、ママの服装とそろえます。ママが訪問着ならパパはダークスーツ、ママがワンピースならパパもスーツやジャケットスタイル、というように「同じくらいのきちんと感」にしておくと、家族写真に並んだときにまとまりが出ます。
スーツで行く場合のポイント
いちばん選ばれやすいのがスーツです。手持ちのビジネススーツで十分対応できます。
色は落ち着いたものを
紺やチャコールグレーなど、落ち着いた色が無難です。黒のスーツでも問題ありませんが、黒ネクタイだと弔事の印象になるので、ネクタイは明るめの色や柄物にしましょう。
ネクタイで「お祝い感」を出す
ネクタイは、シルバー系や淡いブルー、子どもの着物の色に合わせた色などを選ぶと、お祝いの雰囲気が出ます。家族写真を撮るなら、子どもの衣装の色とケンカしないかも確認しておくと安心です。
シャツと靴
シャツは白か淡い色の無地が合わせやすいです。靴は革靴にして、前日に磨いておきましょう。神社では玉砂利の上を歩くことも多いので、つま先の汚れや傷が意外と目立ちます。
ネクタイなしはOK?
ネクタイなしのジャケットスタイルを選ぶ家庭もあります。ただ、ご祈祷を受ける場合や、祖父母がきちんとした服装で来る場合は、ネクタイを締めておくほうが場になじみます。迷ったら「ネクタイを持って行って、現地で判断する」のも一つの方法です。
和装・カジュアルにする場合の注意点
和装(着物・袴)
子どもが着物なら、パパも着物にして家族で和装にそろえる家庭もあります。写真の統一感が出るのが魅力です。
一方で、着付けの時間や移動のしにくさ、子どもを抱っこするときの動きにくさもあります。小さい子のお世話をしながら和装で過ごすのは意外と大変なので、撮影のときだけ和装、参拝はスーツのように分けるのも現実的です。写真館によっては大人の衣装を用意しているところもあるので、予約のときに確認してみましょう。
カジュアル(きれいめ)
「家族だけでお参りする」「写真は撮らない」といった場合は、ジャケットにきれいめのパンツを合わせたスタイルでも問題ありません。タートルネックやカーディガンを合わせて、落ち着いた印象にする人もいます。
ただし、次のような服装は避けましょう。
- ジーンズやスウェットなど、普段着に近いもの
- 派手な色や大きな柄
- スニーカーやサンダル
カジュアルにする場合は、ママの服装もカジュアル寄りかどうかを先にすり合わせておくことが大切です。
当日に困らないための準備と動きやすさ
七五三は、パパにとって「服装」だけでなく「動き」の日でもあります。着物の子どもは歩きにくく、途中で抱っこをせがまれることもよくあります。
前日までにやっておきたいこと
- スーツやシャツにシワや汚れがないか確認し、必要ならクリーニングに出す
- 革靴を磨く
- ネクタイの色を子どもの衣装・ママの服と並べて確認する
- 参拝する神社の受付時間や、ご祈祷の予約が必要かを確認する
当日あると助かるもの
| 持ち物 | あると助かる理由 |
|---|---|
| 子どもの着替え・ふだん履きの靴 | 着物で疲れたら着替えられる |
| ウェットティッシュ | 千歳飴や食事で手や顔が汚れやすい |
| 大きめのトートバッグ | 草履や脱いだ羽織、千歳飴をまとめて持てる |
| 飲み物・小さなおやつ | 待ち時間のぐずり対策 |
荷物持ちと抱っこの係は、パパが引き受けると当日の動きがぐっと楽になります。ジャケットは、抱っこするときに肩や腕が動かしやすいかも試しておきましょう。
写真撮影の日は「家族の並び」を意識する
前撮りや写真館での撮影では、パパの服装は写真に長く残ります。子ども・ママと並んだときに色がバラバラにならないか、事前に服を並べて確認しておくと失敗が少なくなります。撮影の日だけパパも衣装を借りる、という選択肢もあります。
まとめ
七五三のパパの服装は、次のポイントを押さえておけば安心です。
- 主役は子ども。子どもの衣装より格上・派手にしない
- 子どもが洋装ならパパも洋装に。和装は子どもが着物のときに
- ママと「きちんと感」のレベルをそろえる
- 迷ったら紺かグレーのスーツ+お祝い感のあるネクタイ
- 参拝と撮影を分けるなら、服装も分けて考えてよい
七五三の服装に厳密な決まりはありません。大切なのは、子どもの成長を家族でお祝いする気持ちです。服装の準備を早めに済ませておけば、当日は荷物持ちや抱っこでしっかりサポートしながら、子どもの晴れ姿を落ち着いて見守れます。







