hina-600x400 雛人形。女の子ふたりめの場合どうするか迷うところですね。一般的な対応をまとめてみました。

“あかりをつけましょ ぼんぼりに~ おはなをあげましょ もものはな~”

3月3日はひな祭りですね。

ひな祭りと言えば雛人形ですが、この雛人形は女の子がいる家庭で飾ります。

上の子が女の子であれば、当然1セット必要ですが、もしも、下の子も女の子だった場合には、どうすればよいのでしょうか?

もう1セット必要なのか?それとも1セットを兼用で良いのか?調べてみました。

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雛人形を飾る3月3日とは?

3月3日は女の子健やかな成長を願うための大切な日です。

そして、女の子が誕生してから初めの3月3日を“初節句”と言います。

初節句には、家族やおじいちゃん、おばあちゃんを交えて、食事会をしたり、雛人形を飾ったりしてお祝いをします。

誕生から初めての3月に雛人形を飾るということになりますので、1月2月生まれの女の子がいる場合、雛人形の準備にバタバタしてしまうことも考えられます。

そんな時には、最初の年は見送って、次の年に雛人形を準備するという家庭も増えてきました。

産後すぐはママの体調も不安定な時期ですので、一年見送ったほうが余裕を持って初節句が祝えますね。

 

雛人形を飾る意味

雛人形には、持ち主の災いの身代わりとなって守るための役割である“お守り”のような存在です。

雛人形を飾ることが習慣化されてきたのが江戸時代だといわれていますので、とても長い歴史を持っている行事なのです。

 

雛人形は、女の子1人に対して1セット必要?

雛人形は、持ち主のお守りという役割を果たしていると言いましたね。

ですから、女の子1人に対して雛人形が1セット必要ということになります。

1セットで2人、3人と姉妹皆を守ってくれればよいのですが、そうはいかないようです。

このことから、2人目が女の子であれば2セット、3人目も女の子であれば3セット準備するというのが正しいです。

しかし、雛人形は1セットでも揃えようとすればお金が掛かりますし、物によってはそれなりの場所も必要ですので、なかなか1人に対して1セット用意するということは容易ではありません。

 

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雛人形の飾り方の種類とは?

ここで、雛人形についても少しご紹介していきますね。

  • 3種類の雛人形の飾り方

  1. 親王飾り・・・お殿様とお姫様の2人だけを飾ります。
  2. 七段飾り・・・最も豪勢なのが七段飾りです。お殿様、お姫様、三人官女、五人囃子、随巨、仕丁の総勢15人の人形を飾ります。
  3. 五人飾り(二段または三段飾り)・・・お殿様、お姫様に三人官女を加えた段飾り

 

昔は、大きな七段飾りを置く家庭も多くいましたが、最近ではコンパクトな親王飾りが好まれる傾向があります。

七段飾りだと、1部屋飾る部屋を用意する必要があったり、予算のことも気になります。

雛人形のお値段はピンキリではありますが、人形の数が少なければ場所もとりませんしお値段も安くなる場合がほとんどです。

ちなみに、雛人形の相場を知らない人も多いと思います。

  1. 親王飾り…5万円~10万円前後
  2. 七段飾り…20万円~50万円前後
  3. 五人飾り…10万円~20万円前後

一番人形の少ない親王飾りでもかなり高額でビックリしませんか?

これを女の子の数分揃えるなんて…!揃えてあげたい気持ちは山々ですが難しいですよね。

 

姉妹分の雛人形の揃え方にはこんな方法が!

実際に姉妹のいる家庭では、雛人形を1セットずつ揃えるのは難しいので、自宅にある雛人形セットに不足している人形を用意してあげるという方法を選択するのが多いようです。

1人目の時に親王飾りだけであれば、追加で三人官女を用意する、もしも、1人目で七段飾りがあれば、2人目にはつるし飾りを用意するという方法もあります。

つるし飾りにも厄除けや幸せを願う効果がありますので雛人形と同じ意味を持ちます。

 

最後に

我が家にも女の子が1人いますが、毎年雛人形を飾ってあげるととても嬉しそうに眺めています。

ご家庭に女の子が2人3人といる場合には、追加で用意をするのも良いですし、既にある雛人形を共有してお祝いをしてあげるのも間違いではないと思います。

大切なのは、子供がみんな元気で楽しく毎日を送って欲しいと強く願うことなのではないでしょうか。

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