育児給付金!出産前に知っておきたい制度の概要と申請手順

育児給付金!出産前に知っておきたい制度の概要と申請手順

savings-600x305 育児給付金!出産前に知っておきたい制度の概要と申請手順

育児給付金という言葉を聞いたことはあるけど詳しい内容や、申請にはどうすればいいか分からない人も多いのでは無いでしょうか?

この育児給付金ですが、産休を取る前に詳しい内容を知っておいた方が制度になるのでこれから産休を考えている方や、将来的に産休を取得したいと考えている方は事前に知識を身に着けておきましょう。

この制度を申請するかしないかでは育児休暇中の収入が大きく変わってきます。

申請方法を事前にきちんと確認して、確実に受給できるように手順についてご紹介します。

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育児給付金について

育児給付金が実際に支給される期間についてですが、支給されるのは「育児休暇を取得している期間」になります。

この育児給付金というのは育児休暇を取得している期間、給料の代わりに支給されるものです。会社によっては全額でなくても育休中に給料を支払ってくれるところもあるとは思いますが、法的に育児休暇期間は給料の支払いが必要無いので支払わない会社が殆どなのが現状です。なので育児休暇を場合必ず申請しておいた方がいい制度になります。

 

育児給付金を申請するといくらもらえるの?

生活していくにはお金は必要ですよね。そんな中気になるのは実際いくらもらえるのかという部分。

支給される金額は育児休暇の期間によって少し変動があります。

・出産から180日目までの間=月給の67%

・180日目から育児休暇終了の期間まで=50%

の支給金額となっています。

月給の計算方法ですが交通費や残業代も含めた月の給料から計算します。

ただし育児給付金には上限があり、月収が高額であっても月の支給は最大

・67%の場合=285,621円

・50%の場合=213,150円

となっています。仮に月の収入が1000万円を超えていても上限金額以上の支給額は受け取ることが出来ないので注意して下さい。

金額については下限も設定されており、

・67%の場合=46,029円

・50%の場合=34,350円

になります。

 

申請に必要な条件

育児給付金の需給を受けるには条件があります。それほど難しい条件ではありませんが申請する前に必ず確認が必要です。

  1. 雇用保険に加入者であること
  2. 育児休業をする前2年間のうち、1ヶ月の労働日数が11日以上で12か月行っているか。
  3. 育児休業中に、勤務先から1ヵ月に月給の80%以上のお金を貰っていないか

4.育児休暇を取得してから一か月区切りで休業日が20日以上あること(10日以上労働していない)

5.育児休暇終了後、同じ職場に復帰する意思、または契約がある人。

 

必要な手続きについて

申請の方法についてですが、申請は会社が代行してくれる場合と自分での申請を会社からお願いされるこのどちらかになると思います。

会社が手続きを代行してくれる場合は会社から渡される書類を記入に会社へ提出します。

 

では自分で申請する場合

  1. 会社から申請に必要な書類を貰う

※必要書類も自分で用紙してほしいと言われた場合は住んでいる場所から一番近いハローワークへ連絡してください。申請に必要な『育児休業給付金支給申請書』がハローワークから交付されます。もしくは、ハローワークのホームページから書式をダウンロードすることも出来るのでそれを自分で印刷しても構いません。

 

2.申請に必要な書類『育児休業給付金支給申請書』『賃金台帳や出勤簿など、支給申請書の記載内容を確認できる書類』『母子手帳など、育児の事実が確認できる書類の写し』をハローワークの窓口へ提出する。

 

以上の手続きが必要となります。

申請する前に一度書類を提出するハローワークの方へ問い合わせをすることをおススメします。

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育児給付金についてまとめ

育児給付金についてご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか。

少し複雑に感じますが、会社やハローワークには詳しい知識を持った人は必ずいるので相談しながら早めに手続きを終わらせてしまいましょう。

そして育児給付金ですがもちろん男性の育児休暇の際も適応可能です。条件は女性と同じなので男性だからといって特別な書類や審査はありません。

男性の育児休暇取得率が低いのは社会全体を見ても明らかですが、現在は男性の育児休暇を推奨する会社や社会活動が目立ってきています。育児休暇について一度夫婦で話会ってみてはどうでしょうか。

 

育児給付金は早く知ることが出来れば早い方がいいです。事前に知識が身についていると、いざその時になってスムーズにストレスなく手続きを行えるでしょう。

何事の心配もなく赤ちゃんを迎えられるように準備はしっかりとしておきましょう。

 

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