「睡眠負債」という言葉が話題です。
「スタンフォード式 最高の睡眠」 西野精治 氏の著書が引き金になり、メディアでも取り上げられ今年の流行語大賞にもノミネートされそうなほどです。睡眠負債というのは、積み重なった睡眠不足なんですが、これがどの様な深刻な問題につながるのか、睡眠のメカニズムと、慢性的な寝不足のチェック方法と眠りの質を高める対策をお教えします。
眠りにスムーズに入るために必要なことをまとめてあります。この内容の通りに進めていけば、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)の改善につながります。子供の成長に大きなプラスになります。
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睡眠負債が及ぼす子供への影響
- 昼間の集中力が無くなる
- 朝起きれない
- 身長が伸びない
- 骨が弱い
- 体力がない
- 成績が悪い
人は寝ている間に体を治しています。疲労を回復させ痛んだ組織を修復しています。子供ならドンドン組織を成長させていくのが睡眠です。ですから、寝ないことにはカラダ(脳力、体力)は作られません。
睡眠障害を解消!眠りのリズムを整えよう。
シッカリ深い質のよい睡眠が出来てくれば、先の章の悪い影響はすべて解消されます。
では、どの様にしてくいのがよいのか?
睡眠のメカニズムを知って睡眠負債対策をしていきましょう。
まずは、睡眠のメカニズム。
睡眠にはリズムがあります。そのリズムとは・・・。
- 光
- 眠りの物質
- 深部体温(体の内部の体温)
これらのリズムを解説していきます。
睡眠には3つのリズムがあります。
- メラトニンリズム
- 睡眠-覚醒リズム
- 深部体温リズム
・メラトニンリズム
光を感じると増えて明るくなると減る物質です、睡眠を促す物質であることが分かっています。
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・睡眠覚醒リズム
普通に生活しているときでも、起きているだけで分泌される物質があります。大脳を眠らせよう眠らせようと働いている物質(プロスタグランジン)が増えていきます。この大脳を眠らせる仕組みが働く時間は、起床後8時間と22時間。眠り物質のプロスタグランジンの蓄積させないための方法は後述します。
・深部体温リズム
深部体温のサイクルは22時間。
深部体温は文字通りからだの深い部分の体温です。内部の温度のリズムは強いです。狂いにくいです。この深部体温が体内時計として働いているといわれています。深部体温は起床後8時間後に一番高く、22時間後に一番低い。このリズムを意識して行動することで体のサイクルが整い眠りも自然に深くなっていきます。
子供の睡眠負債が返済されてくると
- 長時間の睡眠でなくても疲れは取れてくる。
- 落ち着いてきてイライラしなくなる。
- やる気が出てくる。
- 集中力が高まる。
睡眠の質を変えるためにいくつかの行動することで睡眠の質がガラッと変わります。
まとめ。具体的に何をするのかだけをまとめると
- 朝、目覚めてから4時間以内に光を浴びる(朝に日の光を浴びることで体内時計をリセットする)
- 昼、10分目を閉じる (眠らなくても目をつぶるだけで脳を眠らせようとする物質が減る)
- 夕、5分身体を動かす(デスクサイドで背筋をしゃきっと伸ばし、肩を回す程度でOK)
やることはこの3つ。たったこれだけです。難しいことは無いんですが、信じることと忘れないこと。ほんとに?と思わず試してください。眠りの質が変わります。そして、メモ書きをモニターにでも貼り付けておいてください。
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