交通公園で4歳末っ子が自転車デビュー

交通公園で4歳末っ子が自転車デビュー

補助なし自転車に乗れるようになるというのは子供にとって大きな関門の一つだろう。

昔は公園でお父さんが後ろから支えて「お父さん離さないでよ」「大丈夫。押さえてるからしっかりペダル踏むんだよ」「ウワァー、ガシャーン」みたいな根性練習が主流だったように思うが、いまでは、キックバイクなどで、足こぎというか地面を蹴ってまずはバランス感覚を鍛えてからペダル付きの自転車にのると早く乗れる。こんな、ノウハウが確立されている。

我が家でもそれに乗っ取り長男、長女は自転車クリアしていた。

ウチの末っ子(4歳)はまだまだだったが、ペダルの着いた自転車に乗りたい。と最近言い出したことをきっかけに、自転車(ペダル付き)にトライすることにした。これから子供の自転車練習をしたいという親御さんには参考になる無いようだと思います。

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自転車練習の場所選び。

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自転車の練習を始めてみると「公園で自転車練習しないでください。」など制限のあるところが多い事に気付く。幸い狭い場所ではあるがマンション下に練習でいそうな広場はあったのでそこで長男長女は練習できていた。子供にとって自転車は楽しいアクティビティで週末はマンション下の公園で、半日つきあわされる。兄(7歳)、姉(5歳)はペダルつき自転車に乗って、末っ子はキックバイクで遊んでいたが、のびのび走らせてあげたい。そのほうがうまくなるとも感じていたので、末っ子の希望をきっかけに交通公園を探してみる事に。

ウチの近くに3カ所ほど有った。通えそうな候補は、北鹿浜公園、板橋区交通公園。

マンション下の公園では、狭いために思いっきり乗り回せるわけではないが、ここでは一周800メートルくらい有るのでかなり乗りごたえが有るようだ。

末っ子は、じっくりとキックバイクでバランス練習していたので、すぐ乗れた。横についてバランスが崩れそうになったときに、上半身を軽く支えるくらいのサポートで30分くらいで問題なく乗れるようになった。

ペダル付き自転車に乗るために必要だと感じた条件

一人で乗り出すまでに必要だと感じた点をまとめてみると

  1. 足を浮かせて長くバランスがとれる。
  2. 短時間で安定スピードに持っていくための脚力

スピードが乗って両足を長く浮かせた状態でバランスを取れるようになることと、ある程度のスピードがつけばバランスが崩れにくいということを感覚的に身につかせることが必要と感じたこと。

スタート(0km~安定スピードまで)は脚力がいるので幼児には難しいため足で地面を蹴らせ(走らせ)スピードが乗ってからペダルに足をかける。

このペダルに足をかけるのも幼児にはなかなか難しいようだ。なので、ここは意識的に練習する必要があると感じた。ペダルの位置を把握していないのでペダルに、足をかける前に失速しがち。

練習方法として、自転車のハンドルを前から支え、下を見ないでペダルに足を乗せる練習をした。

 

「せーの、パッ!」と一瞬であしがペダルにかけられるようになれば申し分ない。

練習すれば割とすぐできるようになった。

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一人で自転車に乗れるようになった段階を見てみよう

脚力が足りなくてスピードに乗れない。この段階では、まずはスタートは置いといて安定スピードでのバランス感覚に注力したい。

 

段々慣れてきてた。スピードが乗ると安定するのが体感的に分かり、足でスピードを上げてからペダルを踏み始めるようになった。特にアドバイスはしていないが自分で感覚的につかんできたようだ。

 

うまく乗れている。ここまでくれば自信が出てくる。

 

後日、別の交通公園。(北鹿浜公園)何も言わなくても勝手に乗って勝手に感覚を修正している。

 

親が把握しておくべき乗りこなすためのプロセス

脚力はスグに増えるわけでもなく年齢が上がれば自然についてくるのでここはしかたない。キックバイクの要領で地面を走らせスピードが乗ったらペダルに足をかけて漕ぎ出す流れで進めてみた。

  1. 地面を蹴ってスピードを上げる。
  2. 足を長く浮かせていられる
  3. ペダルを見ずに足をかける

この3つがクリアできれば年齢体力に関係なく補助なし自転車に乗れるようになるなと実感した。

出来ないことは叱っても出来ない。分解して段階的に練習をさせる

余談だが交通公園のコース外のスペースでマイ自転車を持ち込みスパルタで子供に練習させていた親がいた。「そこでグッと踏むんだよ。あっちまで一人で走って戻ってきて」子供はビクビクしているようだ。出来ないものはできない。でもやら無いと怒られる。そんな雰囲気が表情から読み取れた。

その子の改善のポイントを私なりに分析してみた。

  1. 自転車がカラダに対して少々大きくペダルのストロークが大きい。なのでその子の脚力では強く踏み込めない。=安定スピードまで上がらない。だからフラフラして止まってしまう。
  2. ハンドルまでの距離が遠い。車体のバランスを取りにくい。

対策

その自転車で乗れるようにするためには足がべったりつくところまでシートを下げる。

足で地面を蹴って走り安定スピードまで持って行き、乗れるバランスを体感し自信を持たせる。(ある程度の期間はペダルを外してキックバイク使用にしてバランス養成に集中しても良い)

ペダル(下)を見ずにペダルに足を一瞬でかけられるように練習する。

この段階を経ずに「何で出来ないんだ」といわれてもねぇ・・・。

まとめ

子供にとっては楽しいアクティビティのはずの自転車も、楽しくない、練習が怖い、うまくいかなくて面白くない。こうなってしまうと子供にとっては残念です。

早く乗れたからといっても街中で乗るための判断力は子供ではまだまだなので公道では走らせられませんから、親が焦ることは無いと私は思います。

少しずつステップをクリアして一歩一歩小さな成功体験をすれば楽しみながらドンドンうまくなっていきます。

 

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