自転車練習法。乗り方基礎の基礎。ここをクリアするのが早道。

自転車練習法。乗り方基礎の基礎。ここをクリアするのが早道。

 

thumnail-practice-of-bicycle 自転車練習法。乗り方基礎の基礎。ここをクリアするのが早道。
自転車の学ぶべき基礎はシンプル。一つのポイントを知って慣れれば、自然にうまくなります。

 

自転車は、子供に早くしっかり覚えさせたい技術の一つですね。

でも、小さい子供には危険も伴います。公道に出れるまでを早くというよりは、曲がる、止まる、周辺状況の判断。これらをしっかりと身に付けられるようにしたいものですね。我が家でも勿論安全第一で、公園内だけでの練習。精神的な成長も伴ってから判断力がついてからの公道デビューと考えています。

先を急がず、確実な運転ができるような練習法をここでは紹介していきます。といっても、自転車の基礎の基礎を身に付ければ結果的に早く乗れるようになります。ですから、ここにある練習法を取り入れるとお子さんは安心して怖がらずに乗れるようになるので結果的に早く乗れるようになっていきます。

2歳の次男も結構イケてる感じの動画も載せておきます。参考にどうぞ。

安全面も考えながら自転車の乗れるまではどの親御さんも心配はあると思います。乗れるようになってしまえば何のことはないが練習中はどうしたら早くうまくなるのか?

 

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自転車の乗り方を身に付けるための課題をまとめました。

  1. 怖さの克服
  2. バランス感覚(二輪で安定して走る)
  3. ペダルを力強く踏む脚力
  4. 思い通りに止まれるブレーキ操作
  5. 狙ったラインを正確に走れるハンドル操作
  6. 道路状況を把握し安全に走る為の判断力

これらがそろって安全に公道を走れるようになります。

自転車に乗る為の技術と事故にあわずに安全に走るスキルの両方が必要です。乗るだけならそれほど難しくないですが安全に走るという事を徹底するのが難しい。

状況判断力に関しては、年齢がある程度上がらないと対応でいない部分もありますので、その一つ手前の「自転車を安全に乗りこなす技術」面のトレーニングを分解して5ステップに分けて解説します。

 

1、怖さの克服 2、バランス感覚

この怖さが一番ですよね。大人でも初めて挑戦することは怖いものです。自転車は乗ったことなくても、『転んだら痛いだろうな』というのは想像できます。ここでは、1,2、共に怖さにつながると思うので一緒に考えていきます。

今どきは、「キックバイクで(自転車のペダルを外した状態)少し走り回らせた後に直ぐに自転車に乗れるようになった。」という話もよく聞きます。

でも、小さい子は特に、「サーッ」と走ればいいのに、「ヨチヨチ」歩く子も多いです。これは、楽しさよりもまだ怖さが勝っている状態ではないかと私は思いました。

自転車に全く乗れない子は

  1. 初めての挑戦での怖さ
  2. 上手く二輪でのバランスが取れない怖さ

この二つが大きな心的障害になっていて思い切って練習できない。

初めての挑戦での怖さという部分は時間とともにその日の内になくなるでしょう。問題はこの2ですね。二輪でのバランス感覚。足をついていいキックバイクでさえも走りながら足を浮かせるというのは小さい子には怖さはついて回ると思いました。そこで、「その場での足浮かせ練習法」をやらせてみる事にしました。

結果とやり方は後述します。

 

3、ペダルを力強く踏む脚力

これは自転車が体格にあっていないと起こる問題点です。ウチの長男は、4歳の誕生日に親戚に自転車を買ってもらいましたが、小学校2年生が乗るくらいの自転車だったので、サドルを一番下にしても両足の爪先がかろうじて着くくらいでした。

正直これでは怖いですよね。乗れない子が最初に練習するには。

なので、とりあえずサドルを外し、とりあえずの薄いイスを作りフレームに取り付け、フレームに直座り位の高さで座らせるとかろうじて片足べったり、片足爪先位にはなりました。

キックバイク的にそれでしばらく練習させてみると大分乗れるようになってきたので、ペダルを付けてみました。しかし、サイズが大きいのでペダルのストロークも大きく結構力が入るようで下までスムーズに踏み込めませんでした。

自転車やさんに聞いても「脚力の問題だから・・・」ということでした。といっても、子供の成長は早い。数か月したらもう踏み込めるようになっていました。

そこは問題ないんですが、出来ないことでのやる気をなくさせない様にという事を意識しました。

親が早く乗れるようにという期待をかけすぎると子供が辛くなってしまうなと感じました。ですからウチでは、

今日はここまで。と出来ても出来なくても終わるラインを決めて練習していました。

という事で脚力に関しては成長を待てば特に訓練などしなくても自然に出来るようになります。モチベーションの維持を心掛ける事の方が重要でした。

4、思い通りに止まれるブレーキ操作

私はココを気にしています。

自転車でもバイクでも車でも、シッカリ止まれることで、しっかり走れるようになると考えています。走らなければ転ぶリスクも減りますし、止まっていれば追突でのケガのリスクも減ります。思い通りに止まれればケガの危険性はだいぶ減ります。

シッカリ止まれるようになってから、本格的に自転車での走る練習をしました。

ホント性格でますよね。こういう基礎的な事をキッチリやるのが自分は好きなもので、つい子供にもやらせてしまいます。面白くないですよね。たぶん。

でも、安全のためにまずはココからやるよと言って聞かせました。

  1. ペダルを一踏みして、2メートル先で止まる。
  2. これを繰り返し、
  3. ペダルを三回回して決めた停止位置で止まる。
  4. だんだん走りながら気持ちよく乗れてきたころに、前に出て指示。「ここで止まれ」と。

そんなこんなでシッカリ止まれるようになりました。

 

5、狙ったラインを正確に走れるハンドル操作

シッカリ踏み出せて止まれれば後は走行中のマシンコントロール。

これは8の字走行をさせます。大体最初は、公園の外周などを大きく走ると思います。可能であれば、右回り左回りを交互にして8の字を描く。慣れてきたら、円を小さくしてカーブをきつくしていきます。

これになれて来たら、行動へ出た場合の判断力養成ですね。うちはまだ、その段階ではないのでこのページでの解説は、自転車をコントロールするというところまでです。

次は具体的な練習方法を紹介していきます。

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自転車練習法。乗り方基礎の基礎。その場で足を浮かす「ステップ1,ステップ2」

ステップ1、怖さの克服

ステップ2、バランス感覚

この2つのステップを解消して自転車の楽しさを一気に深めていくための練習法です。

これがまた地味です(笑)ですがそんなに時間を掛けなくても直ぐにコツをつかんで上手くなります。

ここでは、「次何秒できるかな?」「5秒?」「10秒?」と競争心をあおっておくと、結構楽しんで取り組みます。

うまく出来た時は大げさに喜んでみて下さい。上手くのせると「次はもっと長くやるよ」と自分から積極的にやりだします。

 

止まって足浮かせのステップ(良いネーミングができない(汗)

  1. 自転車の前に立つ(しゃがむ)
  2. ハンドルを持ってサポートする
  3. ハンドルを支える力は入れたり入れなかったりで、転ばないための、大きく傾き過ぎないためのサポートをする程度
  4. 両足を浮かせるように指示。(持ち上げ過ぎない方が上手くいきます。)
  5. 目標設定(秒数)をさせる。

 

「ヨチヨチ」歩きだった次男でしたが、これをやらせたあとに走らせたら、ガンガン駆け出しました。全然怖さはないようでした。し、バランス感覚が非常に良くなりました。

下がその時の動画です。2歳です。家の中で遊んでいるくらいで外で自転車(キックバイク)に乗るのは半年ぶりくらいかも。

足を浮かす ステップを練習した後。スムーズに駆け出している。<次男編>

その場足浮かせステップを練習する前は、ホントにヨチヨチ歩きでしたが、その場練習を5回くらいしてから、自由に走らせると見違えるようにうまくバランスが取れるようになりました。

まあまあキックバイクが上手くなって来ていた長女(4歳)にもこの練習をさせてみました。

まだ、ペダル練習はしていません。この子も、外での練習は半年ぶり位です。ブランクはあっても、直ぐ勘を取り戻しますね。

怖さがなくて、バランスがうまく取れるようになると楽しさが倍増するようです。

 

走りながら足を長く浮かすステップ・自転車練習法。乗り方基礎の基礎。<長女編>

 

自転車練習法。乗り方基礎の基礎。完成型。長男編。

このくらいになると乗ること自体はもう安心だ。基礎の完成型といえるでしょう。

ここでも手を離したりしているが、調子に乗るのでその辺のコントロールが出来るようになって初めて公道デビューですね。

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