子供のネット環境が心配されている。我が家でも小学生だが、一人で習い事に出かけるときの安全のためにGPSアプリを設定したスマホを持たせている。子供自体が発信したりネットをすることはないが、自分でスマホをいじりだすと様々な問題も考えられる。
そのあたりを調べてみた。
インターネットが普及している便利な時代
子供、大人を抜きに学ぶときには文字だけよりも、動画で解説があったほうが実際に自分で行おうとすることが確実にイメージできる。ネット検索も大幅に時間の短縮が出来る。インターネットを使っているものにとってはもう手放せない。
当然子供の学習効果もあがるのは分かる。
大手塾なども教材を電子化しタブレットを用いた授業を行うことを売りにしているところも出ている。
便利だからこそ、その弊害も知ってバランスよく使いたいものである。
電話番号を知らない。考える力が減る気がする
文字を手書きで書いていると漢字が出てこない。誰でも感じることではないだろうか。
昔は、家の電話番号お友達の電話番号も覚えていたもんだ。03-●●●●ー1234とリズムで何軒でも覚えていた。100件くらいは頭に入っていたのではないだろうか。
ボタンを押せばパッと出てくるので覚える必要がない。漢字の変換も同じ。だから、考える力覚える力も必要でないところはドンドン減っていく。必要なところだけ衰えなければいいんだから「番号は覚えなくてもいいんじゃない?」という意見もあるかもしれない。
覚えておく記憶の機能自体が衰えるのではないか?という部分が心配になってしまうのは私だけだろうか・・・。
早く始めればいいわけではない
プログラミングを子供のうちからやらせるのはナンセンスという意見
プログラミングを一部上場企業の社員に教える研修を行っているIT企業の社長に先日お話を聞いたら、「子供のうちからプログラミングなどやる必要はない。プログラミングなんて誰でも出来るんだから。」といっていました。
まったくプログラミングをしたことがない私にとっては驚きだが実際にそのようです。彼は、まったくの素人でも3ヶ月この会社で作ったソフトに則って練習をすればプログラマーになれるという。
だから、「子供のうちは子供の時にしか出来ないことをするべき」とはっきりといっていました。確かにそうかもしれませんね。コンピューターを使うのは人間で、コンピューターに向き合うことしかしてこなかった人間と、たくさんのもの人に触れて育ってきた人間ではコンピューターを使って表現する場合、扱う人間の感性次第で大きく結果は変わってくると思う。
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ネットの低年齢化と今後の不安
※ベネッセの記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00010000-benesseks-life
利用の低年齢化を踏まえて教材を改定
今回の改訂では、ネットやスマホ利用者の低年齢化を踏まえているのが特色です。
内閣府の調査(2017年度)によると、小学生でも55.5%がスマホ(29.9%)か携帯電話(29.4%)を持っています。さらに、パソコン(14.3%)とタブレット(35.3%)を合わせると49.6%になります。意外な落とし穴が、ゲーム機(53.9%)です。通信機能を備えたものが多く普及しているため、無防備なままネットに接続してしまうからです。そこで心配されるのが、「ネット依存」です。総務省の調査(2015年2~3月、横浜市内の公立中学校を対象に実施)では、ネット依存傾向が「高」と判定された中学生(5.7%)は少なかったものの、「中」(48.8%)と合わせると54.5%と半数を超えます。
ネットを多く使う子どもは、どれくらいの時間が「使い過ぎ」なのかの感覚もまひしてしまいます。静岡県でネットやゲームを使い過ぎだと感じる時間について尋ねたところ、平日に30分以下しか使っていない「ネット利用少」の小学生では「30分以上」が30.2%、「1時間以上」が34.0%、「2時間以上」が17.9%などだったのに対して、3時間以上使う「ネット利用多」の小学生では「4時間以上」が31.0%、「6時間以上」が20.7%、「8時間以上」が13.8%となっています。
ネット依存
ここに表されている中で気になったのは、「ネット依存」だ。
ネットは便利なもの。作業を早く効率よくしてくれるもの。
であるが、あくまでもツールであり、コンピューターに支配されていては本末転倒だ。
ツールとして使うが、その前にシッカリとした判断、自分を律する部分というのは当然、親、周りの環境で教育していかなければ行けない。
「自分自身」をシッカリ確立していくのと同時進行でなければパソコン、インターネットの利用は親が管理していくべきだと私は思う。
長くネットを使っているのが当たり前の子にとっては、使いすぎ時間の判断は自分の都合の良い様に判断しがちである。
パソコン、インターネットをあくまでもツールとしての利用と位置づけ、その利用方法、時間の制限の「判断」は自分で行わなければ行けない。
依存にならないためにも。
親が手をかけて上げられないからゲームをやらせておく。退屈しないようにyoutubeを見させておく。何の考えも無しの親がこのような利用の仕方をし始めたら要注意かもしれない。子供の判断基準、判断能力を高めるためにも一緒にいる時間、考え方を伝える時間を出来るだけ持ちたいものだと思う。
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